2月29日は「ニンニクの日」。残念ながら今年は28日までですが、この機会にニンニク料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
わが家は、アウトドアやキャンプが大好きです。わが家のキャンプでば、ニンニクは外せない材料の一つ。ニンニクがあれば料理がグッと味わい深くなります。私はニンニクを食べると元気になり、キャンプの雰囲気も相まってパワフルに子どもたちと遊べると感じています。
そんなニンニクは、キャンプだけではなく家でも活用したいもの。わが家では、週末にニンニク料理を作って楽しんでいます。今回はキャンプでも家でも楽しめる、ニンニク料理の魅力やおすすめの保存方法を紹介します。
料理にプラスするだけでガツンとアクセントをつけてくれるニンニク。美味しいけれど気になるのはニンニク特有のにおいですね。
ニンニク、食べていますか?
ニンニクたっぷりの焼肉やラーメンを食べた翌日、職場で「昨日、ニンニク食べた?」と聞かれると、ドキッとしてしまいます。そんな経験を何度か経て、一時期はラーメン屋さんに行っても、ニンニク抜きをお願いするようになっていました。しかしながら、何だか物足りず、ニンニクが恋しくなってしまいます。
そこで、私と同様にニンニクが恋しい方には、翌日が休みの日である週末に、思いっきりニンニクを食べるのをおすすめします。
週末レシピはニンニクが大活躍!
慌ただしい毎日の中、平日は食事を作るのに精いっぱいな節があります。私も作るのが簡単で子どもたちも喜ぶカレーライスなど、子どもが食べやすいものを優先して作ってしまいがちです。
しかし、待ちに待った週末は違います。いそいそとニンニクを取り出し、料理の準備をはじめます。
翌日は休みなので、職場でのにおいを気にする必要もありません。家族全員がニンニクを食べていれば、もはや誰も気にする必要もないという最高の条件です。張り切ってニンニクをふんだんに使った料理を作っています。アウトドア派なわが家にとって、週末を元気に過ごすためにも、エネルギーチャージは最重要事項といえます。
ニンニクの栄養素
ここで、ニンニクの栄養について、少しお話しします。
ニンニクのにおいのもとでもあるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助け、免疫力アップにもつながり滋養強壮にいい栄養素です。また、新陳代謝を助けるスコルジニンやビタミンB1、ミネラル成分も豊富に含まれています。疲れた週末こそ、ニンニク料理の出番です。
しかし、ニンニクは食べすぎないようにしましょう。次に紹介する保存のポイントを押さえれば、慌てて使い切る必要がなくなりますよ。
傷みやすいニンニクの保存ポイント
ニンニクを冷蔵庫で保存すると、すぐ芽がでたりしなびたりして困ったことはありませんか?
ここからは、長く美味しくニンニクを活用するために、保存のポイントを紹介します。
使いやすいようにカットして冷凍保存
ニンニクは冷凍保存ができます。皮をむいて一粒ずつばらして冷凍してもいいのですが、解凍後の手間をはぶくため、使いやすい大きさにカットして冷凍保存するのがおすすめです。
使うときは冷凍のまま料理に使います。1回分ずつ小分けして冷凍しておけば、そのままフライパンに投入するだけで簡単調理が可能です。私のように、疲れたときは包丁すら握りたくない面倒くさがりな人には、最高の保存方法といえるでしょう。
すりおろしは下味冷凍に活躍
すりおろしも使いやすい量でまとめて冷凍するといいのですが、取り出しにくい上に使うときにはねることも多く、活用できずにいました。そのため、すりおろし単体としては冷凍せず、お肉の下味冷凍の調味料として活用しています。
冷凍保存ができる袋に、お肉とニンニクと各種調味料を入れてもみ込んで冷凍するだけ。使うときにはしっかりニンニクの味が利いた、おいしいおかずが簡単にできますよ。
たとえば、鶏もも肉に下記の材料をもみ込んで冷凍しておきます。
・ニンニクのすりおろし
・しょうがのすりおろし
・鶏がらスープの素
・醤油・酒・塩コショウ
・ごま油
解凍した後に、そのまま炒めても美味しいですし、片栗粉と小麦粉をまぶして揚げればから揚げにもなります。料理に使うときは、前の晩か当日の朝に、冷凍庫から冷蔵庫に移すことだけ忘れないようにしましょう。
お手製ガーリックオイルは万能
ニンニクを刻んで唐辛子とともにオリーブオイルでつけておくだけで、お手製ガーリックオイルができます。 ペペロンチーノやサラダのドレッシング、炒め物などにもぴったりです。面倒くさがりなのに、手早く美味しい料理を食べたい私は、何かのついでに作っておいて、普段の料理に活用しています。
週末に食べたいニンニクレシピ
平日には許されないくらい、がっつりニンニクを使ったレシピを3つ紹介します。ぜひ、週末のニンニク料理にご活用ください。
しいたけのガーリックステーキ
肉厚で大きなしいたけが手に入ったら、必ずこのレシピを作ります。しいたけの風味とニンニクの香りが相まって、何枚でも食べてしまいます。
<材料>
・肉厚で大きなしいたけ 好きなだけ
・ お手製ガーリックオイル 大1+オイルに入っているニンニク適量
(もしくはオリーブオイル大1+ニンニク1片)
・バター(もしくはマーガリン) 5g~お好みで
・醤油 小さじ1/2~お好みで
<作り方>
1. しいたけの傘に切り込みを入れる。
2. フライパンにガーリックオイル(もしくはオリーブオイルとニンニク)を入れ、火をつけてニンニクの香りが立つまで温める。
3. しいたけを焼く。全体的に火が通ればバターをからめ、仕上げに少し醤油をたらして完成。
ニンニクたっぷりアヒージョ
ニンニクを使ったキャンプ料理といえばアヒージョです。小ぶりのスキレットなら、魚焼きグリルでも調理できます。スキレット自体が高温になりますので、やけどしないように気をつけてくださいね。
<材料>20cmスキレット一つ分
・エビ 1パック
・しめじ 1/4パック
・エリンギ 1本
・マッシュルーム 1パック
・ニンニク(スライス) 1~2片
・鷹の爪 1本
・オリーブオイル 200ml(スキレットに合わせて調整)
・塩 少々
<作り方>
1. スキレットにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れて火にかける。
2. ニンニクの香りが立ったら、食べやすく切った具材を入れる。
3. 火が通れば、仕上げに塩を振りかけて完成。
ニンニクまるごとホイル焼き
こちらもキャンプでも楽しめるメニューです。ニンニクがとろけるくらい焼いてください。焼き芋のような味わいに、ビックリすること間違いありません。仕上げに焼肉のタレをかけたり、バターをのせたりしても美味しいですよ。
<材料>
・ニンニク 1個
・オリーブオイル 大1
・塩 ひとつまみ
<作り方>
1. ニンニクの頭を切り落とし、アルミホイルに置く。
2. 上からオリーブオイルをたらし、丁寧にアルミホイルで包む。(二重にするのがおすすめ)
3. トースターや魚焼きグリルなどで、弱火で20分ほどじっくり焼く。ニンニク全体に火が通り、とろけるくらいまで焼ければ、塩を振りかけて完成。
快適キッチンでニンニク料理を楽しむ
週末にニンニク料理の腕を振るうには、やはり料理しやすいキッチンがおすすめです。ここからは、快適に料理ができる、おすすめのキッチン設備をご紹介します。
3口コンロのあるキッチン
料理をするなら、やはり三口コンロが便利ですね。パスタをゆでながらニンニクベースのソースを作り、さらに具材たっぷりのスープを作れば、立派なイタリアンディナーの完成です。
私はあまり要領がいいほうではなく、効率よく調理を進めるのが苦手でした。そんな私が毎日快適に調理できるのは、3口コンロの存在が大きいです。3口コンロがあるキッチンで、多彩なニンニク料理を楽しんでくださいね。
グリルがあれば調理が簡単に
魚焼きグリルは、魚を焼く以外にも調理に活用できます。今回紹介したホイル焼きやアヒージョも、トースターやコンロではなく魚焼きグリルで調理できます。アヒージョ用のスキレットは、魚焼きグリルにジャストフィットな小ぶりなサイズが一つあれば便利ですよ。グラタンなどのグリル料理にも使えますし、キャンプなどにも気軽に持っていけます。
3口コンロに魚焼きグリルがあれば、さらにもう一品作ることもできます。先ほどのニンニクソースのパスタとスープにもう一品、野菜と魚やお肉のグリルを添えれば、豪華なパーティメニューになりますね。
週末のニンニク料理で元気チャージ
週末に楽しみがあると、忙しい平日も乗り越えられます。私の楽しみは、週末のお出かけやアウトドア、そしてニンニク料理です!
週末に元気をチャージができると、平日はよりパワフルに過ごせます。私にとってニンニク料理は、そのための必需品といえるでしょう。ぜひ、週末にちょっとしたお楽しみ、ニンニク料理にチャレンジしてみてくださいね!