毎日の暮らしの中で趣味を楽しむ家

無垢の床と板張りの天井が暖かさと懐かしさを感じる落ち着く空間です。 約14.5畳と決して大きくありませんが、ダイニングキッチンの天井を低くし、リビングを１段(18Cm)下げることで広く感じる工夫をしました。 奥様はリビングから庭に出られるようにしたいとのご希望でしたが、旗竿地で隣家との距離も近く目線が気になる立地条件のため、リビングを2階に配置してバルコニーから直接お庭に降りられるように外階段で繋げました。

今まではレンタルスペースを利用していましたが、これからは自宅でメンバーと練習ができます。 防音工事については専門の会社へ依頼した場合、一般的に数百万円の工事費が掛かりますが、コストを抑えるため弊社独自の方法で防音室を造りました。 奥様お気に入りの照明が素敵な雰囲気を醸し出す中で楽しく練習をしています。

ご夫婦共通の趣味で陶芸教室に通っていますが、将来はお家で轆轤を廻して楽しめるように土間の床をご提案しました。その他にもレトロなミシンで裁縫したり、趣味で集めているレトロな小物を飾ったり、裸足でのんびり本を読んだりセカンドリビング的にも楽しめる多目的な趣味室です。 基礎断熱で断熱対策も施しています。

ご主人が音楽を聴いたり漫画を読んだり。趣味を楽しむお部屋です。 ２畳ちょっとの小さな部屋のため、隣の土間の部屋との間を造作の木製窓で仕切ることで圧迫感がない工夫をしました。 内装は藍色、壁の１面は有孔ボードで仕上てハンディング収納として、机と小物入れとローボードは造作しました。

２階の寝室は板を張った勾配天井と木製デッキのロフトで山小屋みたいな雰囲気に。左(東面)の細長い窓からは朝日が差し込み、毎日気持ちの良い起床と心地よい就寝を体感しています。 奥には上部を開けた目隠し壁でクローゼットを造り圧迫感がないように工夫しました。

重厚感のある木製玄関ドアとルーバー扉で造作した下駄箱に、帰宅して直ぐに手を洗える手洗いを設置しました。 真鍮の壁付水栓と陶器の水受けに丸鏡と濃い目のタイルが木調の内装とマッチして非日常を感じる空間は帰りたくなる家の入口です。

春は借景で桜を見ながら仲間とお花見して。 夏はビールを片手に仲間とワイワイ花火を見て。 秋は気持ちよくお昼寝して。 冬は寒いのでお家の中でのんびりゆったり寛ぐ。 人目を気にせず洗濯物が干せて、みんなで遊び、楽しめるスペースです。

奥様からリビングとお庭を繋げたいとのご希望がありましたが立地条件からリビングは２階に配置する計画となりました。 リビングに面して外廊下を兼ねたバルコニーから外階段を降りて直接お庭に出られる導線を作りました。 圧迫感がないようにシンプルにデザインし、昇降用の階段だけではなくお庭のアクセントにもなっています。