最初にやるべきは条件整理 -家族の要望を整理しよう-
注文住宅を建てようと思ったら、何から取り掛かるべきなのでしょうか。せっかくなら家族みんなの理想の詰まった家にするために、自分たちにぴったりのハウスメーカーや工務店に頼みたいですよね。でも、情報がありすぎて迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、無料相談をしてくれる窓口です。今回も、前回に引き続き小林ファミリーを例に、まずは条件を整理する段階について見ていきましょう。 住まいの窓口で相談する
前回記事はこちら:“後悔しない家の建て方とは?”
無料相談サービスの窓口とは?
そろそろ家を建てようと思い、住宅展示場に出向いた小林ファミリー。しかし、建てたい家のイメージを持たないまま訪れてしまったため、結局必要な情報はあまり得られませんでした。そんな時友人に、注文住宅を建てたい人向けの無料の相談窓口があることを教えてもらいます。



無料でサポートしてくれることのメリットはなんでしょうか。
注文住宅を建てるまでには沢山の時間がかかります。理想やこだわりを実現しようと思えばなおさらです。
実際に2016年にLIFULL HOME'Sが行った調査(※)では、「時間がなかなか取れずに設計を存分に考えられなかった」「施工途中で工務店が倒産してしまい追加で費用が掛かってしまった」など苦労の様子がうかがえます。
もし事前に、考えるべき優先順位や最低限のポイントを押さえられたり、優良な会社を知ることができれば、防げる問題もあるのではないでしょうか。
「LIFULL HOME’S住まいの窓口」などに代表される無料相談サービスでは、ハウスメーカー・工務店などの特徴を知り尽くした家づくりのプロが、第三者の中立的な立場からアドバイスを行っています。家を建てたい人にとって本当に必要な情報が得られる貴重な機会なので、ぜひ活用したいところです。
【住まいの窓口のアドバイザー、樋口さんに聞いてきました!】
理想のマイホームはどんな家?最初の条件整理と話し合い
【住まいの窓口のアドバイザー、贄田さんに聞いてきました!】
夫婦の住みたい家の意見が合わない。どうする?
※LIFULL HOME'S編集部「マンション、注文、戸建て、後悔している人が最も多いのは?【住まいの購入失敗談5】」
イメージを具体的に整理すると出てくる現実味
窓口のお姉さんと一緒に、理想の住まいや必要な条件を整理し始めた小林ファミリー。一体どのように整理していくのでしょうか。

LIFULL HOME'Sが行った調査によると、注文住宅で後悔していることの1位は、「事前に住まいのイメージをもっと入念に確認すればよかった」(23.8%)との結果が出ています。
また、他の新築分譲マンションや新築分譲一戸建ての結果に比べると、回答が1位に集中しており、建てたい住まいの事前イメージがいかに大事かが分かります。
ハウスメーカー・工務店を決めたポイントは?

それでは実際に注文住宅を建てた人たちは、ハウスメーカーや工務店をどのように決めたのでしょうか。アンケート回答の1位は「間取りの自由さ」(53.9%)、2位は「デザイン」(43.5%)となり、使い勝手やデザインの面で融通がきくことを重要視する意見が大部分を占めています。ライフスタイルに合わせたこだわりの家を実現するために、ここは譲れないポイントのようです。また3位は「耐震性能」(42.3%)、4位は「信頼性」(38.4%)で、大きな買い物だからこそ絶対に失敗できないという慎重な姿勢もうかがえます。5位の「担当者の人柄」(35.8%)は、家の性能には直接関係のない部分ではあるものの、完成まで二人三脚で歩んでいくことを考えると無視できないポイントのようです。
こうしてみると、どのような家を建てたいかイメージが定まっていれば、どのような会社に依頼すべきか自ずと見えてくるのかもしれません。理想の住まいや必要な条件を事前に整理しておくことは、スムーズな第一歩を踏み出すためにとても重要なプロセスなのです。
注文住宅を建てるポイント 一覧
更新日: / 公開日:2017.09.22









