兵庫県姫路市 Hさん

居室からのガレージの眺め。業務用の照明や、ユーズド感のある時計などが似合うよう、鉄骨造で使う建材やタイル、無垢材などの素材にこだわり、夫妻の理想のテイストを実現した

エントランスの正面は、シンボルツリーのある吹抜けのある中庭。この空間があることで、南東にガレージ、北西に居室という住まいでも、明るく開放的な空間となっている

玄関からリビングへの通路。深みのあるオークの床が、アンティークな雰囲気を醸し出している

ガレージ、中庭とLDKの間に廊下とスケルトン階段がある。中庭と階段上部は吹抜けになっているため、上階からの光が居室に届く

くつろぎのひとときを過ごすソファ部分は、タイル張りの壁で目隠し。グリーンがかった黒っぽい色合いがおしゃれだ

木のパネルで覆ったキッチン、武骨な業務用の照明、味わいあるタイル壁の向こうに愛着ある年季の入ったクルマ。所有するモノに対するHさん夫妻の愛着と、それを理解して合う空間をつくりあげた設計担当者。そのパートナーシップを感じる住まいだ

ガレージ内のデッキ。クルマ好きな友人たちが集まっては、ここでクルマ談義をしているという

ガレージの南西側には、室内のデッキだけでなく、屋外のウッドデッキも。クルマも自然も楽しめる住まいだ

「ガレージは見せること」「生活は見せないこと」を重視した設計。道路から見ると、「おしゃれなクルマ屋さんができたのかな？」という印象

ガレージのシャッターを閉めたH邸の外観。白×グレーの長方形を組み合わせたカタチは、シンプルでありながら躍動感がある