投稿日:2022/01/27
引越し業者が使用しているトラックの大きさにはいくつかの種類があり、費用もそれぞれ異なります。トラックの大きさは営業担当が訪問見積もりの際、荷物の量を見てから判断するのが一般的。でも、自分の荷物だとどのくらいの大きさのトラックが必要なのか気になりますよね。
また、近距離の引っ越しを予定している方の中にはレンタカーでトラックを借りて自力で引っ越しをすることを考えている方もいらっしゃることでしょう。
ここでは引っ越しに使用されるトラックのサイズと費用、どのくらい荷物が積めるかなどについて詳しく説明していきます。
引っ越し業者が所有しているトラックの大きさとそれぞれに積める荷物の量の目安は上の表の通りです。
単身引越しでは2トントラックが用いられることが多くなっていますが、2トントラックにはショートとロングがあり、大きさに差があります。
トラックのサイズ | 荷物の目安 |
---|---|
軽トラック | 単身向け。ワンルーム、1Kへの引越し |
2トントラックショート | 単身向け。ワンルーム~2Kまで |
2トントラックロング | 2人暮らし向け。2K~2DKくらい。大型の家具も可。 |
3トントラック | 家族の引越し向け。2K~3DKくらいまで |
4トントラック | 家族の引越し向け。3K以上への引越し |
引っ越し業者が所有しているトラックの大きさとそれぞれに積める荷物の量の目安は上の表の通りです。
単身引越しでは2トントラックが用いられることが多くなっていますが、2トントラックにはショートとロングがあり、大きさに差があります。
2トンショートトラック
高さ2.2m 横幅1.7m 奥行き3.1m 3畳くらいの広さ
2トンロングトラック
高さ2,25m 横幅1.8m 奥行き4.5m 5畳くらいの広さ
大型の荷物がある場合、2トンロングトラックがおすすめ。ただしショートとロングでは基本料金も異なるので、訪問見積もりで正確に判断してもらうのがいいでしょう。
トラックのサイズ | 引っ越し料金と作業員の目安 |
---|---|
軽トラック | 15,000円~ 作業員1人 |
2トントラックショート | 20,000円~ 作業員1人 |
2トントラックロング | 35,000円~ 作業員2人~ |
3トントラック | 45,000円~ 作業員2人~ |
4トントラック | 54,000円~ 作業員2人~ |
上記の表はトラックのサイズと引越し料金のおおよその目安です。
この他、引越しの距離や作業員の人数、作業にかかる時間、大型の荷物の有無、何階から何階への引越しなのか、エレベーターがあるかどうかなどによって引越しの料金は変わってきます。
トラックの大きさだけで、引越し料金を算出するのは難しいため、正確な料金を知りたい場合は見積もりを依頼するのが一番でしょう。
その名の通り、2トントラックは約2トンの荷物を運ぶことができます。荷物を積むと言うと高さのある冷蔵庫や大きなソファが載せられるか?といったスペースのことばかり考えがちですか、実は重さも重要なポイント。
特に注意したいのが大量の書籍です。 本は量に対して重さがあるため、スペースに余裕はあるのに、重量が最大積載量を超えてしまうということも。この場合、事故防止の観点からトラックは出発することができません。
大量の書籍を持って行きたいという方は、事前に訪問見積もりを受けてトラックに積み切れるかどうか判断してもらうか、別に配送することを検討したほうがいいでしょう。
長距離の引越しの場合自力で引っ越しするよりも引越し業者に頼んだ方が料金は安く済みますが、近距離の引越しでは、自分でレンタカーを借りて荷物を運んだ方が安いこともあります。ここからはレンタカーでトラックを借りる場合について説明していきましょう。
レンタカーを12時間借りたときの料金の目安は以下の通りです。以下、普通免許で運転できるトラックに限定してご説明します。
レンタカーを借りる時にかかるのは、車両のレンタル料金のほか、ガソリン代など。満タンにして返さなければならないという点と、乗り捨て料金や免責補償料金といったオプション料金が発生する場合があります。時間内に返しにいかないと延長料金もかかるので注意してくださいね
● レンタカーの免責補償料金とは
レンタカーを借りて事故を起こした場合、レンタカー会社が加入している自動車保険から保険がおります。しかし、借りる側の負担はゼロではありません。
例えば契約内容に「免責額5万円」と指定されている場合、事故を起こせば、利用者は5万円まで負担しなければなりません。この免責額を支払わなくて済むためにあるのが免責補償料金です。
免責補償料金の金額は1,000~2,000円程度。慣れないトラックの運転で事故を起こさないとも限らないので、支払っておくのがオススメです。
● 資材購入やレンタル、お手伝いの依頼も必要
レンタカーを借りて自力で引っ越しする場合、ダンボールやガムテープなどの梱包資材、台車、なども自分で用意する必要があります。
特に台車はないと不便なので、レンタルするなどして是非用意しましょう。レンタカーの会社の中にはオプションとして台車のレンタルを行っているところもあるようです。
また、家族や友人に頼んで引っ越し作業を行う場合、手伝ってもらったお礼としてお金を包んだり、食事を用意したりということも考慮しなければなりません。
レンタカーを借りて自力で引っ越しをする場合、以下のポイントをクリアできるか確認しておきましょう。
トラックは慣れていない人が運転すると、駐車しにくかったりスリップしやすく感じたりすることがあります。家電や家具などの重い荷物を乗せて運転することは素人には難しく感じるかもしれません。
また、トラックを借りてみたものの旧居や新居の入り口付近に駐車することができず、荷物の運搬に手間取ってしまうということも。
レンタカーを借りて自分で引っ越しをするかどうかは、駐車禁止区域や道幅などを確認して、スムーズに引っ越し作業ができるかどうか下見をしてから決めるといいでしょう。
近距離での引っ越しは、レンタカーを借りて自分のペースで引っ越しをした方が、費用の総額は安くなることがあります。大勢の友達でワイワイ楽しみながら引っ越し作業ができるという人はレンタカーでの引っ越しを検討してみてもいいでしょう。
ただし、安くなるといっても自分で引越しする場合と引越業者に依頼する場合の差額は数千円程度であることがほとんどです。
限られた人数と時間で重い荷物を運ぶ、誰かに手伝いを依頼する、荷物を積載したトラックを運転する、資材をすべて自分で用意する…というプロセスを全て自分で行うと考えると、引越し業者に頼んだ方がコストパフォーマンス面で優れていると言えます。
例えば「25,000円払ってレンタカーや資材の調達に奔走しながら引っ越しする」 のと、「30,000円払ってすべておまかせできる安心感と手軽さ」 を比較しつつ、時間と労力などを含めてどちらが見合った方法であるか考えてみることをおすすめします。
投稿日:2022/01/27
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