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執筆者情報

谷崎翔

アディーレ法律事務所

プロフィール

早稲田大学法学部卒、首都大学東京法科大学院卒。東京弁護士会所属の弁護士。アディーレ法律事務所で債務整理事件などを数多く手がけ、自己破産手続きをはじめとする借金問題の解決に尽力する。自宅では2歳の娘の子育てに奮闘中。

谷崎翔記事一覧

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引越してすぐにゴキブリが大発生…賃貸物件を途中解約したらお金は戻ってくる？

新しいアパートやマンションに引越してすぐにゴキブリが大発生。しかし、引越しをするにしても、すでに不動産会社には仲介手数料や敷金、礼金、これまでに払った賃料と多額のお金を費やしています。こういった費用はどうなってしまうのかアディーレ法律事務所の弁護士・谷崎翔先生に「ゴキブリを理由に賃貸物件を途中解約した場合、お金は戻ってくるのか」について解説してもらいました。

家賃を滞納している状態で自己破産…部屋から強制退去させられる？

家賃を滞納している状態で自己破産したら、部屋から強制退去させられるのかどうかについて弁護士が解説します。自己破産したことを理由として部屋を退去させられることはなく、自己破産をした場合でも、家賃を払いながら住み続けられるのが一般的です。しかし自己破産前に家賃を滞納していた場合、大家さんは損害賠償請求や契約の解除が可能です。1ヶ月や2ヶ月ほどの家賃滞納では契約解除は認められないケースが多いですが、その他の事情も考慮されるため一概には言えず、明確な線引きをすることは困難です。

家賃滞納して自己破産…引越しのタイミングは？新たに部屋を借りづらくなる？

自己破産した場合、いつのタイミングで引越しをすべきなのか、また今後新たに部屋を借りづらくなるのかについて弁護士が解説します。いつまでも家賃を支払わずに部屋に住み続けていると、家賃と同額の損害金を支払わなければならなくなるので、大家さんに現状を伝え、準備が整えばすぐに引越すので、いついつまでは住まわせて欲しいと交渉すべきです。また自己破産するとブラックリストに登録されるため、保証会社の審査は一定期間ほぼ通らなくなります。保証人不要の物件か、個人を保証人につけられる物件を中心に探すといいでしょう。

自己破産時に滞納した家賃も含まれる？光熱費や敷金、原状回復費用についても弁護士が回答

自己破産した場合に、滞納した家賃が含まれるかどうかについて弁護士が解説します。自己破産をした場合は借りたお金だけではなく、滞納した家賃や水道光熱費などについても免除を受けることが可能です。破産手続開始決定前に部屋を退去して原状回復費用が発生する場合には、この原状回復費用も破産手続の中で処理されます。退去時に敷金は、滞納家賃や原状回復費用と相殺され、残額があった場合には返却されます。ただし、自己破産で滞納家賃が免責されても、連帯保証人に対する請求は免責されないため注意が必要です。

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