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1LDKで子ども3人家族5人暮らし! 快適生活を送る工夫とコツとは
1LDKで子ども3人家族5人暮らし! 快適生活を送る工夫とコツとは

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「えっ、信じられない。50平米の広さで子ども3人。暮らせるの?」

わが家の話をすると、必ずといってよいほど返ってくる感想です。現在のわが家の家族構成は、1歳・5歳・7歳の男の子3人と夫と私。5人家族で、2LDK仕様の50平米マンションを1LDKにして、生活しています。

そう、50平米はなかなか狭い。一般的な間取りだと1LDKもしくは2LDKというところでしょうか。確かに、多くの人が憧れる広さではないと容易に想像がつきます。しかし、コツさえつかめば、悪くない50平米5人暮らし。いやむしろ、快適そのもの! 今回はわが家の実際の暮らしと、1LDKに5人で快適に暮らすコツをご紹介します。

子ども3人5人家族が暮らすには

先ほどもご紹介したように、わが家は50平米マンション1LDKに5人で暮らしています。50平米とは、駐車場3台分と畳3畳くらいを合わせた程度の広さです。

お風呂・トイレ・キッチン・玄関・廊下といった生活に必須なスペースもこの中に入るため、リビングやその他の部屋は、結構な狭さになります。

子ども部屋はあるはずもなく、もちろん大人の書斎なんてなし。わが家がなぜ、こんなコンパクトな間取りに住んでいるかといいますと…それには訳があります。

家事や動線を最小化するなら、50平米マンションが最適!?

わが家は夫婦共に研究職。いわゆる共働きの家庭です(昔はバリバリ肘張っていましたが、今はちょっとゆるめにしているつもりです)。

新型コロナウィルスが流行する前は、お互い出張も多く、夫は年に数回海外への出張も。私も新幹線を利用した出張が多いときに月に数回。まさに綱渡りの共働きでした。

また、両家の実家は遠方のため、子育てを手伝ってもらうことは難しい状況。仕事と子育ての両立は私自身の負担が大きく、少しでも通勤をラクにできたらと、職場の最寄駅に近い今のマンションを選んだのです。

仕事に、成長期真っ盛りの子育て。おうちのお手入れ時間や家事時間を極力減らしたいのが正直なところ。お恥ずかしい話ですが、「50平米の広さがお手入れできるMAX」といっても私にとっては過言ではありません。これ以上広ければ、掃除が行き届かず、モノの把握もできない。

とはいえ、私にも『憧れ』はあります。広いおうちに、広いお庭。芝生で犬と戯れる子どもたち。しかし、現実は甘くないのです。広いおうち・広いお庭って、管理がとても大変!

以前は、3LDKの平屋暮らしだった

実は、私たち夫婦は今のマンションに引越す前に、夫の勤務地にほど近い、緑あふれる田舎の一戸建てに住んでいたのです。お庭は、車が何台も停められるほどの広さがある原っぱ。家庭菜園はし放題ですし、まさに理想郷と考えていました。

ところが、実際に暮らしてみると理想とは程遠い現実が。雑草の生命力は本当に強く、抜いても抜いてもどんどん生えてきます。夏の週末はほぼ草抜きに時間を取られ、自由時間を『お庭の管理』に充てていました。

これが、リタイア後の余生を楽しむ夫婦ならばよかったかもしれません。しかしわが家は、当時子どもはおらず、現役バリバリのサラリーマン2人暮らし。自宅の手入れをする時間は、ほぼ取れませんでした。

このような経験から、おうちに求める理想形は自分の「生活スタイル」や「選択したい優先度」で違うものなのだと気が付きました。

わが家の場合は、お互いに「バリバリ働く」ことに重きを置きたかったので、動線や家事の最小化が必要でした。そのニーズに、50平米暮らしがピッタリはまっていたのです。

リビングは「何役」も演じるカメレオン役者

50平米で5人暮らしだと、個人の寝室や勉強部屋といった専用の部屋を確保することは難しいもの。

リビングでは、ときに勉強し、遊び、食事もします。そして、夜は寝室として使用します。キャンプのテント生活と同じ感覚で、リビングは変幻自在のカメレオンのようです。

もちろん、寝室として固定された部屋があれば、布団を敷く作業もなく楽なのかなと感じることもあります。ただ、リビングをさまざな形で使うことで、子どもたちも積極的に協力してくれています。キレイにしないとお布団が敷けない」ため、寝る時間になると家族で一気に掃除を始めるのです。

就寝準備までは思いっきり遊び、家族全員で片付け、一気に就寝。意外とメリハリがついています。このおかげで、後で母親の私だけが片付ける、という負担は減りました。知らず知らずのうちに、家族で家事をシェアできているのが、50平米の良いところだと実感しています。

男の子3人だと50平米はやっぱり足りない?

50平米5人暮らし、将来的には少し広めの住まいへ移ることもあると考えています。実際に今でも狭いと思うことはありますし、3人の息子たちは身体も大きくなるでしょう。

半年ほど前に、やっぱりもう少し広いおうちが良いかな?と考え、同じ学区のマンションや一戸建てをいくつか見に行きました。夫も私も、ここいいじゃないの? と思う物件もありました。

しかし、小2の長男が猛反対。「今のおうちが良い。引越しするつもりはない!」と。

学校は変わらないし、お部屋は広くなるよ。といっても、全然納得しませんでした。「今のおうちがいい。僕は広い家じゃなくても良い。」子どもたちが生まれ育ったマンション。賃貸といえども、思い入れはかなり深いようです。

広くなれば、将来1人部屋だって作ることができるとも伝えましたが、「いや、今の家は、家族がぎゅーーっとなって暮らせるでしょ。弟も小さいし、僕が中学生くらいになるまではここで暮らそうよ。1人部屋なんて要らないよ。」

と、このような答えが返ってくるとは思わず、私にとってはびっくりする提案でした。

確かに、わが家はギュッとなって暮らしています。1人で引きこもれるスペースもおうちにありません。でも、だからこそ休日は近所の公園や広場で遊んでいます。おうちではエネルギーを発散できないので、外へ出かけています。

広いおうちでの暮らしにあこがれを持ちつつ、おそらく今よりも駅から遠くなるので家族で過ごす時間も減ってしまうのかなと感じることもあります。また、今のマンションはセキュリティや駐車場の条件など、気にいっている部分多いのです。ということで、しばらくはこのおうちに住むことになりそうです。

50平米で5人家族の住まいの工夫

50平米で5人家族って、収納はどうしてるの? 収まりきらないのでは? と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご想像のとおり、片付けを意識していないと家の中はモノで溢れます。ここからは、わが家での収納の工夫についてご紹介していきます。

50平米で5人家族は大変!?

5人家族で50平米で快適に暮らす。とご紹介していましたが、正直に白状します。私も慣れるまではそれなりに大変でした。

なぜなら、私たち夫婦は「元モノを溜め込む人間」だったからです。とくに、夫は元々コレクター癖があり、漫画集めや、趣味の釣りやサッカーグッズなど、とにかくモノに囲まれていたい人間でした。

では、なぜそんな私たちが50平米マンションに暮らせているのか。

コツ1:共働きの5種の神器をそろえる

現在のマンションへの引越しにともない、「新、共働きの5種の神器」なるものを全てそろえました。

・食洗器
・衣類乾燥機
・自走型の掃除機
・スマートスピーカー
・自動調理鍋

これが、ミニマムな生活にどう生かせるのかをご紹介していきます。

食洗器

わが家では、食器洗いはもっぱら食洗器にお任せ。洗い溜めが減り、余分な食器をそろえなくてもよいです。

衣類乾燥機

こちらも食洗器同様に、洗い溜めを減らすことができます。また、「乾くこと」が保障されているため衣類の数を絞ることができ、ハンガーや干し物グッズの断捨離にもつながりました。

自走型の掃除機

掃除機が走るための部屋を理想としているので、必然的に掃除機の軌道を確保することが片づけの基準になっています。

スマートスピーカー

目覚まし、置き電話、メモ帳、タイマー、パソコン替わりになり、小さな機器が何役も働いてくれます。

自動調理鍋
これまでに紹介した機器に比べると、必要なの? と思われるかもしれません。しかし、自動調理鍋がひとつあれば、蒸し器や圧力鍋の役目も果たします。子どもが大好きなスポンジケーキだって焼けるのです。専用の鍋をそろえる必要がなく、収納スペースの節約にもなりますよ。わが家ではかなり重宝している調理器具です。 上記のように5種の神器は何役もかってくれ、ミニマムな暮らしには必須になってきています。
そして、役目が重複するものは、積極的に処分するようにしています。モノがあると安心しますが、その安心感がおうちを圧迫するため、今はなるべく精査して捨てるように意識しています。

必須なモノのみ家に置く

自分たちに必要なモノのみおうちに置いています。例えば、下着や靴下は1人につき2組あればよし。前記したように洗濯後、衣類乾燥機で乾かせば事足りるのです。

ただ、「必要なモノのみ」といっても子どもの作品など、親としては捨てられないモノも確かにあります。それらは、ある一定期間リビングに飾り、写真を何枚も撮ります。それでも残したいなら、厳選した想い出ボックスに詰める。というように区切りをつけています。3人分となると、すべての保管は本当に厳しいので、写真を撮りなるべく処分しています。

モノの住所を決める

私はずぼらで、きっちりしている人間ではありません。おうちのモノを全部把握できているわけではないのです。とくに出張の連続や、会議やプロジェクト発表など緊張する業務が続いたとき、家での私の脱力ぶりはひどいものです。自分でも気が付かないくらい早くにリビングで寝てしまうこともあります。

しかし、このようなときであっても、モノの定位置・住所を家族で決めていると、とてもラクです。夫や子どもたちも片付けてくれるので一定の快適度がキープされます。わが家では、「自分のことは自分で」「疲れた家族がいたときはフォローする」を徹底しています。

また、収納場所を決めてあっても、子どもたちはなかなか片付けず、ほったらかしにすることがあります。そんなときの解決法としては、小2の長男や、年長の次男に、「どこに片付けるようにしたらやりやすいか?」意見を聞きます。

こうすることで、自らが片付けやすい場所であるおかげか、自然と片付けてくれるようになりました。

子どもたちの意見に、大人としては「ええ! そんな所に?」と思うこともありますが、できるだけ採用し、家族で快適に過ごせるように改良を重ねています。

使わないモノは長期保管サービスを利用

季節外れの衣服や布団を収納しておくスペースは、50m2の5人暮らしではギリギリ確保できるかな。という状態です。ただ、物置スペースを作るのは避けたいところ。

今はクリーニングに長期保管サービスのオプションが付いているお店がたくさんあります。わが家も積極的に利用し、少しでもスペースを確保しています。

どこでもできる、ミニマムな生活

わが家は、50平米がなかなか快適、とは思っていますが、是が非にでも50平米! というわけではありません。自分たちに合う物件があれば引越しもいいなと思っています。

しかし、駅に近いエリアでは、ファミリータイプの70~80平米ほどの賃貸物件は、家賃が高いと感じます。そんなとき、ミニマムに暮らす「技」を活用すれば広い間取りを優先しなくてもよいため、住居費のコストカットにつながるのではないでしょうか。

ミニマムに暮らそう! 駅に10分でも近いと、子どもたちとの時間も増える?

これは、わが家の実体験になりますが、自宅が駅近であると通勤時間が短縮されます。

以前、新たな住居を模索していたとき、今の住んでいる所よりも10分以上駅から遠い中古物件に目をつけていました。平米数も広くなり、ローンを組むとコストも抑えられそう。と思っていました。

しかし、夫婦共に、通勤時間が10分プラスされます。共働きはおうち滞在時間がとっても重要。1分でも通勤時間に余裕が持てるとバタバタ度合いが違います。

また、平日はどうしても子どもと一緒に過ごせる時間が少なくなります。朝と夕に通勤に10分ずつ使うと、子どもと一緒にいるはずのおうち時間が1日20分減ります。19時に保育園から帰ってきて21時には就寝の生活。リラックスタイムが20分削減されるのは、ちょっとなぁ…と思ってしまいます。

今の住まいは比較的駅に近いため、少しでもおうち時間が確保できる点も魅力的なのです。

50平米で5人暮らしは都会限定? いやいや、田舎でも!

田舎は都会に比べ、お庭もおうちも広く構えられるのが魅力。もし、わが家がもう一度田舎に住むことになれば、広い家にするか? さすがに50平米は選ばないかもしれませんが、極力コンパクトな住居にすると思います。

これまでの実体験から、自宅は広いほど「お手入れ」が必要だなと感じています。私は掃除や家事が趣味ではないので、極力その時間は減らしたいのです。そうなると、やっぱりおうちはコンパクトを選ぶことになるかなぁと。

私のように、掃除や家事にかける時間を少なくしたいと考える方は、コンパクトな住居を選択してもよいかもしれません。

まとめ

今のわが家にはちょうどよい、50平米の5人暮らし。もちろん将来は、子どもたちは成長し、身体が大きくなります。お手伝いはもちろん、身の回りのことを自分自身でできるようになるでしょう。単純に、おうちのお手入れする人数が増えます。そうなると、50平米以上でも問題なし。憧れの広いおうちも可能。

つまり、今回ご紹介したような狭い家でも快適に暮すコツ(不要なモノを溜め込まない、何役もしてくれるる家電に頼る、モノの住所を決めるなど)を駆使すると、広いおうちでも快適に過ごせるのではないでしょうか。

将来、来るであろう「やっぱり手狭かも! 引っ越そうか」となったときも、ちょうどよく子どもたちもミニマムな生活のスキルが身についていたらいいな、と思っています。

ぽに共働きサラリーマン、ブロガー

約50m2のマンションに家族5人で住む。フルタイムのワーキングマザー。技術職として日本企業に勤め、サラリーマン・ワーママの現実をつづるブログ『ともばたけ』を発信中。1歳・5歳・7歳の育児、モーレツサラリーマンの夫との家事攻防、両家実家は遠方、自らの部署異動や繁忙極める業務・・どこまでやれるか分からない、模索の日々ですが、独自の視点で軽快?突っ込みどころ満載?に過ごしています。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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