投稿日:2020/03/24
引越し業者の訪問見積もりを受け、見積もりの明細書をもらったけれどどこをチェックすればいいのか分からない……と思ったことはありませんか?引越し料金の総額だけをチェックして安心していると、後から余分に費用がかかってしまうことがあるかもしれません。ここでは引越し業者が訪問見積もりで作成する明細書の見方と大切なチェックポイントについて詳しく説明していきます。
引越し料金は、訪問見積もりや Web 上からの報告された荷物の量や移動距離、住居のタイプなどによって決まります。この引越し料金の内訳を明確にしたものが見積もりの明細書です。見積もりの明細書は引越し業者を選ぶときの大切な基準になります。
フォーマットは「お見積書」となっているのが一般的で、「会社控え」「お客様控え」「作業指示書」の3枚複写になっていることもあります。
後日問い合わせをする際にスムーズに連絡が取れるように、見積もりを作成した担当者名と在籍している支店名、連絡先などがきちんと記入されているかチェックしましょう。
大手の引越し業者であれば、まず問題はありませんが、中小規模の引越し業者に見積もりを依頼した場合、事業許可番号も念のためチェックするようにしてくださいね。
見積もりの明細書にはいくつか日程を記入する欄があります。日程を間違えるとトラブルの元になるので必ずチェックし、カレンダーなどに書き込んでおくといいでしょう。作業の開始時間についても同様です。
また、引越しの見積もり金額には有効期限があります。この期限を過ぎてしまうと約束した金額で作業をしてもらえなくなってしまうので注意が必要です。
・見積もり日
・資材到着日(ダンボールなどが届く日)
・引っ越し予定日
・お届け日(荷物が引越しの翌日以降に到着する場合)
・作業開始時間
・見積もりの有効期限
その他、おまかせプランを利用すると以下の日程も記入されます。
・梱包日(前日までに荷物の梱包を行う場合)
・お届け日、開梱日(荷物が引越しの翌日以降に到着する場合)
● フリー便を利用しない場合、作業開始時間が早いところを選ぼう
引越し料金を安くするために時間指定なしのフリー便を選ぶこともできますが、それ以外の場合、見積書に記入された作業開始時間が早い引越し業者を選ぶことをお勧めします。
作業開始が早ければそれだけ作業が早く終わるということ。つまり、廃棄する梱包材をまとめたり掃除をしたりする時間が余分に取れるということになります。
見積書には運ぶ荷物の内容が細かく書かれています。タンスやテーブル、椅子、ソファなど運搬するものにチェックと個数を記入するようになっているのでひとつひとつ確認していきましょう。大きな家具や家電の記入もれはありませんか?
また、ベランダや庭に置いてある荷物については、こちらから申告しないと気づいてもらえません。見積もり書に記載されていない荷物については、当日運んでもらえないことも。記入もれがないか忘れずチェックしましょう。
見積書の総額だけを見て、引越し業者を決めるのはNG。引越し料金は「運賃・車両代」「人件費(作業員の人数)」「付帯サービス料金」「実費」などに分かれているので、必ず内訳を確認します。
まずは、総額に消費税が含まれているか、チェック。続いて車両の大きさや作業員の人数を見てみましょう。荷物がすべて積み切れる大きさのトラックか?作業員の人数は少なすぎないか?などを確認します。
引越し料金が安くても作業員の人数が少ない、引っ越し料金が同じなのに作業員の人数が異なる、ということもあります。当然、同じくらいの引越し料金なら作業人数が多い方がラクですよね。
●付帯サービスがもれていないかもチェック!
当日になって追加料金が発生しないように、エアコンの取り外しや洗濯機の取り付け、ピアノの運搬など必要な付帯サービスが付帯されているか見てみましょう。『洗濯機の取り付け方法が分からないのに、見積もり書に書かれていなくて当日対応してもらえなかった』ということがないようにしたいですね。
現金(元払い・着払い)、カード、会社請求、振り込みなど支払い方法を確認しておきましょう。元払いは旧居で作業開始時に支払うこと、着払いは新居に到着してから支払う方法です。
一般的に引越し料金の支払いは、当日の作業終了時です。慌てて ATM を探し回るということのないようお支払いのタイミングを忘れずに確認しておきましょう。
最近ではクレジットカードで支払うことができる引越し業者が増えていますが、どこの引越し業者も事前にカード払いすることを伝えおかないと対応してもらえないので注意してくださいね。
前々日、前日、当日の解約(キャンセル)、延期にかかる料金が記載されています。金額は
以下の通り規定があるので、この範囲を超えていないかだけ見ておくと良いでしょう。
・前々日 料金の20%以内
・前日 料金の30%以内
・当日で 料金の50%以内
見積もりの段階では、作業開始時間などを明確にできないことも多いです。その場合、備考欄などに『作業開始時間は引越しの〇日前までにお知らせします』などと書かれているので要チェックです。
また、運搬するバイクや石油ストーブについて『燃料を抜いておいてください』など忘れずに行うべき事前準備などについても、備考欄に追記されていることがあるのでチェックしておきましょう。
「荷物の量が減った」「荷物が増えた」「付帯サービスを依頼する必要がなくなった」そんな場合、営業担当に連絡して見積書を作り直した上で再送してもらうようにしましょう。
多くの場合、見積書は複写式になっており、その一枚が引っ越し当日の作業指示書になります。当日、作業をするスタッフが混乱しないように、また金額で相違が出ないようにするためにも見積書の内容は常に最新にしてもらうことが大切です。
投稿日:2020/03/24
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