家族でボードゲームに没頭しよう! 子どもの力を自然と伸ばす、奥深い魅力

家族でボードゲームに没頭しよう! 子どもの力を自然と伸ばす、奥深い魅力

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2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年より自宅で過ごす時間が長くなりました。

家から出られないストレスを感じた人も多かったのではないでしょうか。
外で遊びたい盛りの小学生がいるわが家では、遠出ができない中で子どもといかに楽しく過ごすか、ということに常に頭をひねっていました。

しかし、娘がクローゼットから見つけてきたおもちゃのおかげで、それはあっという間に解決しました。それは、購入した本人も忘れていたボードゲームでした。

自粛期間中に娘を成長させたボードゲーム。今回はその魅力をご紹介します。

家の中で家族で楽しめるボードゲーム

2020年の春は、学校の休校や在宅ワークが増えたことにより、家族が顔を合わせる時間がかなり増えました。
緊急事態宣言が解除された後も、リモートでの仕事が増えたりオンラインで習い事ができるようになったりと、私たちの暮らしは変わってきました。だからこそ見直したいのが「家族での時間」です。

みなさんは家族みんなで楽しめるアイテムというと、何を思い浮かべますか?

子どもが大好きな外遊びができない

わが家の周りでは、感染対策のため公園の遊具すら禁止の場所がありました。子どもと外に行っても縄跳びや影踏みをするなど限られた遊びしかできず、また、あまり長時間外で騒いでいると周囲からの視線が気になることもあり、すぐに家の中へ。

家の中でできる遊びとして、はじめに頭に浮かんだのはテレビゲームや動画サイトです。
暇を持て余した子どもとの相性はよく、親が黙認する限り、子どもは延々と楽しむことができます。とはいえ、「永遠にゲームや動画を続ける習慣をつける前に、何か夢中になれるものに出会ってほしい」という漠然とした焦りを覚えました。

家族が一緒にできるボードゲームで悩みが解決

ゲームや動画、読み聞かせをしながら子どもと過ごしていたある日、娘がクローゼット探検をしながら私を呼びました。かすかに見えているあの箱を取ってほしいと。
そこにあったのは、かつて私が購入したいくつかのボードゲームでした。

私が学生時代に購入したものもあれば、子育てネットで話題だったものを購入したものもありました。ほとんど使わずにいたので、それを見つけた娘の顔はとても輝いていました。

クローゼットから懐かしいボードゲームを引っ張りだした後は、在宅ワークをしていた夫も休憩時間に加わりわが家の大ゲーム大会が始まりました。

遊び方を教えるため、最初は大人と子どもがペアになり、慣れてきたら一人ずつプレイ。「まだまだわが家の子どもには難しいのでは?」と思ったボードゲームですが、子どもののみ込みは大人の想像以上に早く、あっという間に自分なりの作戦を立てて大人を負かします。

その後、気がつくと数時間…なんてことがしばしば続きました。こんなにみんなで何かに集中したり、時間を忘れて没頭したりしたのはいつ以来か。夫ともそんな話で盛り上がりました。

ボードゲームで社会を生きるヒントが学べる?

わが家にあったボードゲームは3種類。どれも人気のあるもので、いわば定番中の定番といってもいいかもしれません。
大人を対象としたゲームは子どもからしたら聞きなれない単語も多く、娘からはその都度「これってどういう意味?」と質問を受けました。

そんな新たな知識も与えてくれたボードゲームとの出会い。実際にわが家が夢中になったボードゲームを3つご紹介していきたいと思います。

人生ゲーム(タカラトミー)

ボードゲームの定番中の定番ですね。ルーレットを回しながらさまざまな職業に就き、お金を稼ぎながら人生のゴールを目指します。
就職や転職、結婚や出産といったライフイベントがたくさん登場するので、子どもにとって初めて知る言葉も多く、お金の仕組みも覚えられます。職業カードなどがあるため、どんな仕事がもうかるのか、ステップアップするとどんな人になれるか、といった点も楽しそうに注目しています。

結婚後に出産があったり、マイホームを購入したり、株や保険に入ってみたり。何度も「これはどういう意味?」と聞かれ、社会の仕組みを教える一歩にもなりました。

モノポリージャパン (タカラトミー)

わが家で一番流行したボードゲームがこちら。
土地を購入し、家やホテルを建てることにより、マスに止まった人から通行料をいただいてお金を稼いでいくゲームです。娘は土地を広げていくことやお金のやり取り、どうにかして借金を返済していくというシステムが気に入ったらしく、何度もやりたがっています。

私も幼少時代に遊んだ思い出があり、学生時代に買いなおした思い出があります。大人だけでプレイしたこともありましたが、真剣にやるとかなり戦略が必要なゲームです。
止まるところの運だけでなく、手持ちのカードを使った交渉力、有利に進めていくために計算力も必要となってきます。

土地価格の高い場所を手に入れると一発逆転の可能性がありますが、資産が減るリスクがあること、安い土地でも運用をうまくすれば、ジャブをたくさん打つことができ資産を増やせることなど、やればやるほど味の出てくるゲームです。

※モノポリージャパンは、2020年10月31日現在、販売を終了しています

おおきな森のどうぶつしょうぎ(小学館)

子どもたちが将棋を楽しく覚えられるようにと作られた「どうぶつしょうぎ」。写真の「おおきな森」タイプは、本物の将棋と同じ数の駒を使用しながらゲームを進めていきます。

娘が生まれた頃、どうぶつしょうぎが流行っていたため「大きくなったら一緒に楽しめるかも」と用意していました。将棋のルールが全くわからない私を横目に、娘は夫からルールを教わり、みるみるうちに覚えた様子でした。

愛らしい駒と、駒を進めやすい目印付きなので、子どもも楽しんでプレイしています。
どうぶつしょうぎをきっかけに、家族で将棋のプロ棋士の話題について注目できるなど、楽しい副産物が生まれました。

ボードゲームは家遊びの強い味方

ボードゲームは家遊びのおともに最適です。その魅力をまとめてご紹介します。

ボードゲームはさまざまな種類があり、人数は2人以上からのものが多いため、兄弟や親のどちらかが参加すればプレイすることができます。ゲームや動画と違い、やりすぎによる目の疲れなどを心配しなくていいところもうれしいポイントです。

ステイホームにも強く、何時間でも楽しめる

ボードゲームは簡易ルールやじっくりモードなど、人数やプレイ時間によってルールを変更して遊べるものもたくさんあります。
わが家は気がついたら4時間たっていた…なんということもあったので、通常の学校などがあるときには少々厳しいものもあるかもしれません。

けれど、今回のように「じっくり考え遊ぶことのできる時間」があるのであれば、こんな適した遊びはないのではないでしょうか。

子どものレベルに合わせて一緒に遊べる!

また、小さな兄弟がいて難しいものは下の子が飽きてしまう…というご家庭におすすめなのが、ルーレットなどを使ったボードゲームです。人生ゲームのルーレットなどは、小さな子どもにとって大変興味を引くもののようです。

まだルールを理解できないお子さんがいらっしゃる場合、ルーレットやコマ運びだけをお子さんがやり、その他の運営を大人が手伝ってあげると、子どもは「自分がプレイした気持ち」になり、一人前になったかのような表情をします。

下の子どもが飽きてしまうとどうしてもそこで終わり、ということが起こってしまい、上のお子さんは消化不良になりがちです。けれど、アイテムを変えることで誰もが楽しめる遊びへと変わるのがボードゲームのいいところです。

また、サイコロを2つ使用するゲームなどは、覚えたての足し算を使って、なんとか自分の進むマス数を数える娘の姿も見られました。

知らず知らずのうちに「知育」として活躍してくれるボードゲーム。そんな、年齢やレベルによっても楽しみ方が変えられるところもボードゲームの魅力といえるようです。

年齢がバラバラでも平等に楽しめる

また、さまざまなボードゲームに触れていて印象的だったのが、あまりルールがわかっていなくても勝ててしまうゲームもあれば、戦略を練ることができる年齢の方が勝利しやすいゲームなどもある点です。これは、家族という年齢がバラバラの人間が集まって行うことの多い遊びとしては、重要なことのように感じます。

まだ小さい下の子は、何度も負けると泣いてしまうこともあります。しかし、運が左右するゲームであれば小さな子どもが驚くほど大勝ちすることもあり、それがかえって面白く、子どもが何度もやりたいと思う要因になるようです。

また、ゲームの中で自然と覚えられる単語があるのも子どもならでは。わが家の場合、娘は日本版モノポリーを何度も行うことで、都道府県の県庁所在地の漢字を読めるようになりました。

最近では「静岡の『岡』だよね」というように、覚えた漢字を外でひもづけて活用できるように。人生ゲームの職業選択のおかげで、「この職業はどのような仕事か?」といった話までするようになり、彼女の将来の選択肢が増えたのもボードゲームのよい影響だったのではと思っています。

家族が集まる広々リビング

外出自粛が続く中、ボードゲームを囲むためにわが家はリビングに集合することが増えました。

普段だったら平日なかなか会えない夫と子どもたちも、通勤時間がなくなったことで一緒にゲームをしたり会話をしたりする時間が確保でき、普段より濃いコミュニケーションが取れているように思います。

モノポリーや人生ゲームは大きなテーブルを囲んで

ボードゲームをやる際に必要だと実感したのが、リビングに置かれた大きなテーブルです。

わが家は以前はちゃぶ台タイプのローテーブルで生活をしていましたが、子どもの成長とともにリビングを見直しました。結果、子どものお友達が遊びに来てくれたときのために大きめのテーブルを購入。

「少し大きすぎたか」なと感じることもあったのですが、ボードゲームを何度もする中で大きめのテーブルはとても便利でした。カーペットの上でくつろぎながらプレイすることもありましたが、動きが大きい子どもには高さがあり、硬い場所のほうが適していたように思います。
ある程度大きなテーブルを置いても圧迫感のないリビングでよかったな、と改めて間取りに満足しました。

モノポリーの後は日本地図で確認を

また、モノポリージャパンをプレイしたときに行っていたのが、「自分が手に入れた土地の場所を日本地図で確認する」という作業です。これで地名と実際の位置がなんとなくわかってきたようで、のちのち教えなければと思っていた日本地図への興味の一歩となってくれました。

わが家の壁には日本地図と世界地図を並べて貼っていますが、子どもたちは土地を買い足すたびに壁を気にしていたように思います。

パパと二人で将棋を楽しむ子ども部屋

そして、ゲームをしながらあったらいいなと思ったのが、光が目いっぱい差し込む縁側のようなスペースです。これはきっと、昔ながらの将棋のイメージからかもしれません。

わが家の場合、子ども部屋で夫と娘が将棋を指すことが多く、妹に邪魔されず真剣に将棋を指すには静かな空間が必要なのだな、と実感しました。

親子で過ごした思い出の時間は永遠の宝物

現代の室内遊びは、オンラインで簡単に世界中の人とつながることができるなど、便利なものであふれています。一人暮らしやお友達と離れていてもつながりたい場合、それらは大変ありがたいものです。

しかし、まだまだ子どもが小さい間は、できればゲームや動画三昧になってほしくない、というのも親心ではないでしょうか。

そんなときに活躍してくれるボードゲーム。家族で囲むその瞬間は、なんらかの会話を生み、普段より距離を縮めてくれます。少しだけ成長し、パパとの会話が減っていた娘さんが久しぶりにパパと笑い合ったという話も聞きました。

ゲームを楽しむことも一つですが、大人になってからも親子で遊んだボードゲームのことは不思議と記憶に残っているもの。永遠の宝物になる時間を、親子でぜひつくってみてくださいね。

sado mamoru

sado mamoru

日暮里・舎人ライナー沿線で暮らす主婦ライター。二児の母。なるべくお金をかけずに楽しめる公園やイベント情報を収集しながら、週末は家族で沿線の子育てスポット巡りを楽しんでいます。

※このページの内容は、2020年11月3日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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