投稿日:2019/12/17
これから初めて引越しの訪問見積もりをしようと考えている方の中には「引越し料金を決めるための見積もりなのに遅刻してくるなんてことあるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。でも、実際には、引っ越しの訪問見積もりに担当者が時間通りに来ないということはよくあります。まずはその理由を紹介しましょう。
1日に何件か訪問見積もりの予約が入っている場合、あなたの前の予約に時間がかかっていることが考えられます。荷物が多い、特殊作業の有無や周辺の道路状況の確認が必要…など見積もりに時間がかかるケースも多いのです。
訪問見積もりの一件あたりの時間は約1時間程度。とはいえ単身引っ越しのケースと家族の引越しの場合では荷物の量が異なるため、実際には1時間以上かかることも少なくありません。
さらに引っ越し業者の中には「ここで決めてもらえれば〇〇円安くします」など、その場で契約を交わそうと交渉をするところも。この場合、さらに時間がかかることは明らかです。
また、前の予約がキャンセルになったり早く終わったりすることで、担当者から予約の時間前に訪問していいかという連絡がくることもあります。
引越し業者の担当者は車で移動しています。夕方など渋滞しやすい時間帯に訪問見積もりの予約をしていると「渋滞していて時間通りに到着しそうにありません」という連絡がくるケースがあります。
「公共交通機関でくればいいのでは?」と考えてしまいますが、駅から離れた住宅街などに訪問しなければならないケースもあり、車でないとスムーズな対応は難しいのです。さらに引越し業者によっては訪問見積もり時に無料で提供している梱包材のダンボールや、キャンペーングッズなどを配っているところも。車の移動でないと対応はほぼ不可能といっていいでしょう。
地域密着型の引越し業者など、大手以外の引越し業者の中には営業担当ではなく実際に引越し作業を行うスタッフが訪問見積もりをしているところも。業務の合間に訪問見積もりを入れているため、訪問見積もりの予約時間に遅れるケースもあるのです。
実際に引越し作業に立ち会わない営業マンを使わず、作業を担当するスタッフが見積もりをしてくれることでコスト削減につながり、引っ越し料金そのものが安いこともあります。さらに、より正確な見積もり金額を算出することができ引越し当日のトラブルを防ぐことができるというメリットもあります。
予定していた時間になっても担当者が来ないときは、すぐにコールセンターまたは訪問見積もりの予約を入れた際に知らされている電話番号やメールアドレスなどに連絡しましょう。
メールはすぐに返信がくるわけではありませんが、担当者が遅れたという事実を知らせた記録が残ります。仕事に行かなければならないなど、その後予定があるときには、別の日に訪問見積もりを依頼しますが、後ろ倒しになると迷惑ということを伝えておきましょう。
「訪問見積もりに遅れるような引越し業者に依頼するのは不安」という方もいますが、訪問見積もりに遅れたことや日程を変更したことを理由に、引っ越し料金の値引きをお願いするという人もいるようです。うまく価格交渉できる!という人にとっては有利になるかもしれませんね。
引越し業者の営業担当は車で移動しているため、運転中に電話できないことも。時間に遅れるときは前もって連絡して欲しいところですが、やむを得ない理由で連絡が遅れる場合もあるということを理解しておきましょう。
引っ越し前はただでさえ色々な作業があって忙しいもの。いくつものお引越し業者に訪問見積もりをしてもらう時間がないという方もいるでしょう。
「訪問見積もりにくる人数を増やしてもらえれば、訪問見積もりの時間を短くすることができるのでは?」と考える方もいますが、通常引っ越しの訪問見積もりは営業担当者が1人ですることがほとんど。 新人の担当者にサポートの営業担当がつくことはありますが、見積もりにかかる時間が短くなるわけではありません。
時間内で終わるように増員を依頼しても、対応してもらうことは難しいでしょう。また、家族が不在であるケースや女性の1人暮らしで訪問見積もりの対応を1人でしなければならない場合など、営業担当者が2人以上訪問してもかえって負担になる可能性が大です。2人がかりで契約を迫られる…ということも考えらるため、増員は依頼しないことをおすすめします。
投稿日:2019/12/17
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