賃貸物件では難しそうなので敬遠していた床のDIYリフォーム。思いきって手を出してみたら思いのほか簡単でした。
ポイントを押さえておけば賃貸物件でも簡単に床のDIYリフォームが可能です。
そんな床のDIYリフォーム体験を紹介したいと思います。
DIY好きな私が思うDIYの魅力
限られた空間の中で暮らしやすいように工夫できるのは私が思う、DIYの魅力のひとつです。
難しくて自分にはできない、と思われがちなDIYですが、最近では女性でもとっつきやすいDIYの情報がインターネット上や本などでも多く取り上げられており、始めやすい環境になっています。
部屋の中のちょっとした部分を好きなテイストに変えてみたり、便利な機能を加えることで、住んでいる家が「帰るのが楽しみになる家」に変わります。
今回は床に関するDIYですが、壁紙や棚などDIYの楽しみ方はまだまだたくさんあります。あなたテイストの空間がつくれるDIYを楽しんでみてください。
DIYを楽しめる、カスタマイズ可の住まいを見てみよう
エリア別に住まいを見る
床のDIYリフォーム方法とは?
床のリフォームには“張替え”と“重ね貼り”という2種類のリフォーム方法があります。
張替えは床を剥がして、新たにフローリング材などの床材を張り替える方法です。
この方法は元の床と同じ高さで床材を貼ることが可能ですが、時間と技術が必要です。床を剥がしてしまうので原状回復が必要な賃貸物件では難しいです。
床のDIYリフォームと聞いて難しいと感じた人は張替えを想像している人が多いのではないでしょうか?
それに対して重ね貼りは、既存のフローリングの上から床材を重ねる方法です。
両面テープなど床に負担のかからない方法をとることで、原状回復が必要な賃貸物件でも簡単に実践できます。
私の場合も原状回復が必要な物件だったので重ね貼りでDIYリフォームをしてみました。
重ね貼りのメリット・デメリット
メリット
・重ねるだけなので原状回復が可能です。
・解体するわけではないので、大きなゴミがでたり、処理に困ることがありません。
・大きな音を出すことはないので、近隣の迷惑になりません。
・元の床の傷や汚れを防止する役割があります。
・張り替えに比べ、短い時間で作業ができます。
・床が二重になるので防音効果が期待できます。
デメリット
・重ねた床材の分の高さが増します。部屋と部屋のつなぎ目に高低差が生じます。床材の高さによって扉の開閉を妨げになることもあります。
・元の床の状態を確認できません。環境によっては湿気がたまりやすくカビたりします。
・元の床に硬さがないと安定しません。クッション性のある床に板材を重ね貼りするとずれたり剥がれたりすることがあります。
・床暖房がある場合、床暖房対応の床材しか使用できません。
作業面のメリットが本当に大きいです。
賃貸物件ではどうしても大がかりな作業ができないので、コンパクトに作業できる重ね貼りはおすすめです。
DIYリフォームできる床材紹介
クッションフロア
塩ビ素材でクッション性のある床材です。
シート状になっていて、カッターなどで簡単にカットすることができます。
耐水性があり、汚れも落としやすく、水回りによく使われます。
木目や石目など本物のように作られたデザインもあり、種類豊富で比較的安価です。
フロアタイル
クッションフロアと同じ塩ビ素材のタイル状床材です。
クッションフロア以上にリアルに再現されたデザインが多くあります。
破損や汚れが発生した場合、破損や汚れの発生した箇所のタイルを交換するだけで済むのでメンテナンス性が高いです。
タイルカーペット
正方形や長方形のパネル状のカーペットで、自分の好みのデザインに組み合わせることができます。
サイズがコンパクトで扱いやすく、手軽に張り替えが行えます。
あらかじめ裏に滑り止めがついているものや簡単に洗えるものなど種類も豊富です。
防音効果も高く、柔らかいので、子どもやペットのいる環境にも最適です。
重ね貼り用フローリング材
置いてはめ込むだけのフローリング材があります。
裏面にゴムシートが貼られているなど、釘や接着剤を使わずに設置できる仕様になっています。
賃貸物件でも原状回復の心配をせずにフローリングを敷くことができます。
ユニット畳
フローリングの上に敷くことのできる畳です。
サイズに規格はなく長方形や正方形のものがあります。
カラーバリエーションも豊富で組み合わせを楽しむこともできます。
床材は直接肌に触れるものなので、材質や耐久性が重要になってきます。
床材を選ぶ際は直接見て触れて確認したり、専門家の意見を参考するようにしましょう。
メーカーやインターネット販売サイトでは見本を注文できるので積極的に活用します。
床材が変わるだけでもお部屋の印象はだいぶ変わりますよね。最近では賃貸でもクッションフロアなどDIYできる物件が増えてきているようです。
今まで見ていた物件の印象が変わるかもしれません。ぜひ探してみてください。
DIYを楽しめる、カスタマイズ可の住まいを見てみよう
安くて簡単!クッションフロアでイメージチェンジ
“作業時間・・・・・約2時間30分”
“作業人数・・・・・1人”
“費用・・・・・約2,500円(クッションフロアと両面テープ)”
“道具・・・・・地ベラ、カッターナイフ、両面テープ、カッターマット、定規”
今回は使用しませんでしたが、クッションフロア用のコーナーカッターも販売しています。クッションフロアを壁に沿ってまっすぐと切断することができるので、コーナーカッター使用してもいいと思います。
クッションフロア同士を継ぐ場合は以下の道具が必要になってきます。
・ジョイントローラー
・継ぎ目処理剤
DIYリフォームしたのがこのスペース。廊下、浴室、トイレに面していて洗濯機も配置してあります。
浴室の入り口になり床に水が落ちることが多いので、耐水性のあるクッションフロアを床材に選びました。
地になる床もクッションフロアです。やや弾力はありますが重ね貼りしても問題はありませんでした。
クッションフロアには接着剤を使用する方法と両面テープを使用する方法の2つの接着方法があります。
私の家は改装不可な賃貸物件なので、簡単に原状回復できる両面テープを使用した方法で重ね貼りをしました。
面積は狭く一見単純な形のように見えますが、ドアの枠などがでっぱっていて少し複雑な形をしています。
クッションフロアの貼り方には2種類の方法があります。
“①あらかじめクッションフロアをカットして床に貼る方法”
“②床に貼ってからクッションフロアをカットしていく方法”
今回、複雑なドア部分は①の方法で合わせて、その他の部分は②の方法でカットしました。
まずはドアの細かい部分を測っていきます。
ここを基準にして全体を貼り付けていくので慎重に計測します。
ドア枠など一見シンメトリーに見える箇所でも微妙に寸法が違うこともあるので注意が必要です。
クッションフロアは床面積より一回り大きいものを用意します。
裏面にカット部分を書き込みます。鉛筆で書けました。
カットと計測を繰り返し、慎重に進めました。
両方ともぴったりと合いました。
他の箇所は床に合わせてからカットをするので10cm残して作業をしやすいようにをカットしていきます。今回は床が狭く作業しにくかったので残す部分を5cmほどにしました。
臨機応変に対応します。
床の角の部分に対応する箇所は切り込みを入れていきます。
こうすることで余分な部分を残したままクッションフロアを床面に接着することができます。
次はいよいよ床に接着していきます。
まず床をきれいにしてから両面テープを貼っていきます。
細かい部分にも満遍なく貼っていきます。
始めにカットしたドア部分から接着していきます。空気を抜きながらクッションフロアが浮かないように貼っていきます。
地ベラを使って余分な部分をカットしていきます。
すべての余分な部分をカットして完成です!
無機質だった床がアンティークなフローリング調の床になったことで暖かみと落ち着きが生まれました。洗濯機の上にはDIYした木製の棚と鏡があるので、部屋にまとまりができたのもよかったです。
低予算でここまで変わると思っていなかったので大満足でした。
この調子で隣のトイレも同じ床にしようかなと思っています。
床が変わると目に見えて印象が変わるのでDIY熱も上がります。
賃貸物件の床のDIYリフォームは思っていたより簡単でした。一番大変たっだのは重い腰を上げることでした。
手を動かし始めたらどんどん作業が進んだので、一歩踏み出すことは大事ですね。
トイレや玄関の床を替えるだけでも印象ががらりと変わるので、みなさんもちょっとしたスペースから始めてみたらいかがでしょうか?
この記事を読んで「できそうだ」と思った人はぜひチャレンジしてみてください。