引っ越し先を考えた時、交通の便やスーパーマーケットに商店の数など、人それぞれの条件があるもの。けれど、スペック的なところは検索すればわかるものの、実際にその街で暮らすとどんな雰囲気や光景に出会えるかは、未知数です。
本企画「私の街を紹介します」では、そんな、暮らしてみたからこそわかる街の良さを求めて、その街で暮らす人々にインタビュー。数字や検索だけではわからない、その街に流れる空気を紹介します。箕面駅の物件を探す

今回箕面を紹介してくださるのは、姉妹で箕面に暮らしているKさん。実家も箕面市内にあるというKさんは、子どもの頃からこの辺が遊び場でした。大学卒業後、関東で働き暮らしたこともありますが、その後再び関西へ

そんなKさんに、改めてはじめた箕面での暮らしぶりを教えていただきました。

―阪急箕面駅を降りると、観光地のような趣がありますね。

Kさん:「ここをまっすぐ進むと、温泉があり、箕面大滝のある箕面公園の方に続いています。お土産屋さんもあれば、カフェや青果店なども並んでいて。ちょっとした温泉街のような感じですね」

―普段、箕面大滝の方に行かれることはありますか?

Kさん:「平均すると週に数回は行っているかもしれません!実家に住んでいた頃も、飼っていた犬の散歩で箕面大滝のほうまで歩いていたし、今暮らしている家は、さらに箕面大滝が近くなったので、しょっちゅう歩いています。箕面に住んでいる人は若い人だけでなく年配の方も、毎朝滝まで行くという人がよくいますね。さっきここに来る前にバッタリあった地元の友達も、ちょうど滝から帰ってきたところでした(笑)」

―箕面大滝や箕面公園は、それだけ地元の人の生活に根差した場所だったんですね。それにしても、紅葉が本当にきれい!

Kさん:「今年は特にきれいに色が出ているように思いますね。でも私が一番好きなのは、新緑の時期。箕面といえば紅葉の名所として有名なので、やっぱり観光客は秋が多いけれど、青々とした緑に囲まれる初夏は最高です」

Kさん撮影の初夏の箕面。箕面大滝の様子は見ているだけで、涼しくなれそう

―住んでるからこそ知っている箕面の良さですね。

Kさん:「箕面公園を流れている箕面川には山椒魚も住んでいるんですよ。それだけ川がきれいということなのかな。夏は友達と箕面川でおしゃべりすることも」

―川に入ったり?

Kさん:「何ヶ所か入れるスポットがあって、夏は友達とカフェに入る代わりに、川の中の大きな岩に座って足を川につけておしゃべりしたりもします。持ってきたドリンクを川で冷やしながら」

―なんだかそれは、青春ぽくて楽しそうですね。

Kさん:「(笑)。夏は蛍がたくさん飛んでるスポットもいくつかあって、夜の散歩もいいですよ。蛍シーズンになると、地元の友達同士で『どこどこで出たよ』とか情報交換をして、毎晩歩いて見に行っています」

Kさんお気に入りの蛍スポット。Photo:Takuma Uematsu

―蛍までたくさん見られるとは、驚きです。普段はどのような時に大滝に行きたくなりますか?

Kさん:「気分転換したい時にも行くし、テンションが高い時も行くし…散歩ってひとりで行くと思考が整理されるし、瞑想に近いかもしれないって思っていて。森林浴は自分のエネルギーチャージのスイッチになっているような気がします。大滝まで2.7km、駅から片道約40分で舗装されている道なので、軽い散歩の感覚で歩けるんですね。箕面の山を越えると池田市の五月山まで行けますし、土日はトレッキングをしに来る人も多く、最近はトレランをしに来る人も増えました。駅前のビルに、トレランショップもできたんです」

紅葉のなかトレッキングをしに来ている人の姿も

―日常使いから本格派まで、さまざまな人がここへやってくるんですね。

Kさん:「そうですね。私はこうやって小さい時から自然のある環境で育っているので、コンクリートジャングルでは暮らせないな。山が見えないと不安(笑)。でも箕面から梅田は阪急だと20分で行けるし、都会に近い田舎なんです。こんなに都会に近いのに、このクオリティの自然があるって、やっぱりいい。通勤も通学もしやすくて、かつ自然と共存できる場所。伊丹空港も近いですし、新大阪駅へもアクセスがいい。第二名神のICも新設されて、車を使えば京都も行きやすくなりました」

街を愛し、街を活用する暮らし方

―自然の中を歩くのが楽しそうな箕面ですが、ほかにはどのように過ごされてますか?

Kさん:「近くに『箕面市立第一総合運動場・スカイアリーナ』という施設があって、体育館やフィットネスマシーンが使えるんですが、ここでは、スポーツブランドのミズノが施設運営を行っていて、いろいろなスポーツ講座が開講されているんです。私はヨガとテニスに通ってます」

平日のヨガのあとの一枚。丘の上に立つ「箕面市立第一総合運動場・スカイアリーナ」からは、夜景が見下ろせる

―自然だけでなく、生活の中で利用できる施設がたくさんあるんですね。

Kさん:「あと、大阪モノレールや北千里急行の千里中央駅から約25分の場所に、『文化芸能・国際交流拠点』として、図書館や生涯学習センター、劇場などが一体となった施設ができたんです。ここには今度、箕面船場阪大駅という駅(延伸工事中)が新しく新設されるのですが、大阪大学外国語学部キャンパスがここに移転してきたことにより、図書館は阪大の蔵書も読めるしカフェも入っているので気に入ってます。少し行ったところにある小野原というエリアは、国立民族学博物館にも近く、箕面市立国際交流センターやインターナショナルスクールがあったり、国際的な街の雰囲気を感じます」

新設される箕面船場阪大駅の周辺。左奥:大阪大学外国語学部のキャンパス、右手前:箕面市立文化芸能劇場

Kさん:「あと、箕面市は子育て教育日本一を目指していて、高校生まで医療費助成とか給食のアレルギー対応を細かくしてくれるなど、いろいろ耳にします」

―それは子育て世代にはいいですね。

Kさん:「そうなんです。あとは自然が溢れた場所ですが、駅から離れれば『みのおキューズモール』やカフェ、お菓子屋さんなど個人店もあり、不便さは全くないですね。『みのおキューズモール』の中には映画館もあって」

―想像以上に何でもそろってるんですね。

Kさん:「そうなんですよ。SnowPeakのキャンプ場もあるし。箕面、なんでもあるんです!ないのはライブハウスとクラブぐらい。桜井と牧落の間にある『廣屋珈琲店』は、お気に入りのお店の一つです。オーナー店主が自ら焙煎していて、コーヒー好きの人が一人で行ってまったり飲むようなバー感覚の喫茶店。私はよく豆を買いに行っています」

「廣屋珈琲店」

住所:大阪府箕面市桜井2-17-3

電話:072-720-7055

営業時間:10:00〜18:00(LO17:30)

定休日:火・水曜休

インスタグラム:@kaffeehiroya

―市内並みに、もしかしたらそれ以上に、さまざまな施設やお店が一つのエリアに集まっていて住みやすそうですね。そのうえで、この自然の多さは捨てがたい魅力ですね。では最後に、箕面にはどのような人が住んでいるように感じますか?

Kさん:「箕面愛が強い人。地元の友達を見ていても、結婚後もみんなあまり外へ引っ越さないですし、生まれも育ちも箕面という大人は多いような気がします。私自身、関東圏や兵庫県などいくつかの場所に暮らしましたが、都会に近いのに自然の中に包まれて暮らせるような箕面の環境がやっぱり一番落ち着くし、大好きだなと感じています」

今回訪れた箕面駅は阪急箕面線の終着駅。梅田から約20分という近さにもかかわらず、想像以上に自然に溢れた生活ができることが、最大のポイント。

ふらっと箕面公園や箕面大滝まで行ける環境は、市内では体験できない贅沢な暮らしです。テレワークをしている方も、仕事の息抜きにすぐ自然と触れ合えるのが◎。子どもから大人まで幅広い世代が街を愛し長く暮らしているので、活気も溢れているよう。ぜひ物件を探してみてはいかがでしょうか。

【□関連リンク】箕面駅の口コミを見てみる

【□関連リンク】箕面駅の家賃相場

◆本記事の担当者

取材・文:小島知世

[clink id="1122" type="button"][/clink]

公開日: