投稿日:2019/06/07
新居が決まってワクワクした気持ちで引っ越しの準備をしている皆さん、部屋のサイズや通路、玄関などのサイズの採寸は済んでいますか?
引っ越し作業というと荷物の梱包ばかりが気になりがちですが、肝心の荷物や家具が新居にスムーズに入れられるのか、また各部屋に問題なく配置できるかといった点をクリアする非必要があります。そのためには、引っ越し前に新居のサイズを測っておかなければなりません。
ここでは新居が決まったら、なるべく早く採寸しておきたいポイントや確認しておくべき点についてご紹介していきます。
引越し後によくあるトラブルとして挙げられるのが「旧居で使っていた家具や家電が新居の設置場所に入らなかった」というケース。使えると思って持ってきた家電や新調した家具が部屋に入らず、処分しなければならないという事態も考えられます。
引っ越し費用をかけて運んだものを、さらにお金を払って処分しなければならない…となったら泣くに泣けませんよね。必ず採寸を済ませてきたいポイントは以下の通りです。
家具のレイアウトを決める上で測っておきたいのが各部屋のサイズ。部屋の入口の幅、高さのほか、「天井高」(床の上の面から天井の下の面までの高さ)も忘れずに採寸しておきましょう。
天井高は設計書が手元にあれば把握できますが、鉄筋コンクリート造のマンションなどの場合、「その階の床面からひとつ上の階の床面までの高さ」である「階高」と混同しがちです。
階高から床のフローリングの厚さや天井の石膏ボードや梁などの厚さを差し引いたサイズが天井高になります。背の高い本棚やワードローブなどを持っていく場合は実際に目で見て採寸しておくほうが安心でしょう。
大型の家具や家電を搬入する際には通路のサイズも採寸しておく必要があります。部屋の一口の他、玄関の開口部分、廊下や廊下の曲がり角、共用階段、踊り場、エレベーターのサイズなども採寸しましょう。新居前の道路の幅やトラックを駐車できるスペースがあるかどうかもチェックしておきます。
収納ケースなどを新調する場合、押入れやクローゼットなどにスムーズに入れることができるか、開口部分と内寸を測っておくと安心です。
それぞれの部屋に必要なカーテンを用意するために、カーテンレールの長さとカーテンの丈を採寸しておきます。
カーテンの長さは掃き出し窓で床から1㎝程度、腰窓は窓枠の下から15~20㎝位が目安。カーテンレールが天井付きか正面付きかも確認しましょう。枚数と設置する部屋も忘れずにメモしておきます。
家具や家電を安全かつ使いやすい状態で設置できるかどうかを知るために以下のポイントを確認しておきましょう。
冷蔵庫や食器棚を置くスペースは幅と奥行高さを測っておきます。冷蔵庫は放熱のために左右に5 mm、上部に5㎝ 程度のスペースが必要となるのが一般的です。
また、冷蔵庫や食器棚の扉を開閉するスペースが十分に取れるかどうかもチェック。左右どちら側に開くかによって必要なスペースの位置も変わってくるので、旧居から持って行く冷蔵庫や食器棚の扉の開き方が分かるようにしておきます。
冷蔵庫や洗濯機テレビなどを設置する場所を決めるために、コンセントの位置を確認します。家の見取り図にコンセントがある場所を記入しておくといいでしょう。
通常、冷蔵庫を置く場所のコンセントは高い位置にあります。これはホコリが積もることで発火するのを防ぐため。でも、冷蔵庫は他の家電と違って延長コードの使用が推奨されていません。どうしても冷蔵庫の電源がコンセントに届かない場合は、安全面を考慮して、電気店に依頼し、コンセント延長工事をしてもらうことをおすすめします。費用は2万円程度が相場です。
最近、引越し後に増えている洗濯機を設置できないというトラブル。面倒でも以下のポイントをチェックしておきましょう。
古い防水パンの場合、サイズが小さすぎてドラム式洗濯機などがはみ出すことも。また、排水口や給水口との接続ができないこともあるので、ドラム式洗濯機を設置したい場合はサイズだけではなく、排水口と給水口の位置も必ず確認しておきましょう。
設置が難しい場合、防振ゴムと呼ばれるパーツや洗濯機のかさ上げ用の土台を設置することで置ける場合もあります。
テレビのアンテナ端子の位置も確認しておきましょう。位置によっては延長コードを用意する必要があります。
関東から関西への転居など遠距離の引越しの場合、周波数が異なるためそれまで使っていた家電が使えなくなることがあります。
また、ガスコンロは都市ガス(12Aまたは13A)とプロパンガス(LPG)では対応する機械が違います。火口には強火力バーナーと標準バーナーがあり、強火力のバーナーは壁と反対側にするなど配慮すべき点もあるので、新規に購入する際は配置する場所も考えて注意するようにしましょう。
賃貸物件を決める際にはいくつかの物件を内見するのが普通です。内見の際にある程度、部屋のサイズを測っておくと候補を絞りやすくなります。
それ以外で採寸できるタイミングは物件を最終決定する前にもう一度部屋を見たいというとき、次は入居審査に通った後になります。
内見の際はメジャーと間取り図、2~3色のボールペン、カメラつきスマホがあると便利。間取り図は不動産屋さんに頼むと用意してもらえます。蛇口の形状やコンセントの位置など、言葉で書き入れづらい内容は写真に撮ると後から分かりやすいです。
部屋のサイズを正確に測っておくことで、新居に持っていくものと処分するもの、新しく購入した方がいいものなどを把握することができます。家具や家電の位置を正確に決めることもできるので、部屋のレイアウトを決めるのにも役立ちます。
また、同じ広さの部屋でも形によってはこれまで使っていた家具をすべて設置できなくなる可能性があります。さらに家具は置ければいいというのではなく、使い勝手が悪くならないよう、スペースにゆとりを持たせ生活動線を考えて設置する必要があります。
なんとか部屋に家具が収まったものの使いづらいということがないように、新居に入居する前にすべての家具や家電を快適かつ安全に使用できる場所に置くことができるかどうかレイアウト図を作ってみることをお勧めします。
投稿日:2019/06/07
引越しの際、最も大変な作業の一つに荷造りがあります。特に家具や家電などの大型のものには注意が必要です。一筋縄でいかない要注意の家具・家電の引越しポイントについてご紹介いたします。
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