みなさんは、福井県の中央にある敦賀市をご存知でしょうか。敦賀市は、東洋経済が発表した「住みよさランキング2023」の全国総合18位にランクインしました。交通の便がよく、四季の移り変わりを感じることができる豊かな自然環境に恵まれた街です。2024年3月16日には北陸新幹線が敦賀駅まで開通し、東京駅から乗り換えなしで行ける街になります。敦賀市の物件を探す

そこで今回は、大学時代を首都圏で過ごしたものの、故郷の魅力を再認識してUターンした私が、敦賀市の魅力と住みやすさをお伝えします。

敦賀市の街並み

敦賀は鉄道の街・港町です。かつては欧亜国際連絡列車が東京駅から敦賀港駅を経由して、シベリア鉄道発着地のウラジオストクまで、1枚の切符で行くことができました。

まずは、敦賀市の魅力について解説します。

敦賀市の概要

敦賀市の人口は約63,000人(2023年12月時点)で、北側は日本海に面しており、三方を緑豊かな山に囲まれた扇状地のため、地下水が豊富です。

特産品として、敦賀真鯛・敦賀ふぐ・越前がになどの海産物が豊富で、昆布加工の産地としても知られています。職人の手作業で削り出される薄い絹のような「おぼろ昆布」の全国シェアは、約8割を占めます。

古くから交通の要衝として栄え、北陸地方の中で京都市・大阪市・名古屋市に1番近い街(電車で約1時間~1時間30分)といえるでしょう。

B級グルメでは「ヨーロッパ軒」というお店のソースカツ丼が名物です。カツ丼といえば、カツを卵でとじる地域が大半だと思いますが、敦賀市をはじめとした福井県のお店では、ご飯の上にウスターソースで味付けをしたカツがのったカツ丼が出てくることが多いです。キャベツの上にカツがのっているので、味がくどくならず、ぺろりと完食できます。

卵とじではなく、ソースカツ丼を好む地域は、長野県駒ケ根市・福島県・群馬県などに多いといわれています。

国道8号線沿いは、夜になると屋台ラーメンが集結するので、ラーメン好きの方は要チェックです。地元敦賀の人は、お酒を飲んだ最後のしめに屋台ラーメンをよく食べます。屋台ラーメンの食べ比べをしてみるのも、おすすめです。

敦賀市の住みやすさ

私は大学時代に敦賀市を離れ、首都圏で4年間過ごしたことで、改めて敦賀市の住みやすさの魅力に気づきました。冬でも晴天が続く首都圏の天候は、日本海側から見れば魅力的です。

敦賀市では多少雪が積もりますが北陸地方の中では比較的暖かく、雪解けも早いです。私が学生だったときには、196cmの積雪を体験しました。現在は地球温暖化の影響もあり平成以後は1mを超えたことはなく、50cm以上の積雪は少なくなりました。10cm以上の積雪で除雪車が出動する除雪体制が整っているため、この程度の雪では混乱しません。

冬場は近くのスキー場に出かけられますし、敦賀市内では手軽にスケートリンクでスケートを楽しむことも可能です。夏は京阪神から多くの海水浴客が訪れるほど暑いのですが、朝晩は比較的涼しく、過ごしやすいです。

首都圏に住んでいた頃は、福井県の知名度の低さに驚きました。「京都市から北に100kmくらいのところ」「びわ湖のすぐ北にある街」と説明し、ようやく分かってもらえました。福岡県や福島県と勘違いしている人もいるかもしれません。

敦賀駅から続く商店街には約1.6kmに及ぶアーケードが設置されており、天候にかかわらずジョギングやウォーキングを楽しんでいる人を多く見かけます。健康づくりにも向いている地域です。

ウォーキングの途中で休憩したければ、アーケードの途中の越前国一之宮である「氣比神宮」に参拝し、パワースポットで心を整えられます。境内に湧き出る長命水では水分補給ができるでしょう。

さらに海を目指すと日本三大松原の「気比の松原」があります。夏の松原海水浴場は子どもたちの声で賑わい、海には1年を通じて釣り客が訪れています。気比の松原ではさまざまな景色を楽しめる散歩コースが多く、森林浴ができるところもおすすめです。

気比神宮の大鳥居

福井県は持ち家率が高く、マンションが少ない地域でした。しかし、敦賀市は北陸地方の中でも比較的早めにマンションが建設され、現在ではその数も多くなりました。

ここでは一人暮らしからファミリー向けの物件に至るまで、敦賀市の家賃の相場を紹介します。

敦賀市の家賃相場

敦賀市の1LDK~2DKの家賃相場は、5.96万円です。県内の福井市では6.34万円、鯖江市では5.44万円でした。

敦賀市に隣接する滋賀県長浜市の家賃相場は6.38万円、高島市は4.82万円です。敦賀市の周辺エリアと比較しても家賃相場は高くありませんでした。家賃を抑えたいという方は、高島市に近いエリアで探してみるとよいでしょう。

敦賀市内の物件の数は多くはありませんが、1LDKならば探しやすいようです。最近では敦賀市役所近くなど、利便性に優れた物件も増えてきています。

家賃参照元:LIFULL HOME'S家賃相場 敦賀市(2024年1月22日時点)

敦賀市の住みやすいエリアの特徴と魅力

ここからは、敦賀市内の住みやすいエリアを具体的にご紹介します。敦賀市には交通の便がよく、量販店に近い敦賀駅前の地域から、敦賀市の最高峰野坂山のふもとに近い子育てに適した環境の粟野地区まで、さまざまな特徴をもつエリアがあります。ここでは6つのエリアに分けて、それぞれの特徴を解説していきますので、参考にしてください。

敦賀市在住の私がもっとも便利だと感じるのは、敦賀駅前エリアです。JR敦賀駅前からショッピングセンター「アル・プラザ敦賀」にかけてのエリアは、駅前から少し離れれば閑静な住宅地が広がっています。

敦賀駅前のバスターミナルは、市内へのコミュニティバス路線の始発地点です。「アル・プラザ敦賀」には、6階に映画館「敦賀アレックスシネマ」が併設されており、敦賀市でショッピングするのに外せないスポットとなっています。

施設名:アル・プラザ敦賀

所在地:福井県敦賀市白銀町11番5号

アクセス:JR敦賀駅から徒歩約7分

営業時間:9:30~20:00(6階の敦賀アレックスシネマは9:00~最終上映終了まで)

JR敦賀駅は2024年3月16日から北陸新幹線の終着駅になる予定です。東京駅から乗り換えることなくアクセスできるため、さらに便利になるでしょう。

粟野エリアは、敦賀市の中でもっとも人口が多いです。そのため、買い物をする場所や病院なども多く、生活に困りません。野坂山も近くに見ることができ、見晴らしがいいところも魅力です。

粟野公民館内には粟野公民館図書コーナーが併設されていて、敦賀市立図書館本館の本も図書コーナーから借りられます。エリア内には粟野子育て支援センターがあり、子育て世代におすすめです。

敦賀駅前エリアと粟野エリアの中間に位置するのが中郷エリアです。国道27号線バイパス沿いには、家電量販店や100円ショップなどのお店も立ち並ぶようになりました。

自然環境も豊かでありながら、エリアの北側なら敦賀駅にも比較的近いです。粟野エリアと同様に開発が進み、人口が増加しました。かつての田園風景の面影は少なくなりましたが、豊かな自然が残り、敦賀駅前にも近いので利便性の高さが魅力です。

また、エリア内には敦賀工業高等学校があります。

敦賀市役所通りエリアは、市役所で用事を済ませやすく、近くに量販店「MEGAドン・キホーテUNY敦賀店」がある、買い物にも便利なエリアです。

家電量販店などもあり、買い物に困ることはありません。このエリアには、多くのマンションが立ち並び、物件の選択肢が多いところも魅力的です。

松原エリアは、敦賀高等学校と敦賀気比高等学校の2つの高校があり、市内で唯一の大学である敦賀市立看護大学がある文教地区です。

敦賀高等学校の北側には、気比の松原と松原海水浴場があり、海もすぐ近くで見られます。保育園から小・中・高等学校と大学がそろっています。

松原海水浴場近くには「こどもの国」があり、プラネタリウムや工作などで、子どもを遊ばせておくことが可能です。

東郷エリアは自然の中で癒やされるエリアです。山の中腹には、天然温泉が湧く、日帰り温泉施設の「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」があります。美肌の湯・美人の湯とも呼ばれる、アルカリ性単純温泉でお肌はツルツルになり、疲労回復効果を期待できます。

日常の疲れから解放され、サウナで整ってみてはいかがでしょうか。温水バーデプールで筋力をつけることも可能です。隣接する「敦賀市グラウンド・ゴルフ場 リラ・グリーン」では、グラウンド・ゴルフを楽しめます。

駅前のマンションから敦賀駅を望む

敦賀市は決して広くはありませんが、海・山・温泉によって都会で疲れた体を癒やしてくれる街です。運動不足であれば、天候に関係なく、アーケード街でジョギングやウォーキングをするのもよいでしょう。

気比神宮をはじめとしたパワースポットが市内に点在しており、地下水や湧き水も豊富な街です。人口約63,000人の街が、北陸新幹線で東京駅とつながることによって、敦賀の魅力はさらに高まるでしょう。

自然の豊かな場所で住み替え先をお探しの方は、住みよい敦賀市を候補に入れてみてくださいね。

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