LIFULL HOMES App

LIFULL HOME'S/ホームズ

アプリで住まい探し!(無料)

アプリを開く

名古屋市での子育て体験談。子育てにおすすめのエリアや支援情報を紹介します
名古屋市での子育て体験談。子育てにおすすめのエリアや支援情報を紹介します

名古屋市での子育て体験談。子育てにおすすめのエリアや支援情報を紹介します

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

わが家は、生まれも育ちも名古屋の私と、関西出身の夫、2歳と0歳の子どもの4人家族です。夫婦で話し合い、子育ての街として選んだ街は愛知県名古屋市でした。

日本の真ん中あたりに位置する名古屋市は、子ども連れで楽しめる施設がたくさんあります。名古屋出身の私ですが、子育てをしていくうちに改めて名古屋の魅力を感じました。

今回の記事では、子育て世代におすすめしたい名古屋をテーマに、住民目線で魅力をお伝えします。

名古屋市での子育て

名古屋市と聞くとどのようなことを思い浮かべるでしょうか。味噌カツやきしめんなど、食べ物をイメージする方も多いのではないでしょうか。

まずは名古屋市がどのような市であるかについて、ご紹介いたします。

名古屋市の概要

名古屋の名所名古屋城
名古屋の名所名古屋城

名古屋市は、中部地方に位置する愛知県の県庁所在地であり、人口約230万人を超える日本三大都市のひとつです。年齢別人口をみると15歳から64歳が60%以上を占めており、比較的若者の街といえるでしょう。

古くから交通の要衝として栄え、JR東海、名古屋鉄道、名古屋市交通局の地下鉄や市バスなどの公共交通機関が充実。また、名古屋城をはじめとする歴史的建造物や豊かな文化があります。

カゴメや東海旅客鉄道などの有名企業が名古屋に本社を構えています。トヨタ自動車の本社は近郊の豊田市にあり、名古屋にも関連企業が多いです。

名古屋といえば食文化も魅力的で、味噌カツやひつまぶしなどが有名です。名古屋城をはじめとした戦国武将にまつわる地域でもあり、歴史的な街並みも多く残っています。

実は教育機関も充実しており、名古屋大学をはじめとする多くの大学が所在する、学術・研究の拠点でもあります。

わが家が子育て環境に名古屋市を選んだ理由

わが家が子育ての地に名古屋市を選んだのは、私の実家が近くにあったことが理由でしたが、夫が名古屋を気に入っているという点も大きかったです。

兵庫県出身の夫は、転勤がきっかけで名古屋に住んでいました。特に名古屋の食文化が気に入っていたようです。これからも長く暮らしていきたい理由として、東京や大阪への出張が楽なところが魅力的で、「新幹線でも車でもすぐに関西に帰ることもできる、この立地が最高!」と言っていました。

私自身も名古屋での暮らしを気に入っています。名古屋市内は都会的な部分もありながら中心地から少し離れると、田んぼや畑が広がる地域もあります。

このように、都会と田舎が共存している点で、子育て世帯にとって魅力的な街なのです。

実際どう?名古屋市の子育て

動物園でうさぎに触る親子
動物園でうさぎに触る親子

現在、私は2歳と0歳の子どもを名古屋市で育てています。子どもたちは、2人とも名古屋で出産しました。今回は、私以外にもママ友たちの意見も参考にしながら、名古屋市での子育ての魅力についてたっぷりお伝えしたいと思います。

数字で見る名古屋市の子育て事情

名古屋市の人口は1969年に200万人を突破して以降徐々に増え続け、2016年に230万人を突破しました。

名古屋市の婚姻数は12,105組(2022年)で前年より増加しており、子育て世帯が増加しているといえるでしょう。しかし出生数は16,325人(2022年)で、前年より796人減少という結果でした。

名古屋市の保育施設数は以下の通りです(2024年7月25日時点)
・保育所は451園
・認定こども園は107園
・小規模保育事業は176園
・事業内保育事業は11園
・家庭的保育事業は17園

名古屋市の就学前児童数は減少傾向にありますが、保育所などの利用申し込み数は増加を続けています。しかし、2013年から2024年における保育所利用待機児童数は11年連続の0人と発表されていました。この結果から、産後の復帰もしやすい環境にあるといえます。

私自身、産前産後という理由で保育園入所を希望しました。この産前産後は、保育園に入所するための点数としてはかなり低い点数です。正直、入れないと思っていましたが、たまたま空きがあり、近所の保育園へ入園することができました。

名古屋市内でも、保育園の空き状況は区によってかなり違うようなので、一概にはいえませんが、名古屋市全体でみると保育園へは入園しやすいようです。

名古屋市立の幼稚園は以下の通りです(2024年6月23日時点)
・幼稚園20園

幼稚園によっては、3歳児から受け入れ可能です。人気の園ですと、プレ幼稚園のうちから入園しておかなければ入れない園もあるようなので、各幼稚園に問い合わせてみてくださいね。

名古屋市の子育て支援

名古屋市は、さまざまな子育て支援事業を行っています。ここでは、名古屋市の子育て支援事業のうち、特に私が便利だなと感じているものを5つご紹介します。

紹介する内容は今後変更となる可能性もありますので、最新情報は名古屋市の公式ホームページをご確認ください。

名古屋市の子育て支援(1)ナゴヤわくわくプレゼント事業「BABY YELL!」

名古屋市で出産をすると、50,000ポイント分の商品を選ぶことができる、「ナゴヤわくわくプレゼント事業「BABY YELL!」」というシステムを利用できます。名古屋市独自のシステムで、玩具やオムツなどの消耗品、施設の利用券など、さまざまな商品やサービスを選べます。

わが家では、第一子のときには三輪車やミシンをもらいました。第二子は、図鑑やおままごとで使えそうな玩具をもらう予定です。第二子になると、基本的な育児グッズはそろっているので、あまり欲しいものはないかなと思っていましたが、上の子も使えそうなものもあったので助かりました。

名古屋市の子育て支援(2)ぴよか

名古屋市には、「ぴよか」という子育て家庭優待カードがあります。名古屋市内在住の18歳未満の子どものいる家庭が、協賛店にて「ぴよか」を提示すると、協賛店が独自に定める割引などの特典を受けられます。実際にわが家では、協賛店のカフェに行った際に、ソフトクリームのサービスを受けました。(一部店舗のみで実施されています)

ちなみに、2016年から全国共通展開が開始されているため、全国共通ロゴマークのある協賛店であれば、どこでもぴよかが使えます。

また、名古屋市では、子育て家庭をサポートするための子育て支援情報提供アプリを配信しています。子どもの出産予定日や情報を登録すると、子どもの健診の時期のお知らせなどを受け取ることが可能です。ぴよかもアプリで表示して使用できるため、ぴよかカードの持ち忘れもなく、すぐに提示できて便利でした。

名古屋市の子育て支援(3)758キッズステーション

名古屋市には、758キッズステーションという施設があり、子どもを遊ばせられます。子育て支援の中核施設として、子育て家庭が孤立せず誰もが安心して子育てできるよう、市民・企業・行政が連携して子育て家庭を社会全体で支える仕組みづくりを進めることを目的に、2007年9月に開設されました。

758キッズステーションは、栄という名古屋の繁華街にあります。栄にはデパートなどがあるため、お買い物の途中に寄ることが多く、大変便利です。土曜日に行くと、子どもとパパという組み合わせがとても多く、ママだけなくパパも使いやすい施設のようです。

わが家では、ママはお買い物をして、その間にパパと子どもは758キッズステーションで遊んでいてもらうという使い方をしたことがあります。

名古屋市の子育て支援(4)妊娠中に使えるタクシーチケット

名古屋市では、出産予定日が2023年1月1日以降で、母子手帳の交付を受けた妊婦の方へ、1万円分のタクシーチケット(500円が20枚綴り)が交付されています。

第一子のときには、この制度はありませんでしたが、第二子の妊娠中にはとてもお世話になりました。妊娠後期は、特に体が重たくて運転もままなりません。また、感染症の心配もあり、公共交通機関の利用を避けていたため、このタクシーチケットが役立ちました。

私が妊娠中に乗車したタクシーはすべて使用できましたが、運転手さんによっては認知していない方もいらっしゃいました。また、一部のタクシーでは、使用できないこともあるようです。比較的、新しい制度のため乗車時に使用できるかの確認が必須です。

名古屋市の子育て支援(5)子ども医療費助成

名古屋市では、18歳に到達した年度末までの医療費自己負担額の助成があるため、18歳までの医療費が無料です。

特に乳幼児期は、風邪をひいて病院のお世話になることが多々あるため、とても助かりました。また、ママ友によると中高生になると怪我が増え、整形外科などの通院が増えるので、非常に役立っているそうです。

乳幼児期だけでなく、18歳まで医療費が無料というのは子育て世代にとても心強い制度です。

名古屋市での子育て体験談

名古屋港水族館
名古屋港水族館

ここからは実際に名古屋市で子育てをしている私が感じた、名古屋市の魅力や住まい事情などをご紹介します。

名古屋市で子育てをする魅力

名古屋市子育てする魅力(1)子どもとのお出かけがしやすい

名古屋市自体はコンパクトな都市のため、子どもを連れてのお出かけがしやすいと感じています。東山動植物園や名古屋港水族館なども、公共交通機関を利用して気軽に行くことができます。

東山動植物園
東山動植物園

地下鉄やバスの路線が発達しており、繁華街へのお出かけも便利です。わが子は、バスや電車が大好きなので下の子が生まれる前までは、よく市バスに乗ってお出かけをしていました。名古屋市内で使える1日乗車券は、地下鉄と市バスが何回でも乗れるのでおすすめです。

名古屋市は車移動も便利で、市内にある商業施設の駐車場は、広さもあり車移動がしやすいです。関東出身の友人から、「名古屋は渋滞が少ないから出かけやすい」と聞いたことがあります。

私は、乗り物が大好きな息子のために、公共交通機関を使用することもあります。しかし、2児の母となった現在は車移動がほとんど。車での移動が増えると、岐阜県や三重県なども行きやすくなり、行動の幅がさらに広がります。

施設名:東山動植物園
所在地:名古屋市千種区東山元町3-70
アクセス:地下鉄東山線「東山公園」駅下車 3番出口より徒歩3分
営業時間:午前9時〜午後4時30分(閉園は午後4時50分)

施設名:名古屋港水族館
所在地:名古屋市港区港町1番3号
アクセス:地下鉄名港線「名古屋港」駅下車 3番出口より徒歩5分
営業時間:午前9時30分〜午後5時30分

名古屋市で子育てする魅力(2)子どもを連れて行ける病院が多い

続いては、子育てをしていると気になる病院事情です。名古屋市内には大学病院が2箇所、日赤病院が2箇所あります。地域の小児科があることはもちろんですが、何かあった場合に大きな病院にすぐにかかれることは、安心材料の1つになります。

名古屋市の子育て環境

名古屋市内には、大型ショッピングモールが何箇所かあります。無料で利用できる子どもの遊び場があったり、子ども向けの専門店が入っていたりと、子どもも楽しめる商業施設があります。また、フードコートや子どもと入れるレストランなどもあるため、1日中楽しむことができて、雨の日もとても便利です。

最近ではレゴランド・ジャパンという子ども向けのテーマパークが市内にできました。また、ジブリパークや名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パークも日帰りで楽しめます。

実際に、私も子どもを連れて何度かジブリパークに遊びに行きました。

ジブリパーク入り口
ジブリパーク入り口

施設名:レゴランド・ジャパン
所在地:名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地1
アクセス:あおなみ線「金城ふ頭」駅下車 徒歩6分
営業時間:午前10時〜午後5時

施設名:ジブリパーク
所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 内 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
アクセス:愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)『愛・地球博記念公園』駅下車すぐ
営業時間:(平日)午前10時〜午後5時、(土・日・休)午前10時〜午後5時

施設名:名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク
所在地:三重県桑名市長島町浦安108-4
アクセス:名古屋駅前 名鉄バスセンターから直通高速バス(約50分)「長島温泉」下車
営業時間:午前10時〜午後5時

名古屋駅では、近畿日本鉄道や名古屋鉄道、JRを一度に見られます。名古屋市内には、リニア・鉄道館があり、鉄道好きな子におすすめの施設です。この他にも、トヨタ関連の博物館など車好きにも嬉しい施設が多く、乗り物好きな子にはぴったりの街といえるでしょう。

施設名:リニア・鉄道館
所在地:名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
アクセス:あおなみ線「金城ふ頭」駅下車 徒歩2分
営業時間:午前10時〜午後5時

名古屋市の住まい事情

名古屋市は、政令指定都市でありながら、他の都心部と比較し家賃家相場が低く、大人にとっても暮らしやすい街です。

2LDK・3K・3LDKの平均家賃相場は、名古屋市の西区で、11.52万円、名古屋市名東区では11.24万円です(2024年7月12日現在)。

名古屋にもオフィスを構えるトヨタ自動車の本社がある豊田市と比べてみました。
豊田市の家賃相場平均は、同じ間取りの2LDK・3K・3LDKが8.15万円でした(2024年7月12日現在)。名古屋市と比べると低めの家賃で暮らすことができます。ただ、アクセス状況や子どもが楽しめる施設の豊富さを考えると、私はやはり名古屋での暮らしが便利だなど感じます。

名古屋市の子育て世帯におすすめエリア

名古屋市は、地域によって特色が違います。今回は子育て中の私が特におすすめしたいというエリアを2つご紹介します。

名古屋市の子育て世帯におすすめエリア(1)西区

庄内緑地公園
庄内緑地公園

まずご紹介したいのは、名古屋市西区です。西区は名古屋市の北西部に位置しており、西区内を南北で分けるように庄内川が流れています。西区は、区内にベビーザらスや西松屋があるだけではなく、大型ショッピングモールもあるので、とても子育てしやすいエリアです。

庄内川を越えたエリアには、庄内緑地公園という大きな公園があります。加えて、mozoワンダーシティというイオンモールが運営するショッピングセンターがあり、晴れでも雨でもお出かけに困りません。

施設名:庄内緑地公園
所在地:名古屋市西区山田町大字上小田井字敷地3527
アクセス:地下鉄鶴舞線「庄内緑地公園」駅下車 2番出口すぐ南
営業時間:24時間
※利用する施設によって営業時間が異なります。

施設名:mozoワンダーシティ
所在地:名古屋市西区二方町40番
アクセス:地下鉄鶴舞線「上小田井」駅下車 北口徒歩約5分
営業時間:イオンスタイルワンダーシティ 午前9時~午後23時
専門店・フードコート 午前10時~午後21時
レストラン 午前11時〜午後22時

名古屋市の子育て世帯におすすめエリア(2)名東区

名東区の街並み
名東区の街並み

次にご紹介したいのが名古屋市名東区です。こちらは、名古屋市の東部丘陵地帯に広がる閑静な新興住宅地です。

地下鉄東山線の沿線にあり、生活環境も快適なため、若い世代に人気のエリアとなっています。ジブリパークや大型ショッピングモールのある近隣の市へも近く、遊び場にも困りません。また、インターチェンジも近いため、車移動もしやすくファミリーにおすすめです。

名古屋市はアクティブファミリーの子育てにぴったりな街

名古屋市で子育てをしていて感じるのは、子どもと遊ぶ場所に困らないということです。週末には、家族で少し遠出をして三重県や岐阜県へ行くこともできます。また、愛知県内には海水浴場や牧場などもあり、子どもたちにさまざまな経験をさせられるところが魅力です。

子育て中も、アクティブに活動したい!というファミリーにはぴったりな街だといえます。ぜひ、中部地区への引越しを検討されている方は、名古屋市も候補に入れて検討してみてください。

つかもとかな看護師(病棟看護師・訪問看護経験)2歳と0歳育児中 Webライター

わが子を溺愛するWeb ライター
大学卒業後、大学病院に勤務し訪問看護へも従事する。結婚・出産を期にそれまでひっそりと行っていたWebライター業を本格的に開始。現在は、フリーでライター活動を行いつつ、名古屋市のママが育児を楽しめるような情報を発信している。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

この暮らしの記事を共有しませんか?

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

LIFULL HOME'S アプリ

オリジナルの機能が充実!

  • ・ハザードマップで洪水リスク確認
  • ・地図上でなぞった範囲で物件を探せる
浸水マップ機能をONにすると洪水リスクがわかる!
  • App Storeからダウンロード
  • Google Playで手に入れよう
浸水マップ機能をONにすると洪水リスクがわかる!

LIFULL HOME'Sは安心・安全のための取り組みを行っています

  • 信頼できる物件情報サイトNo.1を目指して

    このサイトは「不動産情報サイト事業者連絡協議会」が定める情報公開の自主規制ルールに則ったサイトとして承認されています。

  • 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格
    すべての情報を適切に取り扱うために

    株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。