LIFULL HOME'Sに2019年に掲載された物件のうち、実際の検索・問合せ数から算出した
"実際に探されている行政区"のランキング結果です。
買って住みたい行政区は購⼊物件の順位、借りて住みたい行政区は賃貸物件の順位です。
首都圏(東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県)の
ランキング結果を発表します
買って住みたい
首都圏版
「買って住みたい行政区」ランキング 総評
1位は東京都中央区が獲得 タワーマンションと五輪開催の相乗効果表れる
公表2回目となる首都圏「買って住みたい行政区」ランキングは、東京都中央区が2019年の2位から上昇し、前回1位の世田谷区と入れ替わっての1位となりました。3位は前回同様港区で、上位の顔ぶれはほぼ同じです。
中央区が1位になったことは、もともと都心に位置していてタワーマンション人気が高かったことに加え、五輪の開催と無縁ではありません。開催を契機とした資産価値や利便性の向上を期待して、注目する人がこれまで以上に増えたことが要因として考えられます。
街(駅)と違って行政区の順位変動が少ないのは、行政区全域では住み心地や地域の特性、特に交通面での条件などに明確な変化が感じられにくいためです。ただし、都心の行政区を押しのけて船橋市が前回同様の4位にランクインしたことは注目されます。
都心の物件価格が高騰して手が届きにくくなっていることと、交通利便性のバランスを考慮し、実際に住むことをイメージした際の現実的な人気の高まりと捉えることができます。船橋市は東葉高速鉄道が「西船橋」で東京メトロ東西線に乗り入れて以降、交通利便性が飛躍的に高まり、都心通勤圏として注目されるようになったことも、上位にランクされる要因の一つです。
同様に「買って住みたい街」首都圏6位の「八王子」は、行政区としても15位と都心行政区よりも上位にランクされるように、依然として都心人気は高いものの、都心~近郊以外での生活をイメージして選択する人も増えていることがうかがわれます。
同様の傾向として挙げられるのは、23位の横須賀市、27位藤沢市、30位越谷市、32位川越市などです。いずれも地域の拠点性がある割に物件価格は都心~近郊に位置する行政区よりも相対的に安価で、これらの行政区よりも上位にランクされているという共通項が見出せます。
ただし、71位青梅市、78位八街市、85位大網白里市など、郊外からさらに遠方に位置する準郊外エリアとなる行政区は、支持が低くなる傾向にあります。
借りて住みたい
首都圏版
「借りて住みたい行政区」ランキング 総評
1位は2年連続世田谷区 東京23区がベスト10を独占
首都圏「借りて住みたい行政区」ランキングは、2年連続で世田谷区が1位に輝きました。2位杉並区、3位新宿区、4位の大田区までが前回と同じ順位となり、根強い人気を誇っていることがわかります。5位以下の顔ぶれも前回と大きな変化はなく、ベスト10はすべて東京23区内の行政区が占める結果となりました。これも前回と同様の結果です。
ただし、東京23区の人気が高いと言っても例外はあり、23位の文京区をはじめ、24位に台東区、26位中央区、30位荒川区と続き、東京23区最下位は50位の千代田区という意外な結果になりました。荒川区を除いていずれも都心~近郊の行政区であり、賃料水準が極めて高いことが借りて住むにはネガティブな要因となっていることがわかります。
反対に都心行政区で3位にランクされる新宿区は単身者向けの住宅が多いことから、都心としては賃料水準がやや低いことが人気の一因となっています。賃料水準と人気はトレードオフの関係になっているケースが多いことが、この結果からわかります。
また、ここでも14位に船橋市が登場し、東京23区以外では最も高い順位にランクされています。船橋市は「買って住みたい行政区」で4位、「借りて住みたい街」でも「船橋」が22位にランクされており、全般的に交通利便性および生活利便性と物件価格や賃料とのバランスが良好なエリアとして、また現実的な選択肢として年々注目する人が確実に増えている印象があります。今後は「借りて住みたい行政区」でも徐々に順位が上がる可能性が高いと考えられます。
同じく東京23区以外の行政区で上位にランクされているのは17位の市川市、20位の川口市、22位八王子市、25位松戸市などです。これらの行政区はいずれも都心部から若干離れていながらダイレクトに都心へアクセス可能な鉄道路線があり、交通利便性が良好であるとともにエリアの人口集積も多いので生活利便性が高いという共通点があります。
都心以外の行政区で生活するのであれば、賃料水準と日常生活の充実度を比較してこれらの行政区を選択する、もしくは選択したいという意向が反映されています。
買って住みたい・借りて住みたい行政区ランキング
- 対象期間
- 2019年1月1日 ~ 2019年12月31日
- 対象者
- LIFULL HOME’S ユーザー
首都圏は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象とした
- 集計方法
- LIFULL HOME’S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅が所在している行政区をそれぞれ集計
- 分析
- LIFULL HOME’S 総研
過去の住みたい街ランキング
過去に実施した住みたい街ランキングはこちらからご覧いただけます。一部調査手法が異なります。
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本件に関するお問い合わせ先
株式会社LIFULL(ライフル)
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更新日: / 公開日:2020.02.04






















