千葉県北西部に位置する「印西市」。昨今、大手企業のデータセンターが多数建設され、「データセンターの街」として知られるようになりました。
また近年、「住みやすさ」「子育てのしやすさ」などをテーマとした自治体のランキングで上位を数多く獲得していて、若い世代の転入者が増え、地価も上昇するなどで注目されている街でもあります。
今回は、LIFULL HOME’Sの住宅購入無料相談サービス「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」のハウジングアドバイザーが、印西市の住みやすさや人気の理由をご紹介します。
印西市で住宅を購入するときに役立つ情報もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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印西市はどんなところ? 基本情報

市の中心部である千葉ニュータウン中央駅前
印西市は白井市、船橋市とともに千葉ニュータウンの一角を担い、発展してきました。まずは、印西市の基本情報を見てみましょう。
全国でも珍しい子どもが増えている街
印西市は、123.79km2の面積に111,692人が暮らしています(2024年10月末時点)。
総務省の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、令和6(2024)年1月時点での人口増加率が前年比1.2%、全国3位と大きく伸びている地域です。
0~14歳の子どもの人口割合の伸びも他の自治体と比べて大きく、子育て世代が住みやすさを求めて多く転入していることがわかります。
都内や空港へのアクセスがよい
印西市は、東京都心から約40km、千葉市から約20km、成田国際空港から約15kmに位置しており、交通アクセスが良好です。
市内には北総線とJR成田線の2路線が通っており、北総線は千葉ニュータウン中央駅、印西牧の原駅、印旛日本医大駅の3駅が、JR成田線は木下駅と小林駅の2駅が利用できます。
北総線は、かつて運賃の高い路線として知られていましたが、2022年10月に運賃を平均で15.4%値下げし、特に通学定期代は64.7%と大きく値下げされました。
それまでは料金の高さゆえ、途中駅で別の路線に乗り換える人も多かったようですが、値下げにより都内へのアクセスもさらに便利になったといえます。
なお、北総線の線路を利用して運行されている成田スカイアクセス線もあり、成田空港へも30分以内で行くことができます。
自然豊かなエリアも多い
宅地としての開発が進む一方で、印西市内は田畑が約4割、山林が約2割と、自然も多く残っています。
特に米の栽培が盛んで、市の特産品は「手焼きせんべい」。
市内には専門店もあり、過去にはせんべいの大きさが世界記録に認定されるなど、街の文化として根付いています。
豊かな自然環境を利用して、サイクリング、釣り、ゴルフなどのアクティビティも楽しめます。特にゴルフはプロも利用する名門のゴルフコースや練習場が多数あるので、ゴルフ愛好者にはこの上ない環境といえるでしょう。
印西市の3つの住みやすさ

印西牧の原駅周辺の街並み
ここからは、ハウジングアドバイザーの私が考える印西市の住みやすさを3つご紹介します。
住みやすさ(1)地盤が固く、災害に強い
印西市は下総台地の上に位置しています。下総台地は活断層がないとされ、地盤が固く、地震や水害などの被害を受けにくいのが特徴です。
印西市には大企業のデータセンターや金融機関の事務センターが集まっていますが、この背景には災害への強さがあるようです。
実際、千葉県内の他の街と比べてハザードマップの危険度が低い地域が多数を占めます。
住まいの窓口にも千葉での住宅購入を希望する方がご相談に来られますが、土地の安心安全を重視される方は、印西市を希望されることが多いです。
住みやすさ(2)子育て世代向けの支援策が充実
データセンター建設により印西市の税収はこの10年で大幅に増加しました。豊富な税収は子育て世代向けの支援にも充てられており、初めての子育てにも安心なサービスが充実しています。
印西市の子育て世代向け支援策
- 子育てコンシェルジュが相談に乗ってくれる窓口「子育て世代包括支援センター」
- 妊娠や子育てをLINEで相談できる「こまつな」
- 一時的な家事・育児のサポートにホームヘルパーを派遣する「子育てヘルプサービス
また、2024年9月からは、市内の公立小中学校の給食の無償化がスタートし、小学生以上の子どもがいる家庭の負担が大きく軽減されました。
医療機関も中学生までは無料で利用できますし、高校生でも通院1回/入院1日につき自己負担額200円と近隣の街より少額です。
子どもが大きくなっても経済的な負担が少なく住み続けられるので、子育て世代の方が住宅を購入するのにも安心といえます。
住みやすさ(3)生活に便利な施設が多い
印西市内には、大型の商業施設がたくさんあります。
千葉ニュータウン中央駅から徒歩5分の場所にある「イオンモール千葉ニュータウン店」は、売り場面積7万9,000m2、店舗数185店舗と、幕張、木更津のイオンモールに次ぐ千葉県内第3位の超大型店です。
そのほか、「BIG HOPガーデンモール印西」や「牧の原モア」「コストコホールセール千葉ニュータウン倉庫店」など大型商業施設が複数あり、生活には必要なものはたいてい市内でそろえられます。
また、日本医科大学千葉北総病院や印西総合病院などの総合病院から、小児科や産婦人科をはじめとしたクリニックまで、医療施設も多数あるので急なケガや体調不良の際にも心強い環境です。
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印西市の住まい事情

区画整理された印西市の住宅街
ここでは、印西市で家を借りた場合の家賃相場と印西市の住宅購入事情をご紹介します。
印西市の1人暮らし向け物件の家賃相場
印西市のワンルーム・1K・1DKの平均家賃相場は4.78万円です。隣接する白井市が5.48万円、八千代市が5.36万円、柏市が6.28万円なので、比較的安い水準といえます。
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 千葉県(2024年11月26日時点)
印西市の間取り別の家賃相場は、以下の通りです。
1K:4.68万円
1LDK:5.78万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 印西市(2024年11月26日時点)
賃貸物件を探す印西市のファミリー向け物件の家賃相場
印西市の2LDK・3K・3DKの家賃相場は、7.57万円です。
こちらも白井市が8.40万円、八千代市が10.44万円、柏市が14.45万円なので、近隣の地域と比べると借りやすい価格となっています。
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 千葉県(2024年11月26日時点)
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印西市で住宅を購入するときは?
印西市は、先にお伝えした災害への強さ、子育て支援策の充実度などから住宅を購入したい人からも高い人気があります。
分譲される土地は50~60坪くらいのものが多く、都内に近い環境ながらも家自体の面積を広くしたい人、庭のある家を建てたい人にはおすすめです。
近年人気が高まっているため、価格は上がっており、土地は2,500~3,000万円くらいが相場、中古物件だと6,500万円くらいが相場となります(2024年11月末現在)。
土地が売りに出にくいエリアですので、迷っている間に売れてしまうことも少なくありません。印西市での住宅購入を希望する人は早めに検討することをおすすめします。

印西市の住みやすいエリアの特徴と魅力
ここからは印西市の各エリアごとに、特徴と魅力をご紹介します。
生活利便性の高い暮らしをしたい人には、千葉ニュータウン中央駅エリア
大型商業施設や高層マンション、住宅街が立ち並ぶ千葉ニュータウン中央駅周辺は、生活に必要なあらゆる施設がそろうため、生活利便性の高い暮らしがしたい人に向いています。
駅前のイオンモールをはじめ、国道464号線沿いには大型商業施設が並んでいて、買い物には困りません。
<千葉ニュータウン中央駅周辺の主な大型商業施設>
- イオンモール千葉ニュータウン
- コストコホールセール千葉ニュータウン倉庫店
- カインズ千葉ニュータウン店
- ジョイフル本田千葉ニュータウン店
買い物だけでなく、映画やフィットネスジム、レストラン、温水プールやトレーニングルームがある「印西温水センター」、ドッグランやバーベキュー場を備えた「北総花の丘公園」など、休日のお出かけにピッタリな施設も多数あります。
子どもの遊び場が豊富な場所で暮らしたい人には、印西牧の原駅エリア

牧の原公園は秋になるとコスモスの花でいっぱいに
千葉ニュータウンエリアの1駅先となる印西牧の原駅の周辺は、草深公園や西の原公園、牧の原公園など、公園が豊富なエリアです。
小さい子どものいる人からも、「公園が多くて子どもを遊ばせやすい」と定評があります。
駅から徒歩2分の場所にある牧の原公園には、築山と呼ばれる見晴らしのよい山があり、印西市を一望できたり、秋には一面に咲くコスモスを楽しめたりもします。
「BIG HOPガーデンモール印西」や「牧の原モア」など大型の商業施設もあるので、子どもを連れた買い物にも最適です。道幅も広いため、散歩などもしやすい環境といえます。
歴史と自然に囲まれて暮らしたい人には、木下駅エリア
木下駅周辺は、江戸時代から宿場町として栄えた歴史あるエリアで、古くからの街並みが多く残る地域です。
市役所、 文化ホールなどの公共施設も木下駅周辺にあります。
国指定の天然記念物である「木下貝層」、千葉県の有形文化財に指定されている梵鐘「長楽寺」など史跡が点在していて、「吉岡まちかど博物館」「木下交流の杜歴史資料センター」といった歴史が学べる資料館もあります。
田んぼや六軒川、弁天川、手賀川をはじめとする川など、自然も多いので、歴史や自然に囲まれて暮らしたい人には向いているエリアです。
趣のある環境で静かに暮らしたい人には、小林駅エリア

小林牧場の桜まつり
小林駅周辺は、農地や里山が広がる自然が豊かな地域です。
大井競馬場の競走馬を養成する小林牧場は、千葉県内有数の桜の名所として知られていて、春には桜祭りが行われ、にぎわいます。
のどかな田園風景の中に、市の指定記念物とされている「道作古墳群」、印西市の鳥見神社の中心的存在である「小林鳥見神社」など、史跡や寺社もあり、趣を感じながら静かに暮らせるエリアです。
一点注意したいのは、買い物どころが限られているところです。千葉ニュータウン方面に直通する電車やバスもないため、車がある人向けのエリアとも言えます。
通勤・通学の便と自然豊かな住環境を両立したい人は、印旛日本医大駅エリア
印旛日本医大駅は北総線の終点駅です。始発電車も多いので、朝都内まで座って通勤・通学したい人には向いています。
成田空港へもアクセス特急で16分と近いので、飛行機をよく利用する人にも便利です。
駅周辺は、駅名の由来ともなっている日本医大千葉北総病院と付属の看護学校を除き、住宅街が広がっていますが、生活必需品の買い物は周辺ででき、北総線で大型商業施設のある千葉ニュータウンエリアでもすぐに出られます。
駅回りはまだこれから開発がされると思われ、今後の発展にも期待ができるエリアです。
利便性の高い環境で家族で長く暮らすなら、印西市
自然もありながら、生活に必要な買い物がしやすく、交通利便性も高い印西市。
市の子育て支援策も充実していますし、人口も増加していて将来性もある街なので、子どものいるご家族が長く住み続けていくのに最適な環境といえます。
ただし、印西市での住宅購入は希少性が高く、情報やスピードがポイントになるため、ご自身での情報収集はなかなか難しいです。
そんなときは、印西市をはじめ千葉県の住宅事情に詳しいハウジングアドバイザーがいる住まいの窓口が頼りになります。ぜひ利用をご検討ください。
※本記事は2024年12月にLIFE LISTに掲載された内容です。
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