「家は3回建てないと成功しない」
よくそう言われます。でも失敗したからといって後悔しながら暮らしたくはないですよね。 限られたお金、限られた空間でも自分が納得いく空間にしたい、そんな気持ちからDIYを始めました。
ナチュラルテイストのDIYを始めたきっかけ
DIYを始めた頃は、とにかく物を作ることが楽しくて、ニスを塗ることが楽しくて、たくさんの物を作ってきました。カフェ風インテリア、男前インテリア、ヴィンテージ風、古民家風…。
流行の単語に流されて、とにかく物を増やす生活でした。そんな生活をしていたら、部屋の中はなんだか居心地が悪いのです。
そこで初めて、家の空間と自分の頭の中は直結しているのだと気づきました。家の中に物が増えると、なぜか私の頭の中も余裕がなくなるのです。逆に家の中にスペースができると、私の頭の中にも余裕ができたのです。
そこでまず始めたのが「断捨離」です。必要なもの、なくても生活できるもの、どんどん仕分けをしていくうちに自分が本当に好きなインテリアは何かを考えるようになりました。
そして、たどり着いた私が好きな家は、温かみのある家、開放感のある家、そして何より「ナチュラルテイストな家」でした。
部屋の雰囲気を好きになればなるほど、不思議と私の小さな悩みも消えていくのです。部屋のインテリアがしっくりこない時は、私の悩みも常に頭の中にありました。
家の空間と頭の中は直結しています。たどりついた「ナチュラルテイストなDIY」を紹介します。
何度でも変えられる、原状回復が可能なDIY紹介
インテリアは「楽しむもの」であり、「変わっていくもの」だと思います。「この壁紙を選んでしまったので仕方がない」なんてことはないのです。
気に入らなければ変えればいいのです。どんどん変えていっていいのです。
問題は変えられる状況をいかに作り出すかだと思います。もしDIYをするのであれば「原状回復が可能」なDIYをオススメします。
1.何度も姿を変える壁
壁紙を変えると部屋の雰囲気がぐっと変わります。
今は「貼ってはがせる壁紙」が売っています。100円ショップでも、ホームセンターでも、ネットでも購入できます。 壁紙を変えると、それをきっかけに他のインテリアも変わります。だから、まず部屋の雰囲気を変えたい時は壁紙から変えることをオススメします。
ちなみに私は壁紙を貼る用の道具は一切持っていません。
好きな色の壁紙を買って、あとは家の物で代用しています。私は調理用のフライ返しを使って壁紙のしわ伸ばしをしていました。 フライ返しと壁紙でキッチンカウンターの壁紙、玄関の壁紙は何度も姿を変えていきました。
2.壁に穴を開けないこと
壁にビスで穴を開けてしまうと、賃貸物件はもちろん、一戸建ても後戻りができません。
最近はホームセンターでも画びょうより小さな穴で目立たない、ホチキス留めが可能なウォールシェルフが売っています。これなら賃貸物件でもOKです。
しかし結構高価な値段がするのも事実です。そこで余った端材と、取り付け具の「壁美人」を購入してDIYをすると、値段はぐっと下がります。
DIYの良さは寸法、形、色を自分好みに作れること、そして何より「既製品より安く済むこと」だと思います。
インテリアの好みはライフスタイルによって変わっていきます。我が家も以前はカフェ風の家に憧れて、暗めの壁紙を貼って、たくさんの雑貨を飾っていました。
でも気持ちに変化が出てきて、部屋はどんどん変わっていきました。変わることを可能にするにはDIYは原状回復が基本です。
3.見せる収納
日常で使う生活感のあるものは、どうやってインテリアに生かせば良いのでしょうか?
すべて収納して隠してしまいますか?普段使う、使用頻度の高いものはむしろ出しっぱなしの方が便利でしょう。では、出しっぱなしにしながらナチュラルテイストに見せるにはどうしたら良いのでしょうか?
こちらは洗面所収納です。
普段使用する洗剤はすべて100均のボトルに入れ替え、洗濯機横に出しっぱなしにしています。
そして洗濯機横の棚はDIYしたものです。排水管があるため既製品の棚では置けません。排水管をよけて棚を作ればデッドスペースを上手に活用できます。
各部屋の色を統一してデッドスペースをうまく利用することで部屋はいっそうスッキリします。
既製品とDIYの合わせ方で部屋はぐっとオシャレになる
では、すべてをDIYする方がよいのでしょうか? すべてが手作り感になると、それはそれで家の中がごちゃごちゃしていくのです。
つまりDIYをした方が良いもの、既製品の方が良いもの、それぞれを見分けることが大切です。
ナチュラルテイストに見せるコツは既製品とDIYの物の雰囲気を揃えることです。私はナチュラルな色が好きなので、購入した物もナチュラルな色味が多いです。
上の画像ではテレビボードは既製品です。
テレビボードの隣にある「蓋付きダストボックス」はDIYした物になります。ダストボックスの上は収納になっていて、ゴミ袋のストックを入れています。
このダストボックスをDIYした理由はゴミが上から見えず、来客者から「ゴミ箱どこ?」って言われるようにしたかったこと、45リットルの大きなゴミ箱を2つ置きたかったこと、ストックのゴミ袋を収納できるスペースが欲しかったこと、そして何より既製品のテレビボードに高さを合わせたかったことです。
こんなに要望が出ると、既製品ではなかなか探せません。
既製品では叶わないことがDIYなら叶うのです。
「ナチュラルテイスト」のお部屋に見せるコツとして重要なのが、DIYした物の高さ、奥行きを既製品と揃えることです。高さと奥行きが揃っているだけで、見栄えが良くなります。
また、既製品も100円ショップで買ったもの、高価な物を混ぜて飾ることが大事です。
今は100円ショップで高見えするグッズが増えています。 でも、すべてが100円雑貨だと、インテリアとしては少し物足りないのです。要は使い分けです。
「ここに100均のプランターを飾ったから、隣にはDIYした物を置いて、その後ろにはちょっと高価な物を…。」
そんな感じでうまく組み合わせていけばインテリアはぐっと楽しくなります。
こだわりの部屋作りでたどりついた「願いを叶えたDIY」
自分の好みのインテリア、それは妥協ではなくとにかく「こだわる」ことです。
既製品じゃないとダメなもの、既製品では手に入らない物、何を買って、何を作るか厳選することが大事です。
「頂き物だから、高かったから、流行っているから」で選ぶ物ではないのです。
まず、自分は何色が好きかを思い浮かべてください。
そして次にその家にいると、どんな気持ちになりたいのかを考えてください。
私は開放感のある家にしたい、温かみのあるナチュラルな家で穏やかな気持ちになりたいと思っていました。
この開放感を出すためにDIYしたのがダイニングテーブルです。
横長で家族が増えても使える大きなテーブルが欲しい、でも既製品のテーブルの高さだと、ラックの引き出しが開かなくなってしまう、大きなテーブルでなおかつ部屋が狭くならないようにしたい、そんな思いからDIYをしました。
この画像のように家具をすべて壁に寄せて使うことで部屋が広くなります。
そして壁付けしても引き出しはすべて開く高さに設定しています。以前のダイニングテーブルよりも大きな6人用ですが、リビングに圧迫感がありません。
何度も家具屋に通っては、もう少しコンパクトで横に長くて、あと数センチ低かったら…。と何度も思いました。
そんな願いを叶えるのはDIYしかないのです。高価な工具も、優れた技術もありません。要は「こだわる」ことです。
最後に「流行のテイスト」が自分の好みではないのです。
本当に好きな家は自分の好きな物だけを妥協しないで選んだ家だと思います。本当に好きな物を厳選することが大事です。
憧れて、迷い続けて、毎日のようにDIYし続けてきましたが、この家も数か月後には変わるかもしれません。でも自分の好きなインテリアが「ナチュラルテイスト」であることは今後も変わらないと思います。
原状回復をDIYの基本としながら、自分好みの部屋を作っていきましょう。
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