一人暮らしの働くOL女子の私が、快適な暮らし「最高のお城」の見つけ方

一人暮らし用の物件を選ぶ時に必ずやらなければならない、理想の条件の取捨選択。家賃も立地も設備もすべてが希望通りのお部屋に住めたら幸せだけど、現実はそうもいきません。

なにを貫いてなにを諦めるべきか。私自身、初めてのお部屋探しは想像以上に難しくて苦労しました。そんな私が実際に一人暮らしをしてみて感じた物件を選ぶ時のポイントをご紹介します。

物件を選ぶ基準が分からなかった私

社会人になって数年。
「新人の頃よりはお金にも心にも余裕が持ててきたし、そろそろ実家を出てみよう」
そう思って、私は人生で初めての「一人暮らし」をスタートさせる決意をしたのでした。
新しい生活にはもちろん不安もあるけれど、素敵な妄想ばかりがふくらみます。
「自立した大人の女になるんだなぁ」なんて未来の成長した自分の姿にわくわくしていました。

しかし、初めての一人暮らし。そもそも物件を選ぶ基準が分からない。
ずっと実家暮らしの私にとって未知の世界でした。
「家賃はいくらまでで設定すればいいの?」
「ワンルーム6畳って狭すぎ?」
「家賃と立地のバランスは?」
物件探しを始めた当初の私には、譲れない条件というものがほとんどなく、理想と妥協点のバランスを、軸になるものが何もないまま探っていました。

石橋を叩いて結局渡らないぐらいの慎重派タイプの私は、一人暮らしへの決意は揺らがないものの、数軒の不動産屋さんを渡り歩き、不動産屋さん、親、友人のアドバイスに心が揺らぎまくり、当時お付き合いしていた優しい彼氏にさえ「もう勝手にしろ」と突き放されてしまった苦い思い出があります。

そんな私ですが、当時契約した初めての賃貸物件は自分にとっては奇跡的に大正解で、今も快適に暮らしています。

OLにとって、自分だけの住まいは”お城”じゃなくて“基地”である “

働きながら一人暮らしを始めて感じたこと。
OLにとって、自分の部屋は自分だけの“お城”というより“基地”である。ということ。かわいくない考えですが、忙しい毎日、そこから戦場(職場)に向かい、戦い終わって戻る場所なんだという現実です。
心と身体を休ませる場所であることは同じですが、優雅に暮らす姫でいられるわけではありません……。自立した女になるということの意味を痛感しました。 “物件選びの条件は人それぞれ”なのはもちろんですが、OLが物件を探す時に重要だと思うポイント3つをご紹介します。

ポイント①:家賃を軸にする

築年数が浅い部屋。広い部屋。駅から近い部屋。セキュリティがしっかりした部屋……。
できるだけ条件のいい部屋に住みたいのは当然です。
そしていい部屋になればなるほど、もちろん家賃が高い。
家賃が3千円違うだけで、部屋の選択肢はきっと倍以上にふくらみます。
素敵なお部屋を見つけてしまうと、どうしても憧れてしまいます。

しかし、「部屋が狭い」とか「駅から遠い」は我慢できても、「家賃が高い」は一人暮らしを継続することすら揺るがしかねない要素です。“節約”は貯金をするためであって、家賃を払うためではない。と私は思います。生活をするためのお金にあまりにもゆとりがない一人暮らしは、不安でしかありません。
「どうしても〇〇駅を使いたい」とか、他に第一条件があるなら、始めはそこは譲らなくてOKです。ただし、不動産屋さんに相談してみて、家賃が払えなそうだったら諦めるべきです。初めての一人暮らしなら特に、高い家賃へのチャレンジは禁物です。

私の当時のお給料は手取りで月16万円くらいでした。(今もあまり変わりませんが)
そんな私が月10万円の物件に住めるか? 「絶対に無理」。それは一目瞭然ですよね。よく、家賃は給料の1/3程度にといいますが、私は“5万円台”に設定しました。「6万円は出さない」と決めて、実際に契約した物件は共益費込みで5万8千円です。あくまで私の場合ですが、家賃、光熱費、食費、雑費、通信費等、月10万円前後が生活費としてかかっています。自由に使えるお金は5万円程度。

休みの日に友達とショッピングやランチを楽しみたいし、たまにはお酒を飲んでストレス発散したいし、ネイルや美容院などおしゃれも楽しみたいですから。生活に必要な最低限のお金はお給料で賄えるようにしています。
たまには旅行やブランド物やアクセサリーなんて自分へのご褒美費用も忘れずに。
戦って得た大事な資金です。
維持費は極力抑えて計画的に。余裕を持った生活ができるようにしましょう。

ポイント②:通勤時間は“長さ”より“快適性”

私は実家からでも通勤できる距離に住んでいました。実家から会社までは40分程度。一人暮らしを始めてからは20分になりました。
通勤時間が半分で済むようになったこと。これは想像以上にストレスの軽減になりました。といっても、時間が20分短縮されたことによる効果ではありません。

以前は15分間満員電車に乗っていたのです。この毎日の15分間、往復30分間が、私にとって一番苦痛な時間でした。
朝から知らないオジサンたちの間に至近距離で立ち、小競り合いにビビり、学生さんに突き飛ばされ……「今日は何事もありませんように」心の中で願う毎日。
電車が遅延している時は、普段よりさらにぎゅうぎゅうの電車に無理やり乗り込み、通勤前からヘトヘトになっていました。

今は電車に乗る時間は5分弱。始発駅なので混雑していません。
家から駅まで歩く距離は以前より長くなりましたが、毎日の通勤時間の魔の30分がなくなったこと。一人暮らしを始めて、今の部屋に決めて、一番良かったと思っているポイントです。
通勤時間は長さより、環境だなと強く思いました。職場で頑張るべきなのに、通勤で疲れているようでは仕事で本領が発揮できません。無駄な労力は使わないようにしましょう。
最寄り駅の栄え具合とか、通勤時間に気をとられがちですが、電車通勤でも車通勤でも、距離だけでなく混雑状況も是非調べてみてください。

ポイント③:食事が確保できる部屋

食事をしないと生きていけません。
自炊の予定はありますか? 私は比較的料理が好きな方なので、2口コンロは絶対条件としました。1口コンロだと、煮物など火を長時間使う料理を作った場合、お味噌汁すら作れなくなってしまいます。夏場は野菜なども腐りやすいので冷蔵庫は多少容量があるものの方がいいです。小さいシンクは食器が洗いづらく、私は苦労しています。

一人暮らし用の物件はほとんどキッチンが狭いと思いますが、効率が悪いと料理する気も失せてしまいます。毎日のことですからね。自炊をする予定なら、ある程度キッチンにこだわりましょう。調理器具を工夫すれば1口コンロでも問題ないかもしれませんが、私は2口コンロじゃなかったら、とっくに自炊をやめていたと思います。

では、自炊をしないなら、何も考えなくていいのかというと、そうもいきません。
食料を確保できるお店はありますか?
帰宅途中に外食するのか、コンビニ弁当やお惣菜を買って帰るのか、出前をとるのか。夜遅くまでやっているお店はありますか? 近くにコンビニは1つだけ? 選択肢はどれくらいありそうですか?
掃除や洗濯の頻度は減らせても、食事は減らせません。(ダイエットもいいですが、一人暮らしで体調を崩すと地獄です。)
健康に生活するための基本の食事。
自分が毎日どんな食生活を送るのか、それに見合った環境が整っているのかイメージしてみましょう。

自分の理想のお部屋に住めたら、自分好みのインテリアに囲まれて生活できたら、それだけでテンションが上がって、毎日頑張れるような気がするのも事実。
女性なら、広さや築年数、日当たりといった、“素敵な部屋にするための土台”ももちろん重要ですよね。

私ももちろんこだわりました。
白いフローリングの床の明るい部屋とかわいらしい外観のアパートが私のお城です。もちろん3つのポイントはクリアしています。カーテン選びから照明、テーブル、一つ一つ丁寧に選んで自分好みのお気に入りの空間になりました。
皆さんも是非、自分だけの素敵なお城風基地をつくってください。

乃々

乃々

関東在住の30代OLの普通の一人暮らし。日々の暮らしのちょっとしたこだわりや生活の知恵をブログにしています。同僚と世間話するくらいの感覚で覗いてみて下さい。

※このページの内容は、2019年2月26日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください