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愛犬との引越しをスムーズに! 必要な事前準備・当日に気をつけることは?
愛犬との引越しをスムーズに! 必要な事前準備・当日に気をつけることは?

愛犬との引越しをスムーズに! 必要な事前準備・当日に気をつけることは?

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「職場が変わった」「家族が転勤になった」「住み替えをしたい」など、人が引越しをする理由はさまざまです。私は以前、1歳半になる中型の雑種犬と暮らしていましたが、家族が住宅を購入したのがきっかけで引越しをしました。

引越し先は同じ県内でしたが、約30km離れた場所。私自身も引越し自体が初めてで、さまざまな問題にぶつかりました。今回はその経験をもとに、スムーズな引越しのコツや、おすすめの住まい選びをご紹介します。

トラブル続出! 愛犬との引越しの流れ

人も愛犬も落ち着かない引越し前

引越し前は、家族がみんなバタバタしており、愛犬も落ち着きませんでした。当時わが家は4人家族で、荷物も盛りだくさん。段ボールに家財道具や衣類などを詰めては積み上げる日々が1週間以上続いたのです。

通常であれば夕食後や休日はゆったりと過ごす家族が、せわしなく作業している姿を見て、愛犬も何かを感じていたようです。いつもはソファや床で寝ていた愛犬ですが、引越し準備をしている間は自分のクレートに戻っておとなしくしていました。

愛犬との引越し当日

引越し当日、荷物は引越し会社へ依頼し、愛犬は一緒に自家用車で移動しました。たくさんの人が家に出入りするため、愛犬は落ち着かずたくさん吠えていたのを覚えています。ついには愛犬が脱走してしまい、道路で追いかけっこ状態になってしまいました。

原因は荷物を搬入するために門や玄関などが開け放されており、愛犬が簡単にすり抜けられたことです。幸いにも引越した先はのどかな田舎で、ほとんど車や人の通りがない状態でした。そのおかげで誰にも迷惑をかけることなく愛犬を確保できました。

引越し当日は、特に愛犬の居場所の確保に気を配らなければならないと痛感した出来事です。

引越し後は愛犬の様子に注意

引越した日、愛犬は一日中新しい家のにおいを嗅ぎまわっていました。知らない場所に警戒していたのだと思います。夜になって、いつもどおりの時間に就寝。その後、愛犬が何度も夜鳴きをしました。子犬の頃わが家へやって来て以来、夜鳴きをすることはなかったため、とても驚いたのを覚えています。

実は新しい家では、愛犬のために新しい専用スペースを用意していました。新品の毛布で愛犬も喜ぶだろうと考えたのですが、実際は逆効果で、安心できるスペースを奪ってしまっていたのです。そのほかにもトイレに失敗したり、ご飯を食べなくなったりと愛犬の異常行動が増加しました。心配になった私は、極力愛犬と一緒に過ごすよう心がけました。

数日後には、トイレの失敗も夜鳴きもなくなり、ご飯もしっかり食べるようになりました。引越しのストレスを大きくかけてしまったと、反省する出来事でした。

愛犬との引越しをスムーズにするために

犬は特に「巣」を大切にする動物です。大切な「巣」である住まいを引越すときは、細心の注意が必要です。どのようなことに注意すればいいのでしょうか? 

ペット専門の輸送会社に依頼する

移動の際は、ペット専門の輸送会社に依頼しましょう。自家用車で移動できない範囲の引越しの場合、無理に同行させると愛犬の負担になってしまいます。移動に慣れていない場合、飼い主にとっても大きな負担となります。

また、大型犬になると公共交通機関での移動が難しくなります。遠方の場合や移動に慣れていない場合、大型犬の場合は、ペット専門の輸送会社を検討しましょう。ペット専門の輸送会社であれば、愛犬にとって一番負担の少ない方法で引越し先へ運んでくれます。

愛犬が慣れ親しんでいるグッズを一緒に持っていく

愛犬との引越しの際は、使い慣れた毛布があると非常に便利です。ペット専門の輸送会社へ依頼する際や、新しい家にまだ慣れていない状態のときに使い慣れた毛布を敷いてあげると愛犬は安心します。

愛犬の新しい環境へのストレスを少しでも軽減するためにも、「安心できる場所」を作ってあげましょう。犬はにおいに敏感です。新しくてきれいなものよりも、自分のにおいがするもの・家族のにおいがするものを好みます。

引越しが決まったら、その時点で少し大きめの毛布を与えておき、事前ににおいのついた毛布を用意しておくとよいでしょう。毛布だけでなく、ぬいぐるみなど持ち運びやすいグッズもおすすめです。好きなおもちゃがそばにあるだけで、愛犬の気は紛れます。

また、お散歩用のリードではなく、どこかにつないだままにしておける長めのリードがあると便利です。引越し作業中はどうしても愛犬への注意が散漫になりがちです。愛犬も落ち着かないため、脱走する危険性もあります。

長めのリードにつないで、そばに愛用しているものなどを置いておくと、愛犬も安心して落ち着きを取り戻します。その際、愛犬が嫌がらないように日頃からリードに慣れる訓練をしておくのがおすすめです。

愛犬との引越しの際に注意する点

愛犬が感じるストレスに要注意

住み慣れた住居(巣)を離れることは、愛犬にとても強いストレスがかかることを忘れてはいけません。飼い主にできることは、極力ストレスがかからないように配慮すること・引越し前後で愛犬をケアしてあげることです。

引越し前後の荷物の移動などで人がバタバタしていたり、知らない人が出入りしたりすると、愛犬は危険を感じて緊張状態になります。その際、「絶対に安全だ」と愛犬が認識するためには、安心できる場所をあらかじめ用意しておかなければなりません。

室内犬・室外犬を問わず、必ずクレートを用意し、日頃から慣れさせておきましょう。クレートとは、移動の際に犬を運んだり、犬のハウスとして使用したりするケースのことです。ケージやサークルと違い、持ち運びできるのが特徴です。

引越しの最中でも、引越し後でも「変わらない空間」を確保しておけば、愛犬のストレスを軽減できます。引越しの際は、愛犬の「安全地帯」を確保することに注力しましょう。

新しい環境になると体調を崩す愛犬は多い

前述したとおり、愛犬は引越しにより強いストレスを受けてしまいます。日頃からストレス耐性がある犬でも、引越しには敏感に反応してしまうケースも珍しくありません。引越し直後に体調を崩す犬もいれば、数日後に突然変化があらわれるケースもあります。

食欲不振とは主に、下痢・食欲不振などが挙げられます。私の愛犬も、引越し後は1週間ほど下痢や軟便状態が続きました。もともと食は細い愛犬だったのですが、数日はまったく食事を受け付けず、とても心配したのを覚えています。

引越し先でかかりつけ医もまだ見つかっていない状態だったので、当時はとても慌てました。幸いにも、1週間ほど体に負担の少ない食事を与え、昼夜を問わずそばにいたことで徐々に回復。引越しが愛犬へ与えるストレスの強さを痛感した日々でした。

引越し後は、体調を崩す可能性があることを踏まえてスケジュールを組むようにしましょう。

愛犬との引越し先におすすめの住まい

愛犬との引越し先にはどのような住まいがよいのでしょうか? 住まい選びのポイントをご紹介していきます。

ペット可物件

愛犬と引越す際は、必ずペット可物件かどうかを確認しましょう。インターネットでの表記はペット可になっていたとしても、実際は不可だったというケースもあります。契約時に管理会社や大家さんへ必ず確認するようにしましょう。

また、ペット可物件であったとしても、小型犬のみ・猫のみ・単頭飼いのみなど細かい条件が定められている場合もあります。特に中型犬・大型犬・多頭飼いの人は注意しましょう。細かい条件がなくても、入居してみたら大型犬の飼育が禁止されており、退去を迫られたというケースに知人が遭遇しました。

入居前には必ず愛犬のサイズを伝えたうえで、入居できるかどうか確かめましょう。ペット可物件の場合、人と愛犬が共生できるよう工夫が凝らされていることもあります。人間専用エレベーターとペット同乗可能エレベーターが分かれていたり、エントランスに愛犬の足洗い場などが設置されている物件も存在します。

物件探しの際は、ペット可物件の中でも、自分たちの理想とする暮らしにフィットする物件を選ぶのがおすすめです。

ドッグランの近くの物件

通常の賃貸物件であれば、敷地内や室内で愛犬が思いっきり運動することはできません。非常に活発で多くの運動量を必要とする犬。愛犬の健康維持のためにも、ドッグランで思いっきり遊ばせるのがおすすめです。

ドッグランが物件の近くにあれば、愛犬の健康だけでなく、愛犬のコミュニティも広がります。さまざまな犬と関わりあうことで、愛犬に社会性が身につくでしょう。リードから解放され、思いきり走り回れるドッグランは、愛犬にとってストレスを発散する絶好の場所となります。

愛犬の肥満防止や運動不足の解消につながるドッグランが近場にあると、愛犬にとって大きなメリットです。

近くに動物病院のある物件

引越し先を選ぶ際に意外と見落としがちなのは、動物病院です。動物病院はどこにでもあるものではありませんし、評判や診療時間などに病院によってかなり差があります。動物病院が近くにある物件か、行きやすい位置にある物件を選ぶようにしましょう。

具合が悪くなったときに慌てて動物病院を探しても、休診日や診療時間が合わなかったり、先生と相性が悪かったりする場合もあります。前もって引越し前にリサーチしておけば、慌てることもありません。

引越し直後は特に、愛犬が体調を崩す可能性が高くなります。動物病院が近くにある・行きやすい位置にある物件を選べば、飼い主も愛犬も安心です。引越し後に愛犬が病気にかかってしまい、継続的な通院が必要になった際も、自宅近くに病院があると心強いです。

愛犬とスマートに引越して快適な暮らしを

愛犬との引越しは、さまざまなポイントに気を配る必要があります。住まい選びや引越し作業は愛犬にも人間にも大きな負担となりえます。少しでもスムーズに住み替えをするためには、引越し前から完了後まで気を抜けません。事前準備やポイントを押さえた住まい選びで、快適に引越しをしましょう。

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