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浄水器を使って5年。浄水器なし生活には戻れなくなったわが家の話
浄水器を使って5年。浄水器なし生活には戻れなくなったわが家の話

浄水器を使って5年。浄水器なし生活には戻れなくなったわが家の話

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家庭の飲用水の選択肢が広がる中、選択肢のひとつとして浄水器を検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は、自宅で浄水器を実際に使用している私が、浄水器を使用した感想や魅力をご紹介します。いろいろと試して浄水器を選んだ理由、浄水器の必要性やメンテナンスなどについても触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今の住まいで浄水器を使ったきっかけ

小学校・幼稚園に通う2人の子どもがいるわが家は、5年前に関東に引越ししてきました。当初賃貸のアパートに入居し、その際、不動産会社にすすめられたのが「タカギの浄水器」でした。

浄水器対応の水栓が付いていて、カートリッジを購入すれば使い始められるとのことで、試しに使ってみることに。狭いキッチンで物を増やす必要がなかったことはありがたく、使い始めてすぐに「これはいいな」と思いました。

現在は建売住宅に移りましたが、たまたまこちらも浄水器対応の水栓だったため、引き続き浄水器を使い続けて5年が経過しました。

浄水器の種類と特徴

日本の水道水は安全性が高く、そのまま飲んでも安全性に問題はないといわれています。浄水器を設置するのは、水道水を消毒するために含まれる残留塩素の除去、カビ臭や水道管の金属のにおいの防止、水道管の老朽化による赤錆の不純物を除去して水質をよくできるからです。

もともと安全性に問題はありませんが、より安全で美味しく飲めるように浄水器を設置する人が多いのです。

次に、浄水器の種類は主に次の5タイプに分けられます。

・ポット型
・据え置き型
・アンダーシンク型
・蛇口直結型
・水栓一体型

それぞれの特徴について、解説します。

・ポット型
カートリッジの付いたポットに水道水を入れて濾過するタイプです。価格もリーズナブルで、その他の装備が何も必要なく、お手軽。洗うのも簡単です。
デメリットは濾過するのに時間がかかるため、すぐに浄水が飲めない点と一度に大量に浄水できない点です。一人暮らしでも、野菜を洗いたい場合などは物足りなさを感じるかもしれません。浄水ポットは通常冷蔵庫に入れるので、冷蔵庫の容量との兼ね合いも考慮する必要があります。

・据え置き型
水栓の横に置いて使用します。浄水が蛇口から出るタイプ・浄水器本体から出るタイプ、工事が不要か必要かという選択肢もあります。カートリッジが大きいので、浄水能力が高く交換頻度が少ないです。
デメリットは水栓の近くに置くので場所が必要になる点、電源の確保が必要になる場合がある点です。

・アンダーシンク型
シンク下に埋め込んで使用します。原水と浄水の切り替えが可能な水栓に付け替えるタイプ、新たに浄水専用の水栓を取り付けるタイプがあります。大型ではありますが、シンク下に設置するので見た目はスッキリ、浄水能力が高く浄水量も多いのが特徴。
デメリットは工事が必要になる点と、他のタイプに比べて高価な点です。

・蛇口直結型

水栓に直接取り付けて使う、最もポピュラーなタイプです。カートリッジがあらかじめ内蔵されています。取り付けは簡単、家電量販店でも購入可能。浄水できる残量を液晶で教えてくれるものもあり、数ヶ月に一度の交換の時期も逃しません。比較的リーズナブルで、選択肢も多くあります。
デメリットは、原水から浄水に切り替えた際に数秒間水を流す必要があったり、浄水モードの水量が少なくなってしまったりする点です。

・水栓一体型
水栓にカートリッジが内蔵されたタイプです。カートリッジは簡単に交換でき、場所や他の設備を必要としないので見た目がスッキリします。 デメリットは、専用の水栓が必要な点。工事をするか、あらかじめ対応水栓付きの物件を選ぶ必要があります。

わが家はこの水栓一体型を使用しています。

実際のキッチン浄水器の使い心地は?

浄水器と水道水のシーン別使い分け

わが家では、家族の飲み水や観葉植物の水やり、また体に入るものには浄水を使っています。特に子どもたちはお茶が苦手なので、水筒の中身はいつも水。私はコーヒーを飲みますし、自宅にジュースは置かない主義なので、まろやかで美味しい水は必須です。

また、野菜やお米なども浄水で洗います。野菜は鮮度にもよりますがシャキッとしますし、残留塩素によってビタミンが破壊されてしまうことも防げます。お米はふっくらと風味の豊かな炊き上がりになります。

例外として製氷皿には水道水を使用しますが(浄水は厳禁)、基本的に体に入るもの以外は原水を使用しています。

浄水器を使って感じる効果・メリット

浄水器を使用するか否かで、水の味が変わります。

私は以前、水が美味しい静岡県に住んでいました。水道水はもちろん、街のあちこちに美味しい湧き水スポットがあって、当時は浄水器を使う理由がなかったのです。その反動もあり、関東に引越ししてきたときに自宅アパートの水道水の風味が受け入れられず、すぐに浄水器の使用を決意しました。

浄水器を設置すると、クセがなくまろやかで美味しい水になるので、高い効果を感じています。水道水にもともと入っているミネラルはそのまま、塩素や不純物だけを取り除いてくれる点がお気に入りです。毎日飲んで命をつくるものなので、妥協はできません。

また、スイッチひと押しで原水と浄水を切り替えられる手軽さも魅力です。浄水モードにして数秒流してから水を利用するタイプの浄水器もありますが、タカギ浄水器の場合、浄水カートリッジに内蔵されている抗菌セラミックにより、雑菌の増殖を抑えてくれるためそのプロセスは不要です。

水量も原水と浄水でほぼ同じであることもノンストレス。場所を取らないし、音もないし、電気代もかかりません。重いものを持って帰ってくる手間もなく、交換時の古いカートリッジ以外、ゴミもほぼ出ません。

日常で飲む水のストックが必要ない点もうれしいです。対応の水栓さえあれば、あとはほったらかしでいいところが気に入っています。 ちなみにタカギのHPによると、古いカートリッジは数日間干してカラカラに乾燥させると、脱臭剤として再利用もできるのだそうです。

浄水器を使う際の注意点

メリットが大きい浄水器ですが、以下のように注意したいことがあります。

・浄水は使うシーンを考える
ウォーターオーブンや冷蔵庫に内蔵されている製氷器など、水を使用した家電を使っている場合は原水を使う必要があります。消毒効果のある塩素が抜けた浄水を使うと、家電の内部に雑菌が繁殖しやすい状態をつくってしまうからです。取扱説明書に詳しく書いてあるので、確認してみてください。

また、同じ理由で浄水の汲み置きはできません。魚を飼育する水にもNGです。浄水は早めに使い切れる環境でのみ使用するといいでしょう。

・浄水でお湯を出さない
浄水モードで温水を使用した場合、カートリッジに吸着されたにおいなどが浄水中に流れ出る可能性があります。お湯浄水対応のカートリッジ以外ではお湯を使用できないので、注意が必要です。万が一通してしまっても、水側に切り替えていただくことで問題なく使えます。

・カートリッジは量販店では手に入らない
タカギの浄水器対応カートリッジは、ホームページからしか購入できません。購入を忘れてしまうと、注文からすぐにカートリッジを受け取れないので注意が必要です。定期購入の申し込みをすると、そんなうっかりや面倒を避けられます。

カートリッジ交換は大変? 実際のメンテナンスコスト・手間

カートリッジの交換は簡単。水栓を開けて、古いカートリッジを取り出して新しいものと替えて、さっと終わります。

浄水器表面の掃除はササッと乾拭きでOK。浄水器本体は金属に見えますが、実は樹脂にメッキがされたつくりなので、洗剤は使わないほうがいいです。

わが家の水栓は形状的にも凹凸が少なく、拭き取りも本当に簡単です。水栓を開けると中にぬめりが発生していたり、吐水部分にミネラル分が白くなって固まっていたりすることはあります。そこで私は、気がついたときやカートリッジ交換時に、ついでに掃除をするようにしています。水栓を開けて中を分解しても、掃除の所要時間は10分ほど。お手入れも簡単で助かっています。

タカギの場合、会員ページからカートリッジ交換を申し込み、12回のお届けごと(2〜4年ごと)に浄水器部分を無料で交換してくれるのもうれしい点です。

カートリッジ交換のために浄水器のヘッド部 を外す
カートリッジ交換のために浄水器のヘッド部 を外す
中から古いカートリッジを取り出して、新しいものを入れるだけ
中から古いカートリッジを取り出して、新しいものを入れるだけ
左が新しいカートリッジ、右が古いカートリッジ
左が新しいカートリッジ、右が古いカートリッジ

カートリッジの注文は、ホームページからできます。交換サイクルを設定すると、その頻度自宅に届き、ポストに投函されるので受け取りも不要です。長期不在にする場合は交換時期をずらしたり、いったんストップさせたりすることもできます。支払い方法をクレジットカード払いにすれば、自動的に引き落とされるので手間要らず。なお、クレジットカード払い以外にも支払い方法は選べて、解約したい場合はチャットでもできます。

カートリッジのタイプは次の3つです(価格は税込)。

・7物質除去(標準タイプ) 3,740円
・16物質除去(高除去タイプ) 4,290円
・16+2物質除去(高除去、にごり除去タイプ) 5,060円

ランニングコストは月1,430円(家族4人、交換サイクル3ヶ月のわが家の場合)と水道代だけなので、私は非常に満足しています。

浄水器はこんな人におすすめ

浄水器を使用した水は風味がまろやかなので、クセのない水を好む人におすすめです。お金や手間があまりかからない面で、ウォーターサーバーやペットボトルの水を購入するよりも続けやすく、日々忙しい人ほど満足度も高いのではないでしょうか。

逆に、ミネラルウォーターなど、特定のミネラル成分を求める人、小さな子どもがいてミルクを頻繁に作る必要がある人には少し不便かもしれません。水を頻繁に飲むけれど、まだ背が低くて蛇口まで遠い子どもがいる場合も、何かしらの対策が必要でしょう。わが家の幼稚園児は、日中はコップを使わず水筒を使うようにしているので特に問題はありません。夏場はそれにプラスして、キッチンカウンターにウォータージャグも置いています。

わが家はタカギの浄水器がとても気に入っていて、今後も使い続ける予定です。
実は以前、蛇口直結型の浄水器やウォーターサーバーも使ったことがあります。蛇口直結型の浄水器は液晶で浄水残量がわかるタイプでしたが、「あとこのぐらいしか使えないのか」「そろそろ買いに行かなきゃな」と、脳のメモリー容量を使っている感じが小さなストレスでした。ウォーターサーバーも試しましたが、ウォーターサーバーがある場所付近で子どもたちが走ったりするのは危険で、わが家には合っていないと感じました。いずれも使用感そのものではないところが気になりました。

タカギの浄水器は、そんな点もクリア。手間も場所も取らず、生活を何も変える必要がなかったことが私にとって最大のメリットでした。もしもまた引越しをすることがあっても、浄水器付きの物件に住みたいなと思います。

PR・記事協力:株式会社タカギ

yorinami全国を飛びまわった元転勤族、webライター

元公務員、現在は小学生と幼稚園児の2児ママライター。昨年度まで小学校のPTA本部役員を務めました。出産後は細く長くweb上での仕事をし、ライター以外には翻訳業や子ども靴の開発モニター、覆面調査員もしてきました。ワンオペ育児で時間と戦いつつ、自分の世界を広げてくれる執筆業を楽しんでいます。
元転勤族、読書とぶらり旅をこよなく愛するアラフォー。今までの転勤先で一番気に入った地は静岡県。好きな作家は松浦弥太郎さん。スッと胸に入ってサッと沁み入る文章で、ものの考え方や人生の教訓を説いてくれます。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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