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「双子あるある」で笑顔が絶えないわが家の日常。双子育児がしやすい住まいとは
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街で双子を見かけて、思わず目で追ってしまった経験はありませんか?

私は4年前に双子を出産し、見てしまう側から見られる側になりました。双子が珍しく感じられる気持ちも分かるため、お出かけのときは大変なことも多いのですが、「注目されているなー」と楽しくも感じています。

なぜ双子が生まれるかについては現在でも解明されていないことが多いようで、神秘的に感じる部分もあります。しかし実際に産んでみると、強く感じるのは神秘よりも日常生活の慌ただしさです。

そんなわが家は、家族みんなが幸せになれるよう、双子の育児がしやすい空間づくりや暮らしの工夫を色々しています。
今回は、「双子あるある」エピソードを交えながら、双子育児にフォーカスをあてたわが家の日常をご紹介していきます。

双子のいるわが家の毎日

家に双子がいるって、不思議な感じです。双子は早産になりがちと病院で聞いていたとおり、私も早産でした。心の準備はしていたものの、いざ双子の育児がスタートするとあたふたしてしまったのを今でもよく覚えています。

わが家の家族構成

私は現在、夫と双子の娘の4人で暮らしています。双子の娘は2017年生まれの4歳ですが、正直1歳になるまでの記憶はほとんどありません。里帰りをしなかったので夫婦で育児を頑張ってきましたが、その大変さは想像をはるかに超えていました。
共働きで生後9ヶ月から保育園に通わせているため、平日に子どもたちと向き合う時間があまりありません。そのため、週末は家族で公園やピクニックなどに行き、夫も私も全力で子どもたちと向き合っています。

双子でよかったと思うこと

もちろん大変なことも多いですが、わが家がいつも明るくにぎやかなのは双子がいるからだと思います。言葉がシンクロしたり、2人の会話が面白かったり、ことあるごとに笑いが生まれます。
わが家の双子はとても仲良しで、喧嘩することもありますが、年齢差のある姉妹よりも仲がいいかもしれません。双子育児をしている人ならではの喜びや笑いがあると感じています。

思いやりの気持ちの芽生えが早い
1人だとできないことが知恵を出し合うことでできるようになったり、ほかの人に優しくしたり、思いやりを早くに習得したところは、双子のいいところだと思います。同年代の他人がそばにいるということは、少なからず本人たちの心の成長に影響を与えるようです。

友達ができやすい
どこに出かけても「双子ちゃん?」と、知らない人に声をかけられることが多く、初めて公園に行ったときもすぐに友達ができました。双子は会話を始めるきっかけになりやすいですし、興味を持ってくれる人が多いことを感じています。

双子の育児で大変だと思うこと

双子に限らず育児は大変なものですが、双子ゆえに大変なこともあるのは事実です。

1歳まで
生まれたばかりの頃は、ミルクの回数が1日16回。まさに寝る暇もなく、細切れの睡眠が1日合計2時間という日もざらでした。

この大変さを乗り越えるには、自治体が行っている産前産後サポートやファミリーサポートの力が必須だったと感じます。料理や掃除、育児を手伝ってもらったり、第三者と話して自分のストレスを発散したりする時間が、私の気持ちを前向きにしてくれました。

1歳~2歳
1~2歳で大変だったことは、子どもたちのけがです。成長度合いが一緒なので同じ時期につかまり立ちやつたい歩きを始めるため、私1人では目が届かない瞬間があります。1人を見ている間にもう1人が椅子に上って転落し、救急病院に行ったこともありました。
歩き始めは何とかなっていましたが、公園遊びをするようになると、2人が違う方向に走るたびにドキドキしていました。

2~3歳
2~3歳は周りの言葉を理解して話すようになり、イヤイヤ期にも入るので、とにかく大変でした。偏食や自分の意見が通るまで泣き続ける2人の相手をするのは、精神的に辛く感じることも多かったです。
4歳の今は喧嘩も少なくなり、仲良く遊べるようになりました。タッグを組んで夫や私に反抗することはありますが、意思疎通ができるようになったので笑顔で育児できています。

双子の日常あるある

「双子あるある」は自然なこととして捉えています。ここでは、双子の日常あるあるをご紹介します。

よく見間違える

わが家の双子は一卵性双生児なので、顔がよく似ています。親だから分かっているつもりでも、1人ずつじっくり顔を見ないと意外と分からないものです。
そのため、わが家では赤ちゃんのときから足にミサンガを着けて区別しています。病院では決して間違えてはいけないので、看護師にも再確認してもらっています。

双子の親同士、仲間意識が生まれる

双子を連れて出かけると、出先で見知らぬ双子ファミリーに会うことも珍しくありません。全然知らない人なのに、目が合うとすぐに戦う仲間のような気持ちになり、会釈をしたりお互いの子どもに笑顔を投げかけたりしています。

どっちがどっちか聞かれすぎることも、あるあるです。出先では、知らない人に「双子ちゃん?」「どっちがお姉ちゃん?」と、よく聞かれます。
話をしている間に双子が入れ替わり、結局どっちが姉なのか分からなくなったりもしますが、双子を見ると聞きたくなるものなのでしょう。

言動がシンクロする

双子の不思議なところは、シンクロ率の高さかもしれません。

・1人が泣くともう1人も泣く
・1人がうんちをすると、もう1人もうんちをする
・同時に発したセリフが全く同じ
・考えていることが同じ

私がいちばん驚いたのは、1人が転んで膝を擦りむいたときに、ほかの場所にいたもう1人はけがをしていないのに膝に手をあてて痛いと泣いたことです。双子は目に見えない何かでつながっているのかもしれませんね。

双子と健やかに暮らす住まい

双子が産まれてから4年。私は里帰り出産をしなかったこともあり、双子と生活できる環境を整えて新生活をスタートしましたが、育児は思ったようにはいきません。

赤ちゃんは言葉が通じないので、自分たちが育児しやすい環境と赤ちゃんが過ごしやすい環境が違うことを痛感しました。そんな経験を踏まえて、双子と健やかに暮らすためのヒントをご紹介します。

双子の育児に適した住環境

双子の育児の負担を少しでも減らし、生活の質を向上させるためには、住まい選びも重要です。
私が双子と生活する中でいちばん大変さを感じたのは、子どもたちとの移動です。慣れてくれば2人同時に抱っこすることもできますが、転倒すると危険なので1人ずつ抱っこするようにしています。

アパートを選ぶなら1階がおすすめ
集合住宅に住む場合は、転落を防止するために1階をおすすめします。1階だと庭付きの物件も多いため、子どもの安全を確保しながら遊べるところもポイントです。

駐車場までの動線は要確認ですが、集合住宅は1フロアが多く、バリアフリー対応も増えているので生活がしやすいです。

子育てファミリーが多いエリア
双子が成長すると、次第に家の中がにぎやかになります。ときには騒ぎすぎたり、走り回ったり、双子を叱る声が近所迷惑になるケースもあります。

近隣住民とのトラブルはなるべく避けたいものです。そういう意味では子育て世帯が多いエリアを選び、防音性能が高い物件を選ぶのも1つの案といえます。

家の広さや間取りに意識が向きがちですが、周りにも目を向けることで、心地よい生活が実現できます。また、近くに公園があるとすぐに連れて行けるので、移動の負担が少なくて済みますよ。

間取り・リビング・寝室の広さ

家の中は、2人の赤ちゃんが同時に生活をするのでなるべく広いスペースが取れることが望ましいです。

・死角の多い部屋の形を避ける
・リビングを見渡せるキッチン
・双子用ベビーカーが置ける玄関スペース
・寝相が悪くても布団を敷き詰めることで対応できる広さの寝室
・リビングに近い洗面所や浴室

わが家はキッチンからカウンター越しにダイニング・リビングが見渡せるので、料理をしているときも常に双子を確認できます。ローテーブルは必要に応じて出すようにしているので、普段は走り回ってもほとんど危険はありません。

寝室は親子4人で6畳に布団を敷き詰めておくと、「朝布団から飛び出て冷えている」という心配がありませんでした。わが家は双子が2歳のときから夫がベッドを使い、私がマットレス、双子が普通の布団で寝ています。階段状に配置することで、万が一転落してもけがをする可能性が低くなるように工夫しました。

また、お風呂は毎日のことなので、できるだけリビングの近くにあったほうがスムーズです。日常生活の1つひとつに目を向けることで新しい発見があるので、物件を探す際の参考にしてくださいね。

双子との生活で気をつけること

双子との生活は間取りや広さだけでなく、家具も重要です。

加湿器やヒーター類に注意する
わが家は双子が走り回って何度も加湿器に接触し、倒した経験があります。そのたびにリビングが水浸しになり、掃除が大変でした。最近では加湿機能が搭載されたエアコンもあるので、スペースを広くとるためには複数の機能をもつ家電がおすすめです。

ヒーターはやけどをする恐れがあるので、わが家の暖房器具はエアコン一択です。電化製品類は、とくに注意を向けてみてください。

家具を置きすぎない

広いスペースを確保していても、家具をたくさん置くと生活空間が狭くなってしまいます。また、家具を置くほどに角が増えるので、家具を選ぶときにはぶつかっても大けがになりにくい素材のものが安心です。

わが家では双子が保育園に通いだしたときから子ども2人用のラックを置き、それぞれ必要なものを分けています。子ども用の家具は角が丸くなっていて安心感もありますし、子どもたちも自分で管理がしやすいので、部屋が散らかることもありません。

双子を育てる家庭におすすめの設備

双子の育児は親が4人必要ともいわれます。2人しかいない親の負担を減らすためにも、できる限り便利な設備が導入された物件や、時短家電の導入がおすすめです。

・電子キーで開閉できる玄関ドア
・食器洗い乾燥機
・乾燥機付き洗濯機
・浴室乾燥機

最近の洗濯機は洗剤も柔軟剤も自動投入、かつ乾燥までしてくれるので、洗濯物が多い双子を育てる家庭にぴったりです。
子どもたちにかける時間を確保するためには、家事の時短は必須項目といえるでしょう。初期投資は必要ですが、あるだけで双子育児の負担が減ることを、経験者の私が保証します。

双子と過ごす笑顔の絶えない家庭

実際に双子の育児をしてみると、言葉では言い表せない大変さがあります。双子は羨ましがられることも多いですが、裏側の苦労は経験している人にしか分からないと思います。

しかし視点を変えてみれば、双子は不思議がいっぱいで毎日が驚きと笑いの連続です。はっとしたときに、「これって双子によくあることなんだ」と気づきます。

しんどいこともあるけれど、子どもたちの笑顔が原動力になって日々頑張れている自分がいます。心身にゆとりを持って双子との生活を豊かにするために、暮らしや住まいの工夫をこれからも考えていきたいと思います。

まーこ

兵庫県在住の双子ママ。
夫が経営する会社で1級建設業経理士として働くかたわら、ライターとして独立。
多忙ママでも自己実現は可能!をモットーに、ダイエットをはじめあらゆることにチャレンジ中。

趣味は料理と読書。ブログ「ふたごちゃんねる」を運営

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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