寝室は毎日の疲れを癒やしたり、休息を取ったりするための大切な場所です。しかし、実際には“寝るためだけのスペースだから”といって寝室の間取りをあまりよく考えず、新居に引越してから後悔したという方もいます。
住んでから後悔しないために、そして何よりゆっくりと安眠できるよう、居心地がよく、快適に過ごせる寝室の空間づくりにこだわりましょう。
今回は寝室の間取りを決めるポイントや安眠できる空間づくりのコツを紹介します。
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寝室の間取りを決めるポイント

寝室の間取りを決める際は、まず過ごしやすい環境づくりのためのポイントを押さえておきましょう。
主寝室の隣にトイレやお風呂を配置しないこと
寝室の横にトイレやお風呂があると、家族の誰かが使用するたびに使用音や水音で起きてしまうことがあり、うまく寝つけないことがあります。
生活リズムに合わせた部屋の配置を
子どもが大きくなっていくと、帰宅時間や就寝時間、起床時間といった生活リズムに違いが生じてくる場合があります。
寝室と他の部屋の間に“空間”を設けた間取りに
寝室と他の部屋の間に空間をつくることで、他の部屋の音が聞こえづらくなり、寝室から発する音も他の部屋に聞こえにくくなります。
ウォークインクローゼットの有無
衣類などの収納スペース以外にも、他の部屋との間の空間づくりとして、寝室内にウォークインクローゼットの設置を検討している方もいるかと思います。
快適な寝室づくりのコツとは?

寝室の間取りのポイントを押さえたところで、次に快適な寝室づくりのコツを見ていきましょう。寝具の配置や設備のポイントを押さえることで、より快適な寝室に仕上がります。
ベッドの大きさをあらかじめ決めておく
間取りを検討する際に、配置するベッドの大きさをあらかじめ決めておくようにしましょう。部屋の広さに合わせてベッドを選ぶこともできますが、なかなかサイズの合うものに出合えないというケースもあります。
ベッド以外に置くものの配置を決めておく
寝室にドレッサーやチェストといったベッド以外のアイテムを置こうと検討されている方もいると思います。ベッド以外のアイテムも、単に空いたスペースに配置するのではなく、“それを使用するときに必要なスペース”を確保したうえで配置する場所を決めましょう。
リモコン照明で簡単に電気が消せるようにしておく
夜、電気をつけて寝室に入り、寝るときに再び入り口のスイッチをオフにして電気を消すのは2度手間となり、面倒に感じることも多いもの。また、電気を消した後、部屋が暗くてベッドに到着するまでにケガをする恐れもあります。
寝室の照明はベッドの真上にこないように配置する
寝室の照明は、安眠にとって欠かせないポイントです。照明がベッドの真上にあると、光源が直接目に入りやすくなり、ストレスに感じてしまうことがあります。
雨戸や遮光カーテンによって光を防止する
寝室が道路に面している場合、街灯や車のヘッドライトが窓から差し込んできて睡眠を妨害することがあります。なるべく寝室の配置は道路側を避けたいところですが、間取りだけでは回避しづらい問題です。
物件を探す間取りのポイントを押さえて、安眠できる寝室づくりを行おう

部屋の間取りを決める際に、リビングや生活動線を意識した間取りは考えても、寝室については疎かになる人もいると思います。しかし、寝室は体をしっかりと休ませるための大切な場所です。
ストレスなく過ごせて、しっかり睡眠が取れるように、快適さを重視した寝室づくりを行いましょう。
物件を探す更新日: / 公開日:2019.08.16










