平日はブックライターとして働く傍ら、週末には愛犬・ゴールデンドゥードルの泰楽(たいが)くんとともに登山やカヤックに出かける冒険家。そんな椎名前太さんが、愛犬と楽しめるおすすめの公園を紹介するシリーズです。今回は、千葉県柏市の「柏の葉公園」を散歩する様子をお届けします(編集部)
音楽会などのイベントや講習会が充実している「柏の葉公園」
柏の葉公園は、千葉県の東葛飾地域のほぼ中央に位置する県立公園です。地域の緑・スポーツ・文化の拠点として広大な敷地に桜の広場、ドッグラン、ボート池、総合競技場、野球場などが整備されています。また、多種類の樹木、草花などの自然を楽しめるほか、公園センターや茶室を中心に定期的に講習会が行われ、春と秋には数万人規模のイベントも開催されて地域の活性化に大きな役割を果たしています。今回は、そんな柏の葉公園で、のんびりと愛犬と散歩した様子をお伝えします。
公園のデータ
公園の名前:柏の葉公園
住所:千葉県柏市柏の葉4-1
敷地面積:45ha
入場料:無料
アクセス方法
都内から行く場合、常磐自動車道を利用し、柏ICで降りて約7分です。駐車場は第1と第2の2つあります。料金(普通車)は4時間以内300円、4時間超8時間以内600円、8時間超1時間ごと100円増です。利用時間は7時から21時15分までです。
柏の葉公園を愛犬と散歩してみた
いきなり小さな子どもに「むぎゅ~~っ」とされる
午前10時過ぎに第2駐車場に到着しました。この日は天気の良い日曜日でしたが、駐車場は3割前後空いていました。
今回は第2駐車場から公園センターの前を通ってボート池、桜の広場、ボートハウス、バラ園、ドッグランへと歩く予定です。
公園センターの前には、クレープとかき氷のキッチンカーが営業していました。公園センターでは、公園の管理業務のほか、観葉植物の管理方法などの講習会も行っています。また、家庭菜園といった自宅の緑の相談なども受け付けています。近くに公的な相談窓口があるのはありがたいですね。
「こんなところにリードフックがあるよ」などと妻と話していたら、よちよち歩きの男の子が近づいてきました。まだ言葉が話せないくらい小さな子です。後ろからママさん、パパさんが駆け寄って来て「ワンちゃんに触ってもいいですか?」
私たちは、「もちろんです!」と泰楽(たいが・ゴールデンドゥードル)の歯が当たらないように首をつかみました。
するとその男の子は、両手を力いっぱい広げたと思ったら、泰楽の胸に「むぎゅ~~っ」と抱き着いたのです。その瞬間、私たち全員の目はまん丸。そして「あはははっ!」と大笑い! 小さな子の中には、怖いもの知らずで大型犬に近づく子も多いのですが、ほとんどはあと一歩のところで後ずさりしたり、触れても人差し指で「ちょん!」だったりします。しかし、この子は泰楽が驚いて後ろを向いても、背中を全身で「むぎゅ~~っ」と抱いて顔面を毛に埋めていました。愛犬をかわいがってもらえるのはうれしいことです。「将来、絶対に大型犬を飼ってね」と握手をしてお別れしました。
スワンボートが浮かぶのんびりとした池
さて、公園センターから一直線にボート池へ向かいます。ここで感じたのは「整備が行き届いている!」ということです。大規模な公園は、どこもゴミが少なく、きれいな所ばかりですが、この公園は特に植栽の剪定がしっかりされていて、雑草も少なく感じました。たまたま整備した直後だったのかもしれませんが、気分がいいです。なお、この公園では多くのお花も楽しめますが、5月中旬のこの日は、花の端境期だったようであまり見ることはできませんでした。
また、この時点で「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」の軽快なサウンドが遠くから鳴り響いていました。散歩のBGMとしていい感じです。その理由は後ほど。
ボート池に到着すると、その名のとおりスワンボートがたくさん浮かんでいました。住宅地の近くで、ボート遊びができるのはうれしいですね。ボートの利用時間は9時30分から16時30分(受付は16時まで)、利用料金は30分で320円です。
池の中を覗くと大きな鯉がたくさん泳いでいました。
池から桜の広場の間にはトイレがありました。
桜の広場は、広大な芝生の広場です。この日は太陽がぎらぎらしていたので、皆さん周りの木陰で読書をしたり、小さな子は親御さんとボール遊びなどをしていました。
桜の広場沿いの遊歩道は、桜並木になっています。そこではソメイヨシノ、オオシマザクラ、カンヒザクラなど約400本の桜が植えられており、開花時には幼稚園などの遠足や家族連れなどで賑わうそうです。
この遊歩道の先には、「柏の葉第二水辺公園(調整池)」がありました。予定外ですがせっかく来たので行ってみます。ここは水辺の環境を活かした遊歩道になっていて、キショウブなどがきれいに咲いていました。
柏の葉公園の遊歩道に戻って少し進むとボートハウスに出ました。
この先に水辺に近づける場所がありました。池からひんやりした風が吹いてきて首周りの汗を乾かしてくれます。
高校生の熱意ある演奏に感動!
ボートハウスの向かい側は、庭球場になっており、その先に総合競技場があります。この庭球場と総合競技場の間からにぎやかな楽曲が聞こえてきました。目を凝らすとマーチングバンドが練習しているようです。高校生でしょうか?
青空に鳴り響く軽快なサウンド、程よく頬を撫でるそよ風、心地よい日影をつくってくれる高木の列。まさに散歩日和です。
でもよく耳を澄ますと、サウンドはもっと奥からも聞こえてきます。「なんだ? なんだ? 祭りか!?」とワクワクしながら先に進むと、多目的広場の奥に人垣ができていました。
人垣の奥には野外ステージがあり、東関東吹奏楽連盟の音楽会が行われていました。ここ千葉県をはじめ、茨城県、神奈川県、栃木県の中・高等学校のマーチングで活躍している生徒さんが、音楽会を開催していたのです。先ほど触れた「君の瞳に恋してる」は、ここから聞こえてきていたようです。曲目は変わっていましたが、大勢の若者が楽器を演奏するだけでなく、衣装を身に着けて歌ったりダンスをしたりしていました。皆さん楽しそうにパフォーマンスしていますが、それ以上に「観ている人に感動を与えたい!」という熱意が伝わってきます。それを感じて「自分の娘・息子がこの中にいたらどう思うだろう」と勝手に想像してウルウルしてしまいました。
日本庭園とバラ園は犬の入場不可
多目的広場を出ると、すぐに日本庭園がありました。ここでは抹茶や和菓子を味わうことができますが、犬と一緒に入ることはできません。
日本庭園の先にはバラ園がありました。ですが、こちらもワンコ不可です。
ここでは86種類、約1,000株のバラが植栽されています。幸い春の開花時期だったようで、見事に咲いていました。なので妻と代わりばんこで見学をしました。
ドッグランは事前のガイダンス受講と登録が必要
ドッグランはバラ園の裏側にありました。
こちらのドッグランを利用するには、事前にガイダンスを受講し、登録する必要があります。ガイダンスの日程は、ホームページ等で公表しています。登録に必要なものは、「狂犬病予防注射済票」「愛犬の顔写真(2.5cm×3cm)」「筆記用具」「登録料700円/頭」です。
ドッグランの面積は1,604.3m2と広めです。この日は大型犬が2頭だけ遊んでいました。
ドッグランから駐車場へ戻る途中に、特に賑わっている場所がありました。子どもたちが駆け回る「冒険のトリデ」です。2014年に滑り台と小型アスレチック、2015年に大型アスレチックがリニューアルしました。この日もトリデの脇のスペースに自転車がびっしり並び、大勢の親子が遊んでいました。
しっかりイベントも確認して行きたい柏の葉公園
柏の葉公園は、毎日通っても大人は癒され、子どもは全身を思い切り使って遊べる場所だと思います。しかし、一番の特徴は、今回の音楽会のようにイベントや講習会が充実していることだと感じました。再度行く際は、事前にしっかりイベントも確認したいと考えています。
柏の葉公園を満喫できる住まい
柏の葉公園が位置する柏市は、首都圏の代表的なベッドタウンとして開発が進み、人口は約43万5,000人(2024年5月現在)で県内5位となっています。特に商業施設が充実しており、柏高島屋ステーションモール、イオンモール柏、ららぽーと柏の葉などがあります。
千葉県柏市のペット相談可の賃貸物件を探す
また、柏市の東京都よりに隣接する流山市は、2005年のつくばエクスプレス開通によって南流山駅から秋葉原駅まで最短22分と飛躍的に利便性がアップしました。それでも自然が豊かで、市は「都心から一番近い森のまち」としてアピールしています。
千葉県流山市のペット相談可の賃貸物件を探す
住まいに関しては、新築一戸建ての場合、両市とも2,500万円台から4,500万円台が中心になりますが、柏市の物件の方がやや高額な傾向があります。新築マンションについては、両市とも4,000万円台から見つかりますが、流通量はそれほど多くはありません。中古については一戸建て、マンション共に豊富に流通しています。
<千葉県柏市の家賃相場>
ワンルーム:5.94万円
1K : 6.26万円
1DK:6.68万円
1LDK:10.44万円
2DK:8.43万円
2LDK:14.01万円
3LDK:16.44万円
<千葉県流山市の家賃相場>
ワンルーム:6.91万円
1K : 6.21万円
1DK:7.44万円
1LDK:10.23万円
2DK:7.60万円
2LDK:12.24万円
3LDK:17.58万円