東京都世田谷区は、東京23区の中でもっとも人口が多い区です(2024年1月1日時点)。都心へのアクセスがいい一方で、自然が多く落ち着いた街も多いので、人気のエリアとなっています。世田谷区の物件を探す

今回は、世田谷区在住歴2年の私が世田谷区の交通事情や家賃相場、エリアごとの情報を地元民ならではの視点も交えてご紹介します。世田谷区の住みやすさが気になるという方は、ぜひチェックしてくださいね。

世田谷区

日本、東京都世田谷区

世田谷区

〒 日本、東京都世田谷区

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 新二子橋から見る二子玉川駅方面

まずは、世田谷区の基本的な情報を整理しましょう。

世田谷区の概要

世田谷区は東京都の南側に位置しています。東京都心や副都心までおよそ30分圏内で移動できる、利便性の高いエリアです。

東京都によると、世田谷区の人口は939,548人(2024年1月1日時点)と、東京23区でもっとも人口が多い区です。面積は、東京23区では大田区に続いて2番目で、比較的広い区であるといえます。

世田谷区の交通事情

世田谷区には多くの鉄道路線が通っており、都心へのアクセスもよいです。世田谷区を通る鉄道路線は次の8つです。

・小田急小田原線

・京王線

・京王井の頭線

・東急田園都市線

・東急大井町線

・東急東横線

・東急目黒線

・東急世田谷線

世田谷区の南側には主に東急線が通っており、三軒茶屋・駒沢大学・二子玉川・自由が丘といった駅があります。北側には主に京王線・小田急線が通っており、下北沢・千歳船橋・豪徳寺・明大前・下高井戸といったエリアがあります。

また、路線バスも利用しやすく、バス1本で都心に向かったり、世田谷区を南北に移動したりする場合に便利です。

世田谷区の住みやすさ・私が住んだ理由

世田谷区は、2024年にLIFULL HOME'S発表の「首都圏版『買って住みたい行政区』ランキング」「首都圏版『借りて住みたい行政区』ランキング」の両方で、1位を獲得しています。この結果から、首都圏でもっとも住みたいエリアとして、人気が高い区といえるでしょう。

世田谷区が人気の理由は、都心の駅へのアクセスがよく便利であるにもかかわらず、自然もあり、落ち着いた住環境が整っているところにあります。

私が世田谷区に住むことを決めたのも、ほどよい自然や庶民的な商店街があり、心地よく暮らせるイメージが浮かんだことが大きな理由でした。

実際に住んでみて、当初抱いたイメージのまま、穏やかな気持ちで過ごせていると感じています。住民の方は温かい人も多く、近所でテレビの撮影現場に出くわしたときには、初対面のご近所さんたちと「何の撮影だろうね」と30分以上立ち話したこともありました。

また、近所にスーパーやコンビニ、飲食店があるため、家の周りで大体の用事を済ませられます。都心で用事があるときも、私が住んでいる駅からは渋谷や品川、新宿まで30分以内のため、気軽に移動できるところも便利です。

このように、利便性と心地よさのバランスがよいことから、世田谷区は人気のエリアになっているようです。

賃貸住宅のイメージ

世田谷区は高級住宅街がが多いイメージから、「一人暮らしには向いていなさそう」「家賃が高いのでは?」と、考える方もいるのではないでしょうか。

実際の家賃相場を見てみると、東京23区の平均くらいとなっており、実はそこまで家賃が高くはありません。かくいう私も、思ったよりも家賃が安かったことが世田谷区に住むと決めた理由の1つでした。

ここでは、世田谷区の一人暮らし向けの間取り、ファミリー向けの間取りの家賃相場をそれぞれ紹介します。

世田谷区の一人暮らし向け物件の家賃相場

一人暮らし向けの間取りである、ワンルーム・1K・1DKの家賃相場を見てみましょう。

世田谷区の家賃相場は「9.47万円」で、東京23区の中では13番目の高さとなっています(2024年4月12日時点)。ちなみに、東京23区でもっとも家賃相場が高いのは千代田区で「13.67万円」、逆にもっとも安いのは足立区の「7.25万円」です。

実際に家賃相場を見てみると、世田谷区は23区の中でも中間くらいの位置にいることが分かりました。

家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 (2024年4月12日時点)

世田谷区のファミリー向け物件の家賃相場

続いて、ファミリー向けの間取りである、2LDK・3K・3DKの家賃相場を見てみましょう。

世田谷区の家賃相場は「23.65万円」で、東京都23区の中では11番目の高さとなっています(2024年4月12日時点)。ちなみに、東京都23区でもっとも家賃相場が高いのは港区で「40.80万円」、逆にもっとも安いのは足立区の「15.67万円」です。

ファミリー向けの間取りも、一人暮らし向けの間取りと同じく、家賃相場は比較的高くはないといえるでしょう。

世田谷区の住みやすいエリアの特徴と魅力

世田谷区は、行政上、次の5つのエリアに区分されます。

・世田谷(せたがや)エリア

・北沢(きたざわ)エリア

・玉川(たまがわ)エリア

・砧(きぬた)エリア

・烏山(からすやま)エリア

ここでは、それぞれのエリアの特徴や魅力を紹介していきます。

三軒茶屋駅前

世田谷(せたがや)エリアは世田谷区の東部に位置しており、5つのエリアの中で人口がもっとも多いエリアです。主に東急世田谷線、東急田園都市線が乗り入れています。

世田谷エリアの魅力は、三軒茶屋などの駅を中心に繁華街や学生街があり、活気があることです。世田谷区によると、このエリアには「20代から30代の単身世帯」が多く、若者が住みやすい街であることが窺えます。

三軒茶屋の飲み屋街

私の周りにも三軒茶屋に住んでいる20代の友人が何人かいますが、3年以上引越しをしていない友人が多いことからも、住みやすい街なんだろうなという印象を受けました。

渋谷駅から東急田園都市線で1本の三軒茶屋駅の周辺には、夜まで営業している飲食店がたくさんあって、仕事後に飲みに行きやすいところが若者に人気の理由でしょう。

北沢(きたざわ)エリアは、区の北東部に位置しており、主に小田急小田原線や京王井の頭線、京王線が乗り入れています。下北沢・明大前・下高井戸・豪徳寺などは周辺に大きな商業地がある乗換駅で、エリア外から遊びに来る場所としても人気です。

下北沢の商店街

北沢エリアの魅力は、下北沢のようなカルチャーの中心地があるところです。古着屋やカフェなどの飲食店、ライブハウスなどのある街では、ファッション・グルメ・音楽などの文化に触れる機会が多いでしょう。明大前は明治大学や私立中高の学生街で、若者が多く、いろいろなお店が並んでいる印象です。

また、北沢エリアはにぎやかなだけではなく、閑静な住宅地であるという一面も持っています。落ち着いた生活を送りつつ、文化的なことにアンテナを張っていたい方はおすすめしたい場所です。

世田谷代田駅前から見える富士山

世田谷エリアで魅力的なのは、もちろん下北沢だけではありません。個人的なおすすめは世田谷代田です。人気ドラマのロケ地にもなったくらい駅前の景色がきれいで、天気のよい日は富士山が見えます。ほかにも、おしゃれなカフェがあったり、町中にある間借りスペースでイベントがあったりと、充実した休日を送れる街だと思います。

玉川(たまがわ)エリアは区の東南部に位置しており、主に東急大井町線・東急田園都市線・東急東横線が乗り入れています。

等々力渓谷

玉川エリアの魅力は、緑や運動施設が充実している駒沢オリンピック公園や、東京23区唯一の渓谷である等々力渓谷など、自然が感じられるところです。また、野毛大塚古墳などの珍しい遺跡があるため、日常の中に歴史を感じられるエリアとなっています。

二子玉川ライズ・ショッピングセンター

二子玉川駅周辺は再開発が進んでいて、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」という大型ショッピングモールを中心に、ファミリー層でにぎわっています。映画館や大型書店、冬にはスケートリンクもあり、休日のお出かけにぴったりのスポットです。

このように、自然や歴史を感じられる落ち着いた暮らしと、利便性や新しさを感じていたい人には、玉川エリアが合っているでしょう。

砧(きぬた)エリアは区の西部に位置している多摩川沿いの地域で、小田急小田原線が乗り入れています。

砧公園

砧エリアの魅力は、暮らしの中にのどかさを感じられるところです。多摩川沿いを中心に農地が、少し離れた台地には閑静な高級住宅街が広がり、街全体にゆったりとした時間が流れています。

砧エリアにある砧公園は、戦後は都営のゴルフ場として使われていたほどに広大な公園で、春は桜の名所として住民に親しまれています。

新宿まで1本で行けるアクセスのよさから、「仕事は都会でバリバリ、日常はゆっくり」と、オンオフをしっかり切り替えたい人におすすめです。

「牡蠣屋 さくらの」のオリジナルブランド牡蠣「ゆり姫」

砧エリアにある「千歳船橋駅」周辺を友人と巡ったときに、小ぢんまりとしながらも活気のある商店街が素敵だなと感じました。個人経営の飲食店も多く、近所に行きつけの店を見つけるのも楽しいです。

私のイチ押しは、牡蠣専門店の「牡蠣屋 さくらの」。お店がプロデュースしているブランド牡蠣があるくらい、牡蠣へのこだわりがあるお店です。季節によって牡蠣の産地や大きさが変わるのが楽しみで、ついつい通ってしまう名店です。

千歳烏山駅

烏山(からすやま)エリアは、区の北西部に位置しており、新宿へのアクセスが便利な京王線が乗り入れています。烏山エリアの魅力は、地域の親しみやすさです。大きなビルやショッピング施設はありませんが、スーパーやコンビニが充実していたり、シェア農園が広がっていたりと、腰を据えて暮らしたい地域です。

また、千歳烏山駅周辺は商店街でにぎわっていて、最近はカフェなどの若者向けの店も増えてきつつあります。

世田谷文学館

南烏山にある「世田谷文学館」は、「セタブン」と呼ばれ、地域総合の文学館として親しまれている施設です。定期的に展示会や講演会、ワークショップが開かれ、烏山エリアの文化拠点となっています。

館内にはライブラリーがあり、専門家やスタッフが選書するおすすめ本が定期的に入れ替わるため、訪れるたびに新しい本と出会えます。絵本も充実して親子でも楽しめる場所です。

本記事では、世田谷区の住みやすさについて紹介してきました。

世田谷区は、都心へのアクセスがよく、落ち着いた住環境も整っていることから、首都圏でもっとも住みたいエリアとして人気の区です。家賃相場も23区内では中間くらいと、比較的手が届きやすい物件があるエリアとなっています。

「世田谷区に住んでみたい」と思った方は、ぜひ気になるエリアの物件情報をチェックしてみてくださいね。

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