千葉県には東京都に通じる複数の路線があり、各路線の沿線では地元に根付いた歴史や文化を垣間見ることができます。中でも東京駅と蘇我駅を結ぶJR京葉線は、東京湾に沿って約40Kmの短い路線ですがエリアごとに特徴を持ち、レジャー施設もたくさんあります。どこかゆとりがあり、住み心地がよく便利な路線です。
今回の記事では、京葉線沿線に15年住む私が、発展を続ける注目の路線「京葉線沿線」の各駅の魅力や、家賃の安い穴場駅などをご紹介します。JR京葉線の物件を探す
京葉線の基本情報

JR京葉線は、1986年に千葉みなと駅~西船橋駅を結ぶ路線として開業しました。1988年には蘇我駅~新木場駅が開業し、1990年に東京駅と直結して全線開業。東京駅に直接アクセスできるようになってから32年しか経っていない、まだ歴史の浅い路線です。
アミューズメント施設が各駅の最寄りにあることが特徴となっています。工場の集まるエリアでは、日本を支える巨大企業が軒を連ねています。
京葉線は東京ベイエリアを走っているだけあって、高架から見える海の景色や晴れた日に見える富士山など、眺望の素敵な路線です。
比較的新しい路線となっているので、沿線では街づくりが計画的に進められており、窮屈さを感じることはありません。区画整理がされ、居住空間に対して商業施設・教育施設・ビジネス施設や官公庁などが明確にされているところも、京葉線の住みやすさの理由といえるでしょう。
京葉線の駅一覧

京葉線の駅は全部で17駅ですが、新駅として2023年春頃に「幕張豊砂駅」が仲間入りし、18駅になる予定です。全長43kmの中には、リゾート施設や大型ショッピング施設、プロスポーツチームのホームタウンにイベント会場など、衣食住のみならず休日も楽しめる施設がそろっています。新しい駅の完成が今から楽しみです。
●ウォーターフロントを感じる潮見駅
●ターミナル駅である新木場駅
●水族園と自然を楽しむ葛西臨海公園駅
●夢と魔法の玄関口である舞浜駅
●ハイソな人から選ばれる新浦安駅
●大型ショッピング施設と街づくり推進中の南船橋駅
●自然とちょうどいい便利さがある新習志野駅
●エリア分けによる極上の住みやすさがある海浜幕張駅
●必要なモノがコンパクトにまとまった検見川浜駅
●海を感じる心地よい環境の稲毛海岸駅
●ポートピアを連想させる千葉みなと駅
舞浜駅には株式会社オリエンタルランドが経営するショッピング施設のイクスピアリもあるので、ショッピングや食事を楽しめます。
京葉線で家賃相場が安めの穴場駅5選
京葉線沿線に住む人が都心へ通勤通学する場合、新木場駅で乗り換えて有楽町線やりんかい線を利用することが多いです。新木場駅の周辺は居住エリアが少ないものの、1日平均の乗車人員が51,956人(2021年度)と京葉線の中で一番多いのは、都心の職場に向かうときの乗り換え駅として利用されているからです。
ここからは、京葉線の終点の蘇我駅から新木場駅までにある家賃相場が安めの穴場駅をご紹介します。家賃相場以外でも駅周辺には多くの魅力が詰まっていますので、引越しを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 京葉線(2023年8月29日時点)
京葉線の穴場駅(1)蘇我駅
蘇我駅は、1LDK・2K・2DKの家賃相場が9.28万円と京葉線の中で安めです。新木場駅までの所要時間はJR京葉線快速で約35分と少々時間がかかります。しかし京葉線の始発駅のため、通勤時間帯でも時間に余裕をもてば座れるので、移動時間を自分のための時間として利用できます。
蘇我駅周辺での買い物は、大型ショッピング施設のアリオ蘇我がおすすめです。イトーヨーカドーでの食料品の購入、無印良品や3COINS(スリーコインズ)、となりには島忠・HOME'S(ホームズ)もあり日用品の購入にも困りません。
末広街道という通りは、食の宝庫です。肉料理を扱うレストランが多く、千葉県で有名なラーメン屋もあるので、外食する際に訪れてみてください。
蘇我駅近隣には、ジェフユナイテッド市原・千葉の本拠地である、千葉市蘇我スポーツ公園内のフクダ電子アリーナがあります。Jリーグのサッカー観戦はもちろん、ROCK IN JAPAN(ロッキンジャパン)が例年開催していた茨城県ひたちなか市から蘇我スポーツ公園の開催になったことにより、音楽フェスの中心地となりつつあります。音楽フェスで大いに盛り上がるのもいいかもしれませんね。
京葉線の穴場駅(2)稲毛海岸駅
稲毛海岸駅周辺では、1LDK・2K・2DKの家賃相場が8.30万円です。新木場駅までの所要時間は、JR京葉線快速で約27分と30分を切ります。駅のペリエ稲毛海岸には、スーパーのワイズマートが改札口を出た正面にあるので、食材の購入に重宝しています。
駅前には、マリンピアという愛称で親しまれるイオンがあります。日用品は仕事帰りに寄ってすぐに買えるのもメリットです。周辺にはマツモトキヨシなどのドラッグストアもあり、普段使いのショップが多く利便性が高いエリアとなっています。
海側は大きな団地があり、一戸建てのエリアとの棲み分けがハッキリとしているのが特徴です。小中学校もコンパクトにまとまっており、歩道も広いため通学も比較的安心できます。
いなげの浜・検見川の浜・幕張の浜の3つで構成される人工海岸は全長4,320mで、人工海岸としては日本一です。近年、砂浜の砂を白い砂浜へ改修し生まれ変わり、マリンスポーツの楽しみ方も増えました。検見川の浜にはヨットハーバー桟橋の設置やグランピング施設ができ、週末にかけて予約が取れない日もあります。
千葉市民に愛され続けている稲毛海浜公園プールは、シーズンになると多くの利用者で混雑しています。プール利用者は、そのままいなげの浜に出られるのも楽しみの1つです。稲毛海浜公園ではバーベキューができるエリアもあるので、アクティブな生活が好きな方には住みやすい街だと思います。
京葉線の穴場駅(3)新浦安駅
新浦安駅周辺は、ワンルーム・1K・1DKの家賃相場が6.81万円です。JR京葉線快速で新木場駅までの所要時間は、約10分と抜群のアクセスのよさを誇ります。東京メトロ東西線浦安駅にも比較的近いため、物件の選択肢も広がります。新浦安駅の住み心地は、京葉線内でもトップクラスです。
新浦安駅には多くのショッピング施設があります。エキナカでショッピングを楽しめるアトレ、駅前のイオンやMONA(モナ)には、無印良品・セリア・カルディコーヒーファームなどの普段使いできる店が多く入っているため、生活必需品を駅前でそろえることが可能です。市役所の駅前出張所が入るプラザマーレがあるのも、利便性の高い理由の1つです。
日中の時間を満喫できるカフェも多く点在しているため、優雅なひとときをす過ごせる環境が整っています。ショッピングの帰りに寄り道できるの場所があるのは嬉しいポイントです。
新浦安駅の大きな特徴に、深夜営業の飲食店がほとんどないことが挙げられます。駅前に交番があり、近い距離に浦安警察署もあるので、落ち着いた雰囲気の街という印象です。
駅前にはマンションが多く、ホテルが点在しています。舞浜駅周辺のホテル宿泊費よりもリーズナブルに泊まれることから、東京ディズニーリゾートの利用客が宿泊していることが多いです。
浦安市は、人口密度が千葉県で1位、人口増加率が千葉県で6位です。超少子高齢化社会の中で、人口増加率が伸びる都市は少ないので、住みやすい都市であることが分かります。
京葉線の穴場駅(4)千葉みなと駅

千葉みなと駅周辺の1LDK・2K・2DKの家賃相場は9.09万円です。新木場駅までの所要時間は、JR京葉線快速で約31分。始発の蘇我駅の隣駅なので、通勤時間帯は車両によっては座って通勤することも可能です。
駅周辺には、千葉市役所や千葉中央警察署といった行政の施設が多く点在することから、治安がよいといえます。
千葉みなと駅周辺の特徴は、すぐ近くに港があり、神戸のポートピアを彷彿するような街づくりになっているところです。遊覧船で千葉港を探索することもできます。
千葉市のシンボルである千葉ポートタワーの周辺は千葉ポートパークという大きな公園で、散策にはうってつけの環境です。千葉県立美術館が併設されていて、文化に触れることもできます。
海を感じながら味わうグルメは秀逸です。遊覧船の桟橋付近には、複合施設のケーズハーバーがあり、ビュッフェが人気のOcean tableは多くの人で賑わっています。ランチビュッフェは予約ができないため、早めに行くことをおすすめします。
千葉みなと駅の改札口を出て正面には、24時間営業のマルエツプチがあります。自分のタイミングで食料品の購入ができるので、大変便利です。
京葉線の穴場駅(5)海浜幕張駅

海浜幕張駅周辺から、新木場駅までの所要時間はJR京葉線快速で約23分です。
海浜幕張駅は大きなビジネス街や学校の多い駅です。通勤時間帯の駅利用者は多いものの、海浜幕張駅で降りる乗客も多いので、満員の状態にはなることありません。日中は海浜幕張駅始発の電車が出ているため、ゆとりをもって乗車できます。
あらゆる方面へのバス路線の終着駅でもあることから、駅からバス圏内のエリアでの生活も便利です。高速バスの種類も多く、空港へのアクセスはもちろん、夜行バスで大阪に行くこともできます。
海浜幕張駅沿線の特徴は、何といっても区画整理された住みやい街並みです。1989年に幕張メッセの開業ではじまった幕張新都心は、駅の周辺にワールドビジネスガーデンの高層ビルなどのビジネス施設や、幕張ベイタウン・建設途上の幕張ベイパークといった居住エリアがあります。
イオン本社が海浜幕張駅の近隣にあるため、フラッグショップとして運営される”イオンモール幕張新都心”や、会員制の大型倉庫”コストコ幕張倉庫店”などの商業施設があり、住みやすさは抜群です。
さらに、海に通じる川があり、周辺ではランニングや散歩をする方たちをよく目にします。運動がてら海に出ると爽快な景色が目に入り、夕刻の時期は富士山がキレイに見えて癒やされますよ。
千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムで、野球観戦してストレスを発散することも可能です。幕張メッセでは年中イベントが開催されているので、好きなアーティストのライブを楽しむこともできます。
駅に通じる広い道路は、自動車との接点が極力少なくなるように配慮されており、歩行者が高架を歩けるようにデザインされています。安心安全な生活ができるような街づくりがされている海浜幕張駅は、今後の発展も楽しみなエリアです。
まだまだある!おすすめの京葉線の駅

家賃相場の安い駅以外にも、京葉線沿線にはまだまだ魅力的な駅がたくさんあります。ここではとくにおすすめしたい駅を2つご紹介します。
ショッピング好きな人には南船橋駅がおすすめ
南船橋駅にある大型ショッピング施設の”ららぽーとTOKYO-BAY(ららぽーとトーキョーベイ)”は、店舗の豊富さが特徴的です。買い物で疲れてもフードコートやカフェが多いので、休憩をしながら楽しめて、休日は1日いてもあきません。県外からも多くの利用客が訪れるので、大きな立体駐車場も完備されています。
駅から徒歩圏内の場所に”IKEA(イケア)”があり、お洒落なインテリア用品を購入できます。商品価格も比較的安いため、季節ごとに模様替えを楽しむことも可能です。
埋め立て地ではない昔からの土地との距離が近いので、下町のような雰囲気も味わえます。
自然を感じたい人には新習志野駅がおすすめ
新習志野駅の周辺には、自然豊かな習志野市香澄公園とラムサール条約登録湿地である谷津干潟があります。自然に触れられる清々しい環境の中で、運動にいそしむ方も多いです。香澄公園ではバーベキューを楽しむこともできるので、週末は多くの利用者で賑わっています。
駅前には、ディスカウントストアのミスターマックス、スーパーベルクス、ダイソーがあり、自然を感じながらも利便性が高いエリアです。
駅の南口を出るとすぐに”天然温泉 湯~ねる”があります。自然豊かな公園で思い切り運動を楽しみ、帰りに温泉で汗を流すのもおすすめです。
進化を続ける住みやすさ抜群の京葉線
京葉線は歴史の浅い路線ですが、沿線は各駅の確かな都市計画のもと、進出する企業や人口も増え、益々の発展が期待できる街が集まっています。「こんなお店あるといいな」と考えていると、現実になることもあります。
これから先、どこに住もうかと考えている方は、京葉線各駅の街の雰囲気を感じに訪れてみてください。きっと、あなたにちょうどいいを叶えてくれる街が見つけられますよ。
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