投稿日:2021/05/18
開会日まで100日を切った東京オリンピック。開催前はオリンピックを見すえた不動産投資が盛んに行われていましたが、現在では「オリンピック開催後に不動産価格が下落するのでは?」という声も聞かれます。不動産を所有している人だけではなく、新たに賃貸物件の契約をしようと考えている人も「オリンピック開催後、家賃は上がるの?下がるの?」という疑問を持っているのではないでしょうか。ここでは、首都圏で引越しをするならオリンピックの前と後、どちらがいいのといった点やこの時期、住み替えを考えているならどのような点に注意すればいいのかといつた点について詳しく説明していきます。
不動産価格や賃貸物件の家賃がある日、急に安くなるということはありません。通常、不動産価格が下がる場合、原因となるできごとがあってから5年くらいの年月をかけて徐々に下がるというのが一般的。そのため、慌てて引越しを考える必要はないでしょう。
不動産の価格が上がれば賃貸物件の家賃は上がり、価格が下落すれば家賃も安くなります。しかし、不動産の価格は日々変動しても、賃貸物件の家賃が変わることはありません。特にすでに入居している賃貸物件の家賃が入居している最中に上がったり、下がったりすることはほとんどないでしょう。
オリンピック前後に賃貸物件の更新を控えているという人は更新のタイミングで家賃の値下げを交渉してみてもいいかもしれません。
日頃から自分が住んでいる物件や周辺の賃貸物件の家賃相場をチェックしておくのもおすすめです。もし相場が上がっているようなら、すでに入居している物件の家賃まで上がる可能性は少ないので、更新料を払ってもそのまま住み続けるほうがお得です。
反対に周辺の家賃相場が下がっているなら、同じくらいの家賃で条件の良い部屋に住み替えるか、さらに安い家賃の部屋に住み替えることを検討してみてもいいでしょう。周辺の家賃相場が下がっていることを伝えて家賃の値下げ交渉をしてみる価値もありそうです。
高齢化が進む今、子育てを終えたシニア世代を中心に、郊外の一戸建て住宅から車なしでも生活できるような都心の駅近マンションに引っ越すという人が増えています。
郊外のターミナルステーション付近やいわゆるコンパクトシティ化が進むベッドタウンなどは生活がしやすいという大きなメリットがあるため、人気が高い地域。オリンピック後も家賃が上昇する可能性があります。反面、首都圏でも交通の便があまりよくない地域は空室が増え、家賃が下がる可能性も考えられるでしょう。
さらにコロナ禍の影響でリモートワーク化が進み高い家賃を払って都心に住み続ける理由がなくなったという人も増えています。人口密度が高い都心より、電車で1時間程度の郊外に広い家を借りて住みたいというのなら、今と同じくらいの家賃で一部屋多い物件が借りられる郊外への引越しを考えてみてはいかがでしょうか。
オリンピックの前後で家賃が大幅に変わるということはほとんどないと考えられますが、引っ越しの費用についてはどうでしょうか。
2021年春の繁忙期は例年よりも短かかったと言われています。まだまだコロナ禍による影響で企業や学校も従来通りの活動ができていないことが影響しているのかもしれません。オリンピックの開催よりも『いつコロナが収束するか』によって経済は影響を受けると言えるのではないでしょうか。
ワクチンの接種が進み、感染者が減って通常通りの経済活動ができるようになれば、引越しの件数も増えます。つまり、引越し料金が高くなり、転居にかかる費用が高くなる可能性があるのです。このように考えると本格的に経済活動が回復する前に引っ越しをしてしまった方がお得かもしれません。
いまから不用品を処分して荷物を減らしておくのもいいでしょう。荷物が多いとその分、引越しにかかる費用は高くなりますし、広い部屋を探さなければなりません。不要なものを減らす、大きな家電が壊れたら一回り小さいものに買い替えるなどの小さな工夫も転居にかかる費用を抑えることにつながります。
投稿日:2021/05/18
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