【ホームズ】30年後もローコスト住宅に住める？寿命が短いと思われている理由や長持ちさせるためのコツを解説

メニュー

価格を抑えて建てられることが魅力のローコスト住宅。しかし、安価なゆえに寿命が短いというイメージを持たれることもあります。今回は、ローコスト住宅の寿命が短いとされている理由や、30年後もローコスト住宅に住むことができるのかなどについて解説します。

ローコスト住宅の住宅カタログを探すローコスト住宅が得意な会社を探すローコスト住宅の事例を探す

ローコスト住宅とは？
1. ローコスト住宅はなぜ安価に建てられる？
なぜローコスト住宅は寿命が短いと思われている？
ローコスト住宅は30年後も住める？
ローコスト住宅を長持ちさせるには？
記事のおさらい

ローコスト住宅とは？

ローコスト住宅とは、坪単価30万～50万円程度、総額では1,500万〜2,500万円程度の住宅を指します。一般的な注文住宅と比べて安価に建てられますが、シンプルなつくりになってしまいがちというデメリットもあります。そのため、あまり家づくりにこだわりがなく、費用を抑えて住宅を建てたいという人に向いているといえるでしょう。

価格の安さが魅力のローコスト住宅ですが、なぜ費用を抑えることができているのでしょうか。

ローコスト住宅はなぜ安価に建てられる？

ローコスト住宅が一般的な注文住宅と比べて、建築費用を抑えられる主な理由としては、「間取りや仕様を規格化している」「建築材料を一括発注している」「広告費を抑えている」という点が挙げられます。

住宅の間取りや仕様をシンプルに規格化しているため、設計費や建築にかかる人件費などが少なく済み、使用する建築材料が決められていれば一括で発注することで原価を低減できます。さらに、宣伝もローカルCMに絞るなど、広告費も削っているため、安価に建てられるのです。

ローコスト住宅の住宅カタログを探すローコスト住宅が得意な会社を探すローコスト住宅の事例を探す

なぜローコスト住宅は寿命が短いと思われている？

ローコスト住宅に対して「寿命が短い」というイメージを持っている人は少なくないでしょう。その理由としては、過去にローコスト住宅を売りにしていたハウスメーカーが手掛ける住宅に相次いで欠陥が見つかったことが大きいと思われます。これにより、「ローコスト住宅は寿命が短い」というイメージが広まってしまいました。しかし、一概にローコスト住宅の寿命が短いわけではないのです。

ローコスト住宅は30年後も住める？

先述したように、「寿命が短い」と思われがちなローコスト住宅を建てるにあたって、「20年、30年と住み続けることができるのかどうか不安…」という声もあるでしょう。

結論からいえば、ローコスト住宅であっても、一般的な注文住宅と変わらず、30年後も住むことができます。ローコスト住宅で使用される材料は、しっかり建築基準を満たしたうえで選定されています。そのため、一般的な注文住宅と寿命が大きく変わることはないのです。

ただし、住宅の寿命を延ばすには一般的な住宅と同じく、外壁や屋根のメンテナンス、設備の更新・買い替えが必要になります。住宅の寿命は施工の技術や住宅を建てる土地の環境、メンテナンスの有無で決まるとされています。何もせず放置して悪くなってしまうのは、どんな住宅も同じです。定期的なメンテナンスを実施し、適切に手入れをすれば、ローコスト住宅でも問題なく長く住むことが可能になります。

ローコスト住宅の住宅カタログを探すローコスト住宅が得意な会社を探すローコスト住宅の事例を探す

ローコスト住宅を長持ちさせるには？

ローコスト住宅に長く住み続けるにはコツがあります。どのような点を押さえればいいのか見ていきましょう。

耐久性の高い建築材料を採用する

ローコスト住宅を建てる際には、基礎の部分や屋根、外壁などの耐久性が必要になる主要な部分についてはコストを削らない方がよいでしょう。さらに、耐久性の高い建築材料を採用すれば、メンテナンスコストを削減できるメリットもあります。ローコストで建てることも大切かもしれませんが、長く快適に暮らすことも意識するようにしましょう。

建てる土地の環境に応じた対策をする

住宅は、建てる土地の環境への対策や耐久性が求められます。たとえば、その土地の日当たりが悪ければ外壁に苔が付きやすかったり、木造であればシロアリが発生したり腐食が進みやすかったりする可能性があります。また、雨や雪の多い地域では防水は必須ですし、海が近い場所では潮風への対応も必要です。そのため、日当たりを意識して土地を選んだり、その土地相応の対策を取ったりすることができれば、ローコスト住宅を長持ちさせられるでしょう。

きちんとメンテナンスを行う

先述したように、ローコスト住宅を長持ちさせるには、メンテナンスは欠かせません。住宅の形状をシンプルにしておけば、メンテナンスコストを抑えることができます。たとえば、凹凸の少ない間取りにして、住宅を四角くシンプルな形状にすれば、複雑な住宅よりも簡単に足場が組めるのでメンテナンスがしやすくなります。数年に一度であるとはいえ、メンテナンス費用は決して安くない金額となるので、抑えられるコストは極力抑えるようにしましょう。