音楽スタジオがある家

深い軒のあるポーチが印象的。 エントランス扉は深みのあるチーク材、軒天にはレッドシダー材を施している。

音楽スタジオの傾斜した天井に吸音パネルを設定し、室内の音の反響をやわらげ、 音の伝わり方をはっきりさせてくれるような空間を確保しました。

北側の開口には、インテリアになじむ木製サッシを採用。 引き戸が持ち上がってスライドする機構、ヘーベシーベのサッシをセレクトすることで高い気密性をかなえている。

部屋の中心にあるスギの磨き丸太の円柱がフォーカルポイントとなるだけでなく、 ワンルームでキッチンやダイニングを緩やかに区切る役割を果たす。

キッチンカウンターはグラフテクトにオーダー。 ニュアンスのあるセラミックの天板と面材でナチュラルな印象の空間を引き締める存在だ。

床座でくつろげるよう、キッチン北側に琉球畳を敷いた小上がりをデザイン。

ご夫婦が主に使用する２階の洗面室。 二世帯住宅なので、キッチンや水回りは世帯ごとに分けているため、お互いにほど良い距離感で過ごせる。 造作した洗面カウンターの前にはモザイクタイルを使用し、アクセントに。

木の温もりを感じれるお風呂は、自然や環境を意識したご夫婦の考えが表れている。

２階のシャワー室は、木目調パネルにブラックのシャワーヘッドでモダンにコーディネート。

木目が美しく柔らい雰囲気のシナ合板に着色した手洗いカウンターとシックな手洗いボールを選んで、ナチュラルテイストなトイレに。