ルームシェアを経験したことのない方は、ルームシェアについて「どういう暮らしなの?」「過ごしやすいの?」といった疑問が浮かぶかもしれません。
私は大学時代に2年半、同じ部活の友人とルームシェアをした経験があります。その経験は、とても有意義なものでした。
快適なルームシェアを実現させるためには、いくつかのポイントがあります。
この記事では、私の実体験から感じたルームシェアのメリットとデメリットをご紹介。ルームシェアには一人暮らしでは体験できないことがたくさんあるので、参考にしていただければと思います。
- ルームシェアって実際どうなの?
- ルームシェアはどんな暮らし方?
- 私がルームシェアを選んだきっかけ
- 2年半ルームシェアをした感想
- ルームシェアをする際に知っておきたいメリット
- ルームシェアのメリット(1) 防犯面で安心感がある
- ルームシェアのメリット(2) 金銭面で節約になる
- ルームシェアのメリット(3) 誰かと一緒に住むことの良さがわかる
- ルームシェアをする際に知っておきたい注意点やデメリット
- ルームシェアの注意点(1) お互いの来客時に気をつかう
- ルームシェアの注意点(2) 生活時間が違うことで気疲れする
- ルームシェアの注意点(3) ルームシェア解消のタイミングに悩む
- ルームシェアでトラブルなく暮らす秘訣とは
- ルームシェアは間取りが重要! プライベート空間は用意しよう
- ルームシェアをしていたときによく聞かれたQ&A
- 快適なルームシェアを始めるためにすべきこと
- 2人のライフスタイルを把握しよう
- 共有スペースや金銭面のルールを設けよう
- 快適に過ごせる間取りを決めよう
- ルームシェアの間取りはお互いのライフスタイルに合わせて選ぼう
ルームシェアって実際どうなの?
ルームシェアはどんな暮らし方?
ルームシェアとは、一般の賃貸住宅を同居人とシェアして住むこと。基本的には1つの住居を親族関係や恋人関係ではない他人と共有して暮らすことをさします。
例えば、2LDKや3LDKといったファミリー向けの賃貸物件を友人とともに借りて、1部屋ずつ個人の部屋として利用します。家賃や光熱費もシェアすることになるため、費用を節約する目的でルームシェアをする人も増えているようです。
私がルームシェアを選んだきっかけ
私は一人暮らしをしていた友人の家に、ルームシェアという形で同居させてもらいました。もともとは大学の寮に入っていましたが、一人暮らしを始めようと物件を探しても、なかなか安くていい物件が見つからなかったのです。そんなとき、一人暮らしをしていた友人から「ルームシェアをしよう」と誘いを受けました。
友人の部屋は2Kのため2部屋あったものの、一部屋使っていない状態。一人暮らしをする予定でしたが、仲の良い友人と住んだ方が楽しそうだと思い、ルームシェアを決意しました。
友人が契約していた部屋の大家さんに相談へ行くと、私があとから入居することを快諾してもらえました。さらに、私にはベッドと冷蔵庫を貸してくれることに。いい条件で、私たちのルームシェア生活が始まりました。
2年半ルームシェアをした感想
私はルームシェアの経験ができ、とても良かったです。のちに一人暮らしも経験しましたが、一人暮らしは一人になる自由はあっても、やはり寂しいと感じることもありました。
ルームシェアをしていた当時は2人とも実家から離れた大学に通っており、互いに頼れる人がいませんでした。しかし、毎日友人と一緒にいるのでまったく寂しくなく、いつしか友人は私の心の支えになっていました。大学の試験勉強を一緒にしたり、部活動に一緒に行ったりしたのは良い思い出です。
私は大学卒業から10年が経ちましたが、今でもルームシェアをしていた友人とは仲が良いです。これだけインターネットを通じてやり取りができる時代ですが、近況を手紙で報告したり、お互いの誕生日を一緒にお祝いしたりしています。
あのときのルームシェアがなかったら、友人との今の関係もないでしょう。
ルームシェアをする際に知っておきたいメリット
実際にルームシェアを経験して感じたメリットはさまざまありましたが、私がとくにメリットだと感じた3つをご紹介します。
ルームシェアのメリット(1) 防犯面で安心感がある
女子大生の一人暮らしは、遠方の両親からも心配されていました。しかし、私の母も「大学の友達が一緒なら安心」と思っていたようです。何かあってもいつでも隣に誰かがいる、という安心感がありました。
一人暮らしの物件でもオートロック機能のあるマンションもありますが、少し家賃が高いです。家賃の高さから防犯面があまり行き届いていない賃貸に住むなら、家賃などを折半して住めるルームシェアはおすすめです。
ルームシェアのメリット(2) 金銭面で節約になる
私が住んでいた部屋の家賃は、一人暮らしの家賃相場よりも格段に抑えられていました。電気代やガス代、ネット代も折半していましたが、一人で使うよりも安かったです。
固定費の削減にはルームシェアがおすすめです。一人暮らしよりも広い家に住めて、家賃や光熱費が抑えられるということはルームシェアのメリットですね。
当時は大学生だったのでアルバイトをしながらの生活でしたが、少しはお金を貯められました。友人とも仲良くなれたので、貯まったお金を使って一緒に卒業旅行へ行ったのはとても良い思い出です。
ルームシェアのメリット(3) 誰かと一緒に住むことの良さがわかる
一緒に暮らしているので、会わない日はほぼありません。学校の悩みやアルバイトの相談など、いつも話を聞いてもらっていました。友人がいてくれたので、寂しい思いをすることは一度もなかったです。
一人で暮らしていたら「誰かと一緒に住むことの良さ」がわからなかったと思います。
ルームシェアをする際に知っておきたい注意点やデメリット
続いては、ルームシェアで私が感じた注意点です。
ルームシェアの注意点(1) お互いの来客時に気をつかう
当時、私にも友人にも付き合っている人がいました。友人の彼が遊びに来ている日は、各部屋が仕切られているとはいえ、会話が聞こえることも。徐々に友人の彼とも仲良くなりましたが、はじめのうちは気まずい思いだったのを覚えています。
私は気をつかってしまう性格のため、自分の部屋へ招くよりは彼の家に行くことが多かったです。恋人関係だけではなく、お互いがお互いの知人を招くこともあったので、その際は友人も私と同じ思いをしたのではないでしょうか。
ルームシェアの注意点(2) 生活時間が違うことで気疲れする
私は夜遅くにアルバイトをしていたため、帰宅が深夜になることもありました。友人は先に寝ていたので、深夜に帰ってきた私の物音で迷惑をかけたと感じています。一方で、私が寝ている早朝にアラームが鳴ったときなどは、「まだ寝かせてほしい」と心の中で思うこともありました。
このように、ルームシェアでは少なからず我慢をする場面もあります。できるだけ生活時間はお互いに合わせて、しんどくならないように工夫したいもの。事前に「この日は遅くなるね」と伝えるなど、少しの心配りで相手の受け取り方もまったく違うでしょう。
ルームシェアの注意点(3) ルームシェア解消のタイミングに悩む
一人暮らしのときに比べて大変だと思うのは、ルームシェア解消のタイミングです。私たちの場合は「大学の卒業」というゴールが決まっていましたが、そうでない場合は、いつまでルームシェアをするのかということも問題になります。事前にどうするかを話しておけるといいですね。
また、万が一同居人とトラブルになった場合も、簡単には解消できないのがルームシェアです。私も一度だけ、友人と意見がぶつかり話し合いをしました。私たちの場合はトラブルが長引くことはありませんでしたが、喧嘩が長引いてしまうとお互いに住みづらくなることもあるので、解消に関する話し合いは住居前に行うと良いでしょう。
ルームシェアでトラブルなく暮らす秘訣とは
2年半のルームシェアの間、私と友人との間には大きなトラブルはなく、とても楽しく過ごせました。
ルームシェアを始める方の中には、同居人とのトラブルを心配する方もいるかと思うので、ここでは私たちが楽しく過ごせた秘訣を紹介します。また、ルームシェア時代によく受けていた質問についてまとめたので、参考にしてくださいね。
ルームシェアは間取りが重要! プライベート空間は用意しよう
私たちは、2Kの間取りをそれぞれ6畳ずつわけてルームシェアしていました。住んでいたのは、もともとワンルームだった物件を大家さんが一部屋にリフォームした部屋です。そのため玄関が2つあり、プライベートの空間が守られ、ルームシェアに向いている間取りでした。
これから間取りを探される方には、プライベートの空間が区切られているかどうかを調べましょう。そうすれば、お互い一人になりたいときに一人になれます。
ルームシェアをしていたときによく聞かれたQ&A
大学時代にルームシェアをしていましたが、身近にルームシェアをしている人はいませんでした。一人暮らしをしている友達には「ルームシェアってどうなの?」と、よく質問されていたのを覚えています。
「ルームシェア」と聞くと、メリットよりもデメリットの方が先立ってしまい、気になるのかもしれません。ルームシェアをしていた際によく聞かれた質問をまとめました。
Q.一人になれる時間はあるの?
A.あります。お互いに日中は大学へ行ったり、アルバイトに行ったりしていたので、一人の時間も十分にあります。また、一人になりたいときには、それぞれの部屋で過ごしていました。
Q.食事は毎日一緒に食べるの?
A.私たちの場合は別々でした。
大学の授業とアルバイトで忙しかったことと、お互いに食べたいものを食べていたので、毎日一緒に食べることはなかったです。そのため、どちらかが自炊の分担という決め方もしていませんでした。
Q.家賃はいくらなの?
A.家賃は相場によって違うのではっきりいくらとはいえませんが、私たちの場合は大家さんのご厚意もあり、とても安かったです。一人暮らしのワンルームの家賃を半分に割って、共益費だけ2人分払っていた計算です。
大学生向けの物件だったことも、安くなった理由の1つでしょう。
Q.事前に準備ってあるの?
A.入居の手続きや未成年の場合は、ご両親の了解を得るなど事前に必要な準備があります。私たちの場合は、先に一人が住んでいた部屋にあとから私が入居する形でしたが、一般的には契約前に不動産会社または大家さんへ相談が必要です。
最近は「ルームシェア可」と表記されている物件もあります。大学生の場合や未成年者が同居する場合には、双方の両親に許可を得ましょう。ルームシェアは、住み始めてからトラブルにならないように準備する必要があります。
快適なルームシェアを始めるためにすべきこと
快適なルームシェアを始めるためには、事前の準備や下調べが重要です。とくに、大切なルールについてはお互いに話し合って決めておきましょう。自分はこういう生活をしたいことと、これだけは譲れないところをきちんと相手に伝えておくことが大切です。
2人のライフスタイルを把握しよう
一緒に住む人を決める際、もともとの知り合いとルームシェアを始める場合と、ルームシェアをする目的で知らない誰かと住み始める場合があると思います。どちらの場合も、一緒に住み始める前にある程度はお互いのライフスタイルを把握したいです。
生活時間の違いは、お互いに理解し、譲り合う部分がないとストレスの原因になってしまいます。とくに早朝・深夜など、相手が寝ている時間帯に活動する場合は、事前にきちんと伝えておきましょう。
共有スペースや金銭面のルールを設けよう
キッチンやお風呂、トイレなど、共有スペースをどのように使うかというルールは、事前に決めておくと過ごしやすいです。食事を一緒に食べる場合には、食費や食事に関わる家事分担を決めておくと良いでしょう。
また、お互いの生活時間に配慮したルール作りも大切です。早朝は音を出さない、夜遅くにテレビを見るときはイヤホンを使うなどです。事前に決めておくことで、後々のトラブルを避けられます。
とくに、金銭面でのトラブルは避けたいところ。家賃折半のルールや食費、光熱費については明確にしておくことが大切です。
快適に過ごせる間取りを決めよう
ルームシェアにおいて、間取り決めは一番重要です。いくら仲の良い友人と住む場合でも、ときには一人になる空間も必要です。
2人で住むにあたり、あまりにも狭い部屋ではお互いに息苦しくなってしまいます。自分のプライベートな空間(自分の部屋)があるかどうかはかならずチェックしましょう。
ルームシェアにおすすめの間取り
二人暮らしの場合、2LDKの間取りがおすすめです。私は2Kの間取りでしたが、広いキッチンで料理を楽しんだり、友人と一緒に食事を楽しんだりするダイニングはありませんでした。
私たちの部屋のキッチンは簡易なもので、どちらの部屋にもIHを置いて使っていたため、簡単な調理ばかり。キッチンを共有する場合は、人数に合わせたダイニングスペースの広さも検討しましょう。
二人暮らしのルームシェアで最適の間取り
私は当時お金のない大学生だったので、家賃を優先して決めました。そのため多くは望んでいませんでしたが、今なら当時の2Kは選びません。
2LDKならキッチンも広く使えて、かつ自分の部屋があるので、ルームシェアをするのにぴったり。もう一部屋ある3LDKの間取りも選択肢としてはあり得ますが、一般的には部屋数の多さが家賃の高さに比例する傾向にあります。それでも問題ないのであれば、3LDKの間取りも住み方の幅が広がって良いかもしれません。
インターネットには、多くの物件が掲載されています。初めからルームシェアを希望する場合は、部屋の広さと間取り、そして「〇人入居可」「ルームシェア可」の条件に絞って調べてみてください。
ルームシェアの間取りはお互いのライフスタイルに合わせて選ぼう
ルームシェアをするにあたり、自分がどのような暮らし方をしたいのか見直してみましょう。友人とわいわい楽しく過ごしたいのか、一人の時間も充実させたいのかによって間取り選びも変わってきます。
友人とわいわい過ごしたいのなら、広めのキッチンやダイニングのある賃貸をおすすめします。一人の時間を充実させたいのなら、少し広めの個室があるところを探す方が良いでしょう。友人にも「どのような暮らし方をしたいのか」「どういう条件なら負担が少なく過ごせるのか」などを聞いておくのがおすすめです。
部屋探しをする際は、事前にインターネットで調べるとたくさんの情報が出てきます。いくつか候補を決めたら不動産会社へ連絡し、一緒に内見へ行きましょう。