兵庫県南部に位置する加古川市は、東播磨地域の中核都市で、大阪・神戸・姫路のベッドタウンとして知られています。私たち家族は夫の転職を機に、7年前に加古川駅周辺へ引越してきました。加古川市で子どもたちの育児をしていると、市が防犯に力を入れていると感じることが多いです。

加古川市は治安維持だけでなく、災害対策もしっかりと行っていて、子育てにも安心な環境を提供しています。この記事では、加古川市の安全対策や生活環境について詳しく解説していきます。

これから引越しを考えている方は、ぜひ参考にしてください。加古川駅の物件を探す

加古川市の風景

加古川市は兵庫県南部に位置し、東播磨地域の中核都市として知られています。神戸市と姫路市の間にあり、都市と自然の調和が取れた魅力的な環境が特徴です。

市の北部には自然の豊かな田園風景が広がり、心安らぐ景色を楽しめます。南部には工業地帯が広がり、大型量販店やショッピング施設が立ち並び、活気に満ちた生活を送ることが可能です。

加古川市内にはJR山陽本線(JR神戸線)、JR加古川線、山陽電鉄本線が通っています。JR加古川駅には新快速が停車するため、三宮までわずか29分、大阪まで52分、姫路まで10分と主要都市へのアクセスが非常にスムーズです。

加古川市は優れた交通の便により、通勤や通学に便利なベッドタウンとして知られています。もちろん、市内にはショッピングセンターやスーパーマーケットが多数あり、日常生活に必要なものがすぐに手に入り、住みやすい環境が整っています。

2024年7月1日現在の加古川市の人口は25万5,450人で、世帯数は11万450世帯でした。都市部の便利さと自然環境の美しさが融合した加古川市は魅力的な街です。

多くの住民や通勤者、通学者で日常的に賑わっている加古川駅。一般的に治安は良好とされていますが、具体的にはどうなのでしょうか。

ここからは、加古川駅周辺の治安について紹介いたします。

加古川駅周辺の犯罪発生件数

2024年5月に加古川市加古川町で発生した犯罪は、侵入窃盗が3件、オートバイや自転車の盗難が14件、万引きが5件で置き引きが1件でした。さらに、特殊詐欺の予兆となる予兆電話が1件報告されています。

加古川駅周辺では、自転車やオートバイの駐輪スペースが多く設けられていることから、これらの盗難が比較的多発しているようです。

加古川駅周辺の治安に対する取り組み

加古川市では犯罪の未然防止を目的とした多岐にわたる取り組みが積極的に行われています。主な取り組みを5つ紹介いたします。

加古川市では、市民の安全を保ち、犯罪の未然防止に努めるため、「不審者情報マップ」の公表を積極的に行っています。これは市内で発生した注意すべき事案を効果的に可視化することで、市民の日常生活に対する安全意識の向上に役立っている取り組みです。

不審者情報マップには、兵庫県警から配信されるひょうご防犯ネットや教育委員会等からの「不審者」、「ちかん」「露出」「声かけ」「暴行等」の情報が掲載されており、情報が入り次第随時更新されています。

地域を効果的に管理するために2つのブロックに分け、学校や保育園、幼稚園の下校時間に合わせて巡回パトロールを実施しています。このパトロールは、地域の安全を確保するとともに、市民への防犯に関する啓発活動と意識向上につながっています。

巡回パトロールでは学校や幼稚園、保育園だけでなく、交番・ATM・公園など、市民の日常生活で頻繁に利用される場所にも訪れています。これらの施設を訪問することで、地域特有の安全上の問題点や市民の懸念事項を直接把握し、パトロールや啓発活動の改善に活かしています。

特殊詐欺、特に還付金詐欺や振り込め詐欺は高齢者をターゲットにすることが多く、犯人は被害者の自宅の電話に直接連絡する手法を用います。

そのため、これらの詐欺を効果的に防ぐためには、通話内容を自動で録音できる電話機が非常に有効です。この機能により、詐欺の手口を特定しやすくなり、同様の詐欺被害を未然に防ぐことができます。

加古川市では、このような詐欺対策をさらに強化するために、65歳以上の市民を対象に、自動録音機能付き電話機や外付け録音機の購入に対して、費用の一部を市が補助する政策を実施しています。

加古川市内に設置されている見守りカメラ

加古川市は、市民が安心して子育てできる環境を提供するため、小学校の通学路や学校周辺に多数の見守りカメラを設置しています。2017年度には通学路に900台、続いて2018年度には公園や駐輪場周辺に575台のカメラを追加し、子どもたちの安全な通学環境がさらに強化されました。

これらのカメラには、位置情報を追跡する「ビーコンタグ(BLEタグ)検知器」が内蔵され、子どもや認知症の方など、行方不明になる恐れのある市民の位置情報履歴を保護者や家族に通知することが可能です。

さらに、2022年度にはAI技術を搭載した150台の「高度化見守りカメラ」を導入したことで、通学路の監視機能がさらに向上しました。2023年度にはさらなる安全対策として、「高度化見守りカメラ(危険運転検知特化型)」を市内の主要交差点に設置。交通事故の防止に大きく貢献することが期待されています。

このように、加古川市は最新技術を駆使して、市民の安全を守るための取り組みを積極的に進めています。

「子ども安全ネットかこがわ」というシステムは、加古川市が市民の安全を守るために設けた、情報通知サービスです。メールアドレスを登録するだけで、不審者や変質者の情報、さらには緊急情報をリアルタイムで携帯電話やパソコンを通じて受け取れます。

「子ども安全ネットかこがわ」は不審者情報以外にも、地震・津波・大雨などの気象情報が提供されるため、緊急事態に迅速に対応する準備を整えられて便利です。

このように、加古川市は市民一人ひとりの安全と安心を守るために、最新技術を駆使しながら進化し続けています。

加古川

加古川駅周辺の治安に対する取り組みについて見てきましたが、災害への備えはどうなっているのでしょう。実際のハザードマップを見ながら説明いたします。

加古川駅周辺の地形の特徴と注意点

加古川駅付近は平坦な道のりが続き、加古川駅から加古川の河川敷まで、徒歩約10分。駅近くに1級河川の大自然があるという魅力的な地域です。

加古川は兵庫県を流れる主要な河川で、流域面積は1,730km2です。加古川は丘陵地と広い平地を蛇行しながらゆったりと流れ、加古川市や高砂市など、工業地・商業地・住宅地が集まる地域を通ります。加古川流域は瀬戸内海型気候で比較的降水量が少ないところが特徴です。

大雨が続いたり、台風が接近したりした場合には、洪水被害を防ぐために排水水門や樋門、樋管のゲート操作が行われています。出水期前や台風期、増水後などにも堤防や護岸の点検を複数回実施し、災害時に適切な対応ができるよう備えています。

加古川駅周辺のハザードマップ

加古川駅周辺のハザードマップは以下の通りです。

洪水・内水

高潮

ハザードマップによると、加古川駅周辺は洪水時の浸水深が3.0mから5.0m、高潮時の浸水深が0.5mから3.0mと予想されています。引越しする際には、ハザードマップに目を通しておくようにすると安心です。

出典:「ハザードマップポータルサイト」

加古川駅周辺の地盤

加古川沿いの平野は、川や海で運ばれてきた土砂・砂礫・泥が堆積して形成されました。一般的にこのような地形は、河川の氾濫や高潮、液状化のリスクがあり、地震時には揺れやすい特性を持っています。

加古川駅周辺の避難場所・防災対策

指定救急避難場所

加古川市には、災害時の避難のために、「指定緊急避難場所」と「指定避難所」が設けられています。

「指定緊急避難場所」は災害発生またはその恐れがあるときに、生命の安全を確保するため緊急的に避難する場所です。一方、「指定避難所」は、災害の危険性がなくなった後、自宅が被災した場合に避難生活を送るための場所です。

避難所の開設は、災害の種類や状況に応じて行われ、すべての施設が開設されるわけではありません。市が避難所を開設した場合は、緊急速報メールや防災ネットかこがわなど、さまざまな手段で情報が提供されるので、開設されている施設を確認してから避難しましょう。

加古川駅付近の主な指定緊急避難場所、指定避難所は以下のとおりです。

・県立加古川東高等学校

・氷丘南小学校

・加古川市総合福祉会館

・加古川公民館

・鶴林寺公園

・日岡山公園

・県立加古川西高等学校

・加古川小学校

・氷丘小学校

・県立加古川南高等学校

この他にも、加古川市内には80ヶ所以上の指定緊急避難場所と指定避難所の一覧がありますので、予め住む地域の近くの避難場所を確認しておくようにしましょう。

加古川駅周辺は、商業施設が広がる駅の南側、住宅地が広がる北東、河川敷のある西側と大きく3つのエリアに分類できます。それぞれのエリアで治安に対する注意点をみていきましょう。

加古川駅周辺のエリアごとの特徴(1)商業施設が広がる南側

ヤマトヤシキ

加古川駅の南側すぐには、百貨店ヤマトヤシキやベルデモール商店街があります。周囲には塾や会社なども多数あり、昼夜多くの人で賑わっています。このエリアは歩行者だけでなく、自転車を利用する人も多いため、周囲をよく確認しながら進むようにしましょう。

加古川駅前交番

駅のすぐ北側には交番もあり、警察官が常駐しているので安心です。

加古川駅周辺のエリアごとの特徴(2)住宅地が広がる北東

加古川駅の北東には閑静な住宅街が広がっており、公園や小学校などの生活に便利な施設がそろっています。道路は整備されていて歩道も広く、ウォーキングに適した環境が整っており、住みやすいエリアです。

ただ、夜になると人通りが少なくなりますので、なるべく大通りを歩く、街灯の多い道を選ぶなどして多少の対策をしておくとより安心できます。

加古川駅周辺のエリアごとの特徴(3)河川敷のある西側

加古川駅の西側には河川敷や商業施設・ニッケパークタウンがあります。ニッケパークタウンには地元の人や市外から車で訪れる人が多く、休日には駐車場が満車になるほど賑わっています。ニッケパークタウン前の道は特に交通量が多いので、通行する際は注意しましょう。

加古川の河川敷には草木が生い茂る場所もあり、天候によっては増水することがあります。訪れる際は気をつけてください。

加古川駅周辺は、1級河川である加古川のほとりに位置している地理的な特性から、市はさまざまな防犯対策とともに、河川の氾濫対策にも力を入れています。

これまでの治安や災害情報を踏まえ、物件選びにおけるおすすめの条件をみてみましょう。

浸水の心配がある方は、2階以上の物件

市内には適切な排水システムが整備されており、定期的に河川の清掃や堤防の強化を積極的に行っています。しかし、それでも万が一の浸水が心配な場合には、2階以上の住居を選ぶことで、より安心して生活できるでしょう。

災害拠点病院の加古川中央市民病院が駅近くに

総合保健センター「ウェルネージかこがわ」

駅周辺には、加古川中央市民病院を始めとする多くの医療施設、総合保健センターや「ウェルネージかこがわ」があります。これらの施設は高齢者や子どもたちの健康管理に重要な役割を果たしているため、地域住民の生活の安心材料といえるでしょう。

加古川中央市民病院は、兵庫県の災害時の災害拠点病院として指定されています。

コミュニティの結束を求めるなら駅の北東エリア

駅北東エリアには閑静な一戸建てが多く、所々に緑の豊かな環境が広がっています。この地域は、静かで落ち着いた生活を求める人々に適しており、家族連れや高齢者に人気です。周辺には小規模な公園もあり、住民同士の交流も盛んです。

コミュニティの結束が強いため、不審者対策にもつながっているでしょう。

このように、加古川市は市民が安全で快適に生活できるような支援体制を整えています。住民一人ひとりが安心して暮らせるよう、防犯から自然災害対策に至るまで、さまざまな取り組みを進めているところが加古川市の魅力です。

加古川市の家賃相場は以下のとおりです。

ワンルーム 4.95万円

1K 5.02万円

1DK 6.08万円が

1LDK 7.57万円

2DK 5.00万円

2LDK 7.50万円

家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 加古川市(2024年7月14日時点)

これからも加古川市はますます住みやすい街へと変化していくでしょう。引越し先を探している方は、ぜひ加古川市も候補に入れて検討してみてくださいね。

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