投稿日:2017/05/02
ガスコンロと言えば引越しの際の処分に困る筆頭です。しかも、旧居に置いたままだと処分費用が生じる可能性があります。
しかし、そんなガスコンロと上手に引越すコツがあることをご存知でしょうか。今回は、ガスコンロの引越しに関する注意点や取り付け方法などを詳しくご説明します。
ガスコンロの引越しポイントは以下です。
ガスコンロの種類によって自身では持ち運びできず、専門の業者へ依頼する必要があります。まずご自宅にあるガスコンロの種類を理解することが大切です。
ガスコンロの代表的なものに『テーブルコンロ』『ビルトインコンロ』があります。ガスコンロと聞いて一般的に連想するのは『テーブルコンロ』です。テーブルコンロは自力で設置・取り外しが用意かつ比較的安価という特徴があります。
一方でシステムキッチンに内蔵されているのが『ビルトインコンロ』です。ビルトインコンロは取付け・取り外しには特殊な資格が必要の為、一般的にはガス会社や専門の業者へ依頼することになります。工事費用はガスコンロと比較にならないほど高価です。
ガスコンロを新居でも使用する場合、ホースの形状にも注意が必要です。
【ホースの色】
ガスコンロのホースと言えばオレンジ色を連想させます。しかし、オレンジ色のホースはLPガス用という事をご存知でしょうか。LPガス用はオレンジ、都市ガス(天然ガス)用はライトベージュです。各ガスに適した性能を備えているため、必ずガスの種類に適したホースを選びましょう。
【ホースの形】
ガスコンロのホースは色だけではなく形状も重要です。ガスコンロのホースにはガス栓に差し込み安全バンドで止める方法と、ガス管ソケットを利用する方法があります。ホースを差し込むタイプのガス栓が一般的です。しかし、確認を怠ると新居でガスが利用できなくなるため注意しましょう。
家電量販店で販売されているガスコンロには『LPガス用・都市ガス用』と明記されています。建物により利用しているガスの種類が異なるため、ガスの種類に応じてガスコンロを選ばなければいけません。
仮に建物がLPガス、ガスコンロが都市ガス用だった場合、不完全燃焼から一酸化炭素中毒を引き起こす危険があります。また、大きな火柱がたつなど火事の危険もあるため、必ずガスの種類を確認してからガスコンロを選びましょう。
ガスコンロの引越しは一歩間違うと事故につながると意識を持ち、行う必要があります。ガスコンロの引越し方法は以下の3通りです。
引越し作業の一環として、引越し業者へガスコンロの移設を依頼すると簡単かつ安心です。ガスコンロの引越しはオプションサービスとして提供されることが多いため、見積もりの段階で要相談となります。料金相場はテーブルコンロの場合3,000円から5,000円、ビルトインコンロの場合20,000円から30,000円です。
新居周辺のガス会社へ依頼し、ガスの開栓時に取り付けてもらうという方法もあります。この際ガスコンロとガス種が適合しない場合、部品交換を依頼すれば買い替えの手間を省くことも可能です。
なお、ガスの開栓は無料ですが、取り付けや部品交換は有料のため、事前に見積をしておくと良いでしょう。料金相場はテーブルコンロの取付けの場合3,000円程度、ビルトインコンロの取り付けの場合、相場は18,000円から28,000円です。
ガスコンロを自力で設置する場合、コンロとガス種の適合、ホースの適合を確認してから行うようにしましょう。テーブルコンロは取扱説明書に従い、ビルトインコンロなどは安全の観点から専門業者への依頼がおすすめです。
ガスの開栓までにコンロの取り付けを行えばガス会社が安全性・着火確認を行ってくれるため、なるべく急いだほうが良いでしょう。ガスコンロの取り付けは以下の手順で行います。
ガスコンロの引越しをする上で必ず直面するのが『ガスコンロの掃除』です。ガスコンロは用途ゆえコゲつきと油汚れが多く、キッチン用洗剤ではなかなか汚れを落としきれません。
そんなガスコンロの掃除に一役買うのが『セスキ炭酸ソーダ水』です。セスキ炭酸ソーダ水は、エコで強力な洗剤で、特に油汚れに絶大な効果があります。掃除方法はたったの4ステップです。
セスキ炭酸ソーダ水を使用した掃除は、時間がない人にも大変おすすめです。魚焼きグリルの汚れには、重層とセスキ炭酸ソーダ水を併用すると効果があります。
ガスコンロの引越しは安全の確保や処分方法など、注意すべき点が多いです。
ガスの設置は安全の確保が重要です。ホースが完全に取り付けられていること・異臭が無いか確認の上、火がつくか試すようにしましょう。引越し中に乾電池が抜けたり、部品のつけ忘れで着火しないこともあります。
ガスコンロを梱包するコツは以下の3つです。
五徳や魚焼きグリルの網は事前に外し、ひとまとめにしておきましょう。グリルは前面のガラスが割れないよう、しっかり固定しておきます。ガスコンロ本体は購入時の箱に詰めるか、緩衝材で隙間を埋めた段ボールに詰めると安全に持ち運ぶことが可能です。
管理会社が管理する賃貸物件では、多くの場合、新たに用意したガスコンロは撤去するよう求められます。無言で置いていくと処分費用を請求されるため注意が必要です。購入から間もないガスコンロの場合、管理会社へ置いて行ってもよいか確認したほうが良いでしょう。
ガスコンロの処分は、多くの人が悩むポイントです。粗大ゴミに出すと有料、しかも収集の予約も必要になります。しかし、ガスコンロを手間なしで楽々処分する方法があることをご存知でしょうか。
地元の掲示板などでガスコンロを必要としている人に譲ることもできます。取りに来れる方に譲れば、自宅から出ずにガスコンロを処分することが可能です。
また、専門業者の『不用品回収サービス』でガスコンロを回収してもらうという方法もあります。不用品回収サービスは基本的に有料の為、事前に見積を出しておきましょう。
投稿日:2017/05/02
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