投稿日:2017/07/01
菊池さん:買取業者に来てもらって、現物を見て査定ということになるので、その日のうちに売却できるケースもありますが、時間がかかるケースもあります。例えば、週末しか時間がとれない方だと、今週末は予約がいっぱいでダメとなると、1週間後とかになってしまいます。また、業者によっては、依頼の返事が翌日や2日後ということもあります。バイク輸送と同じように、買い取りも時間がかかるので、引越しなどの日程が決まっている場合は、余裕をもっておおよそ2週間くらい前に査定依頼をかけると引越しまでに間に合うと思います。
査定をしてみて、値段によって売るか売れないか決める方もいらっしゃいます。安いなら、乗れなくなるまで乗ってしまえとか、手放せないでとっておく、売るのを中止する方もいらっしゃいます。
北出さん:最短では、申し込んでから1時間のあいだに2社が査定に来て、そこで売れたというケースがあります。バイクの一括見積りに関しては、依頼をすると5分、10分で2、3社から電話がきます。というのも、バイクの買取に関しては、業者にとっては「買取ったものを売ってビジネスとして成立する」ので、スピードが重視されるんです。
引越しと違って、バイクの場合は値段が知りたいとか、売りたいと思った瞬間に売れるものなので、早ければ当日ということもあります。
菊池さん:はい。行った先で駐車場を探せるかどうかも、手放すかどうかの判断に関わってきます。都心ではバイクの駐車場は車に比べて少ないので環境は厳しいです。ですから、引越し先にちゃんと保管できる場所があるかどうか、あるとなったら、持って行こうか。ないとなったら、置いていこうか、売ろうかという選択肢になります。
菊池さん:引越しを先に考えるのか、バイク輸送・売却を先に考えるのか、ケースによって動き方は変わってきます。本来であれば、バイク輸送やバイク買取が先なんですけれど、最近は動機からすると、引越しをしなくちゃいけない→駐車場があるかないか→あれば持っていく、無ければ手放すという流れが多いような気がします。
どのタイミングで引越しのときの輸送や買取を利用するかというのは、その人の状況によって変わりますが、以前もお話したように、輸送でも買取でも、今日明日にできることもあれば、1週間、2週間と時間がかかるケースがあるので、注意が必要です。
菊池:引越しギリギリに売却を考えると、引越しまでに終わらせるために、早く買取ってもらうことに重点が置かれてしまい、じっくり比較して高いところに依頼するのが難しくなりがちです。そうならないためにも、時間に余裕をもつことをおすすめします。
北出さん:車検証(250cc以下は軽自動車届出済証、125cc以下は標識交付書)と自賠責保険証明書、身分証明書、印鑑です。これは、バイク販売店に持ち込むときも同じです。これが個人売買となると、名義変更に必要な書類が排気量ごとに分かれ、またその量も多くなります。
書類の発行場所も排気量によって変わってきますし、わかりづらい書類もいろいろある、しかも平日に役所に行かなくてはいけないなど、大変手間がかかります。その点、買取業者さんに依頼すれば、すべて行ってくれるのでラクですね。
北出さん:動かないバイクは修理費がかかるので買取ができないですね。動かないのは動かせるようにして売るか、完全な廃車にしてしまうか。動かないままだと、リユース代としてお金を支払うことになります。ユーザー目線でいうと、最悪タダで引き取ってもらうことはできます。
北出さん:不用品回収などで、何でも引き取りますという会社は、お金がかかりますと後々いってくることが多いようです。引き取るにはお金はかかりませんが、処分するのにお金がかかりますと。あなたが処分しても代金は一緒ですよ、それをうちがやりますと。
結果でいうと、個人だと廃棄にお金がかかる、無料引き取りもお金がかかることが多い、買取業者が唯一、無料か低価格で引き取ってくれる。極端にいうと、持ち主不明の車両も、引き取ってくれる会社があります。買取業者なら稀に対応してくれます。
北出さん:そういう車両であれば出したほうがいいです。実際に見積もってもらうところまでは無料なので、利用するといいでしょう。
北出さん:アフターパーツを取り付けるなどしたバイクを「カスタムバイク」といいますが、買取も行っています。ただ、違法改造などを行った場合は買取を拒否されることもあります。また、買取してもらえるかどうかという点では、バイクの査定では書類上の名義人の立会いが必要となるので、名義人で無い人が買取を依頼することはできません。
例えば、先輩からもらったバイクをそのまま乗っていて売ろうとなっても、名義変更もしていない、書類もないとなると査定を受けることができません。反対にバイクの名義が本人ならば、書類などが揃っていない場合でも、再度取り寄せれば売ることができます。
菊池さん:引越しで新居に持っていくか、手放すかを単純に迷っているのであれば、まずはお手持ちのバイクが資産としてどのくらいの価値があるのか、価格を確認しましょう。持って行くにしろ、行かないにしろ、値段がいくらかによって動き方が変わると思います。売却するなら、そのお金を使って引越し先で別のバイクを買うのか、引越代金や新居で使う家具代など、バイクとは関係のないことにお金を使うのかを考えることもできます。
新居に持っていくとしたら、輸送費がいくらかかるか、手続きにかかる手間や時間のことなども含めて比較検討するといいですね。売却業者や輸送業者に依頼をするときは、買取や輸送費の見積り査定を一気に複数社に依頼することができる「一括見積り査定」のインターネットサービスを利用することがおすすめです。その場合、サービスに登録している会社が多いサービスを利用することが、より有利に売却するコツになります。
投稿日:2017/07/01
引越しバイク買取業者に直撃インタビュー!バイクブロスのインタビュー第3弾です。一括査定を利用した場合、依頼から買取終了までに必要な時間と手続きについてお聞きしました。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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