平屋のような1階建て住宅は、間取りによって住み心地が変わってきます。

ここでは、平屋の間取りの特徴や向いている人、間取り例を1LDKから6LDKまでそれぞれ紹介していきます。自分に合った間取りを知って、家づくりに役立てましょう。

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平屋とは?

 

平屋とは、1階建て住宅のことです。2階建てよりも構造が安定しており、コの字型やロの字型など、間取りにも柔軟性があります。

 

メリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。

平屋のメリット

  • バリアフリー化がしやすい
  • 家族間のコミュニケーションが取りやすい
  • 構造が安定しているので耐震性が高い
  • 間取りに柔軟性がある
  • 動線がコンパクトで生活しやすい
  • 効率的な間取りの配置が可能
  • 大きなひさしをつくったり、天井を高くしたりできる
  • 建物の外回りのメンテナンスが2階建てよりも楽

平屋のデメリット

  • 日当たりや風通しを確保するための工夫が必要
  • 2階建て住宅に比べてプライバシーや防犯対策が必要になる
  • 建築費や税金が高くなる傾向がある
  • 狭い敷地には向いていない
  • ある程度の広さの敷地が必要になるため、土地代が高くなる可能性がある
  • 広い敷地以外は部屋数が少なくなりがち
  • 天井が高いと冷暖房効率が悪くなる
  • 周辺環境の影響を受けやすい
  • 水害の起こりやすい地域には適していない

 

間取り表記では頭文字に数字が表示され、居室の数を意味します。

 

たとえば、1LDKなら1つの居室+LDKという間取りで、Lはリビング(居間)、Dはダイニング(食事室)、Kはキッチン(台所)という意味です。

それでは、平屋の間取りごとに特徴を見ていきましょう。

1LDKの平屋

1LDKの平屋の間取り例

1LDKとは、1つの居室と8畳以上のLDKがある間取りです。

 

LDKで食事をしたり寛いだりして、居室は寝室専用として使用するのが一般的です。コンパクトな暮らしを望む一人暮らしの人や、夫婦で住むのに適した間取りです。

1LDKの平屋に向いている人

1人暮らし、2人暮らし(夫婦など)

2LDKの平屋

2LDKの平屋の間取り例

2LDKとは、2つの居室と10畳以上のLDKがある間取りです。

 

2つ居室があるので、主寝室と書斎、もしくは主寝室と子ども部屋といった使い方ができます。2人もしくは3人で住むのに適していて、ファミリーで暮らしたい人が最低限確保したい広さの間取りといえます。

2LDKの平屋に向いている人

2人暮らし(夫婦など)、子どものいる3人家族

3LDKの平屋

3LDKの平屋の間取り例

3LDKとは、3つの居室と10畳以上のLDKがある間取りです。

 

それぞれの居室に十分な広さを確保できれば、快適な暮らしを実現できる間取りです。主寝室のほかに子ども部屋や来客用の部屋など、部屋の使い道にある程度の選択肢があるのが特徴です。

3LDKの平屋に向いている人

子ども(1~2人)のいる家族(最大3~4人)

4LDKの平屋

4LDKの平屋の間取り例

4LDKとは、4つの居室と10畳以上のLDKがある間取りです。

 

4LDKというと専有面積も広くなるため、4人以上の家族や二世帯で暮らすのにも適しています。書斎や趣味の部屋、客間など、ライフスタイルに合わせて居室を使い分けることができます。

4LDKの平屋に向いている人

子ども(2~3人)のいる家族(最大4~5人)

5LDKの平屋

5LDKの平屋の間取り例

5LDKとは、5つの居室と10畳以上のLDKがある間取りです。

 

同居人数が多いファミリー向けの間取りで、平屋を建てるには広い敷地面積が必要になります。4〜5人家族はもちろん、6人以上で暮らすことも十分可能です。

5LDKの平屋に向いている人

4〜6人家族、将来的に親世帯や子世帯と同居する可能性がある人、居室が多く欲しい人

6LDKの平屋

6LDKの平屋の間取り例

6LDKとは、6つの居室と10畳以上のLDKがある間取りです。

 

平屋で6LDKというと、敷地面積の広い郊外に建てられるケースが想定されますが、比較的まれな間取りともいえます。ワンフロアでありながら、プライバシーを確保することも十分可能です。

6LDKの平屋に向いている人

5~6人以上で暮らす予定の人、居室をライフスタイルに合わせて使い分けたい人

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