投稿日:2017/07/03
引越しの際、「どうやって移動すればいいんだっけ?」となるモノのひとつ、バイク。新居に持っていくにしても、引越しを機に処分するにしても、どんな方法があって、価格はいくらくらいか、それぞれのメリット・デメリットなどは、賢い引越しのためにもぜひ押さえておきたいポイントですね。
今回は、バイク買取やバイク輸送の一括見積りサービスも含め、バイクライフに関するさまざまなサービスを行っている株式会社バイクブロスでお話をうかがいました。答えてくださったのは、サポート事業部サポート部マネージャー・菊池秀昭さんと、Web事業部メディア営業部・北出恵大さんです。
北出さん:主な選択肢としては、(1)新居に持っていく、(2)手放す、の2つがあります。(1)の新居に持っていく場合は移動の手段として、以下の3つがあります。
(2)の手放す場合は以下の2つがあります。
北出さん:(1)の引越し業者に依頼する場合、業者によっては対応しているところとしていないところがあります。対応していても、バイクにはガソリンやエンジンオイルなどが入っていて危険ですから、引越しの荷物と一緒に運ぶことはできず、別日程になることが多いです。
一方で、依頼窓口はひとつになり、その後の手続きなども行ってくれるので手間が省けるのでラクというメリットがあります。対応していない場合は、別途料金がかかることになります。
引越し業者を探すために一括見積りをする場合、家の外にあるバイクなどの荷物は入力し忘れがちで、後になって気付いて見積りをすると金額が上乗せになってしまうので、気をつけたいポイントですね。
(2)のバイク輸送の専門業者に依頼する場合は、引越しで移動する地域と距離、依頼のタイミング、バイクの大きさによって輸送の日程や価格は変わります。日程は、業者によって変わってきますが、1週間から3週間ほどかかるケースが多いですね。
大手の業者に関しては、東北地方は毎月第一月曜日、関西へは毎週火曜と金曜というようにルートやスケジュールが決まっているので、そこにうまく合うか合わないかで変わってきます。例えば、火曜日に関西に行くのでそこで集荷し、次の金曜日に東京に戻ってくるのでそこで引き渡しますという話になってくると、早くても2、3日、場合によっては1週間かかることになります。
また、バイク輸送専門業者でも全国対応している業者は少なくて、離島や沖縄は厳しいですね。北海道も少ないです。フェリーでの輸送まで一貫して行っている会社はなくて、フェリーの発着場まで輸送し、フェリーの管理会社に輸送を依頼し、フェリーが着いた先でバイクを渡しますという形で契約をユーザーさんとするというスタイルになります。
北出さん:距離は長ければ長いほどコストがかかってしまうのが基本。業者でバラツキがあり、東北地域に強いとか、九州地域に強いとかもあります。
どうしても拠点がどこにあるか、頻繁にそこで対応できているかという要素も関係してきます。例えば、東京・大阪間で、最安値で2万弱くらい。この2万円というのは、原付タイプと呼ばれる50ccタイプの中古バイクが買える値段です。
低排気量車に対しては、「輸送するほうが中古車を買うよりお金がかかるくらいなら、それは売ってしまって、引越し先で違うバイクを買って乗り換える」という方法もあります。中型車に関しては、4~5万円が目安。以降、大きくなればなるほど高額になります。400ccクラスのバイクだと、カスタムしてなくてサイズに変更がない場合で、東京から北海道に運ぶと弊社でお付き合いさせていただいている業者さんの場合で6~7万円くらい。さらに大きな排気量のバイクになると10万円前後かかる場合もあります。
北出さん:バイク輸送専門業者では、バイク1台だけを運ぶとコストがとても掛かるので、新車を運ぶときなどに、輸送会社がルート上で拾えるときに一般のユーザーさんのバイクを拾って混載して輸送することがあります。そういう業者さんを使うと、価格を抑えることができる場合もあります。
バイク輸送を依頼しようとして、Webで「バイク輸送」で検索するとたくさんの業者さんがヒットしますが、大手から個人経営までさまざま。都内ではバイクを運ぶ資格制度はないので、軽トラックを持っていて、物を運ぶ資格を持っていればバイク輸送ができる。いわゆる何でも屋さんが出てくることもあります。
そうした中で、「費用をかけてまで、遠方に持っていきたいというほどバイクを愛しているから、専門業者に依頼したい」「専門業者もじっくり比べて少しでも安く運びたい」となって業者に1社1社あたっていくと手間がかかってしまいます。その点、バイク輸送一括査定なら一度に数社を比較でき、一番安い会社を探すことができるので、時間や手間を省くことができます。引越し時は何かと多忙になりますから、弊社のようなサービスをご利用いただくケースが多いです。
菊池さん:チャーター便などがあります。1台トラックを貸し切ることになるので、原付1台を運ぶのにも十数万円かかってしまいます。バイク輸送を利用する理由で一番多いのは、引越しとツーリング。3番目にオークションです。
個人間取引が成立した場合、お互いには会いたくないので、名義変更もしてくれる業者さんに頼んでしまう場合もあります。原付でもカスタムされている方は何百万とかけている方は、路上は乗らないので運ぶというケースもあります。
北出さん:引越し業者の方に以前お聞きしたことがありますが、手放す方が圧倒的に多いそうです。日本では低排気量のバイクが占める割合が多いので、値段からして売ってしまう方が多いという結果になるようです。
投稿日:2017/07/03
引越しバイク買取業者に直撃インタビュー!バイクブロスのインタビュー第1弾です。新居に持っていくか引越しを機に処分するかそれぞれのメリット・デメリットについてお聞きしました。【LIFULL引越し】引越しの見積もり・予約ならLIFULL引越しにお任せ!!全国100社以上の引越し業者が提供するサービスをネットで簡単に料金比較でき無料一括見積もりや1社予約ができます。
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