アメリカの郊外住宅をイメージしたオシャレでスッキリした家 | 理想の住まい拝見
今回は、アメリカ西海岸のサーファーズハウスのようなお家をご紹介します。サーフィンを愛する人なら一度は住んでみたいのではないでしょうか。
このお家は、アパレル会社に勤めるご主人と店舗スタッフだった奥様がイメージを膨らませて作り上げたこだわりたっぷりの注文住宅です。どのように、それぞれの思いを詰め込んだのか、そのヒントを見ていきましょう。
注文住宅を考え始めたきっかけは・・・
以前住んでいた賃貸物件の更新時期に、家の購入を考え始めたHさんご夫妻。マンションや建売住宅も検討しましたが、人が集まるステキな家にしたいという夢を実現するには注文住宅が良いと考えました。

テーマはアメリカ西海岸のサーファーズハウス
希望通りに造り付けされたソファ1階はワンフロアのLDK。リビングからダイニング、畳の小上がりへと少しずつスキップする構造です。「空間が自然と仕切られ、奥行き感が生まれました」と、ご夫妻。木目調の壁紙やキッチンの白いタイル、モダンなペンダントライトなど、西海岸をテーマにしたインテリアは、ショッピングの際に見かけたディスプレーなどを参考にして選んだということでした。リビングに、希望通りのソファを置きたかったものの、理想通りのものには巡り合えず、造り付けでオーダーしたことで、リビングの雰囲気にぴったりですね。
“アメリカ郊外の家”をキーワードに作り上げた内装。
窓枠にはめられたプランテーションシャッター中でもご夫婦のお気に入りは、海外の木材を使用したプランテーションシャッターです。外の視線を遮りつつ、程よく光を取り込んでくれるため、外からの細かく暖かな光で雰囲気が出ています。
ゲストに人気の洗面台
ご主人が希望したウッドデッキ他にも、ご夫婦の理想がちりばめられています。
左は、洗面台。落ち着いたブルーのタイルとナチュラルウッドが程よいバランスで、可愛くなりすぎない品のある空間にまとめています。ここを訪れたゲストからは歓声が上がるほどの人気だとか。ウッドデッキはご主人のご希望で造られました。夏にはバーベキューや。子供のビニールプールを出すことを計画中です。
生活感を出さないための工夫とは・・?
「1階はとにかく生活感を出さないようにしたかった」と話すご夫妻。


通常であれば、キッチン後ろの壁には収納棚を造ることが多いのですが、このお家では淡いグリーンのクロスを張り、オブジェや写真を置く飾り棚を設置しました。シンク下に収まりきらないキッチン用品や食器、オーブンレンジなどは、キッチンの奥に作ったパントリーに収納しました。
畳の小上がりはキッチン横なので、子どもの様子を見ながら料理ができる。奥は堀りが造られており、パソコン作業などに◎収納スペースはたっぷりと
たっぷりのシューズボックスを備えた玄関
寝室から階段で上がれるロフト季節の衣装や家電、出張の多いご主人のキャリーケースを収納しても、まだまだ余裕のある広さです。
予算内に収めるための工夫
寝室のクローゼットは、ドアを設けないオープンな造り。広く抜け感のある空間には洋服好きなご主人の衣類がズラリ
赤いポストや植栽が目を引くポーチ。フェンスは高くないが、植栽でさりげなく目隠しされている。白いナチュラルな外観も西海岸風をイメージこだわりを詰め込んだ1階とは対照的に、寝室や水回りを配した2階は標準設計で内装もシンプルに。コストを1階に集中させることで、理想をかなえつつ、予算内に収めることに成功しました。
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株式会社タツミプランニング TEL:045-664-7750(注文営業部)
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クイーンズタワーC棟11F
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- 出典:家を買Walker (KADOKAWA)
- 撮影=柴田ひろあき/取材・文=吉田晃子
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更新日: / 公開日:2017.08.09









