テレワークは仕事のスタイルの一つとして定着しつつあります。しかし新しい働き方に慣れてくると、困ったことや不便なことも出てきます。
私の場合は、ランチでした。同じように「近場のお店に飽きてしまったな」、「毎日自炊は面倒だな」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はテレワーク中のランチを取り上げます。午後の集中力をアップする、続けやすい自炊ランチのこだわりを紹介します。
テレワーク中のランチは重要
テレワークランチが日常に
テレワークが始まった当初は、自分のペースで仕事ができる環境に満足していました。しかし徐々に困り始めたのが「テレワーク中のランチ」です。
休憩時間に手の込んだ料理を作るのは難しいですし、自宅の近くだけでは食べられるランチの種類も限られてしまいます。
そこでシンプルに、「簡単自炊」に力を入れるようになりました。短時間でできるよう工夫すれば、和食・洋食・中華と好きなジャンルの料理を食べられます。
人に合う予定はほとんどありませんから、普段であれば避けたいニンニク料理なども遠慮なく食べられます。こうして私は「テレワーク飯」ともいえるレシピにハマっていきました。
午後のパフォーマンスを上げるランチのポイント
午後のパフォーマンスを左右するため、ランチに何を食べるかは重要です。ただ満腹にするだけでは午後の仕事のクオリティは上がりません。午後の生産性を上げるために、私なりに気を付けている点をまとめます。
糖質をとりすぎない
ランチ後に急激な眠気に襲われたことのある人は多いのではないでしょうか。その原因は、血糖値の急激な上昇と下降です。そして、血糖値が変動する要因は炭水化物の摂取です。
ごはんにラーメン、うどんにパンなどには炭水化物が含まれています。これらを0にすることは簡単ではありませんが、意識して減らすことは可能です。外食ではついついラーメン・チャーハン定食など、炭水化物+炭水化物の組み合わせにしてしまいがちです。しかし、自炊をすることで炭水化物の量を調整できるようになります。
豚肉や魚を取り入れる
午後も仕事のパフォーマンスを保つためには、集中力を高めるといわれているビタミンB1の摂取がおすすめです。ビタミンB1を多く含み、取り入れやすい食べものの代表は豚肉です。豚肉は手軽に調理できる上に栄養化も高く、さらにお財布にも優しい万能食材だと思います。
また、魚もおすすめです。魚を1尾まるごと調理することは難しいですが、缶詰などを利用すれば時短が可能です。ごはんとみそ汁さえ用意すれば、魚の缶詰を開けて即席の「魚定食」にすることもできるのです。
新しいメニューを楽しむ
最初の頃は平日の5日間、同じメニューを作っていたこともありました。ランチを作ることが面倒だったとしても、同じメニューが続くと栄養が偏ってしまいます。
そんなこともあり、私は意識的に新しいメニューに挑戦することを日々楽しむようにしています。違う作業工程、違う味を楽しむことは脳への刺激にもなります。
テレワーク中のランチにぴったりな時短レシピ
それではテレワーク中におすすめのランチレシピを3つご紹介します。テレワーク中に調理から片付けまで済ませる必要がありますから、「はやく簡単に美味しく」がポイントです。
サバ缶パスタ
サバの水煮缶を使った時短レシピです。基本食材はサバの缶詰+パスタなので、買い置きレシピとしても重宝します。サバの青臭さが気になる場合は、ニンニクとオリーブオイルで炒めることである程度の臭みを消すことができます。
材料
●サバの水煮缶(1缶)
●パスタ(1食分)
●塩(適量)
●オリーブオイル(適量)
●ニンニク(チューブ可 3cmほど)
●ネギ(1/2本)
作り方
1. パスタを分量通りに茹でる
2. ネギを薄めに斜め切りにしておく
3. 茹であがったパスタは、湯切りをしておく
4. オリーブオイルを熱したフライパンに引き、ニンニクを入れて炒める
5. ニンニクの匂いが立ってきたら、2で切っておいたネギと、サバの水煮缶の中身をすべて入れる
6. 軽くほぐしながら、水分が半分くらいになるまで煮詰め、塩を加えて味を調える
7. パスタに絡めて、お好みでブラックペッパーなどをかけて完成
チキン・パンサラダ
お昼の時間があまりとれないときにおすすめの時短レシピです。加熱時間が短く、5分もあれば完成します。忙しくなりそうな日は前もって食材を買っておきましょう。
サラダチキンは、プレーン・バジル・スモークなど、各メーカーからさまざまな味付けのものが発売されています。あらかじめ味が付いているものを利用すれば、同じレシピでもまったく違う味を楽しめますよ。
材料
●サラダチキン(1袋)
●ミックスサラダ(1袋)
●食パン(1枚)
●サラダ用ドレッシング(お好みで)
作り方
1. 食パンをトースターか、魚焼きグリルなどで焼いておく
2. ミックスサラダをお皿にのせ、その上にサラダチキンをほぐしながらのせる
3. 食パンが焼きあがったら、1口サイズにカットして、サラダにのせる
4. 最後に、お好みのドレッシングをかけて完成
今回の写真ではシーザードレッシングを使っていますが、どのドレッシングでも代用できます。ドレッシングを変えて味のバリエーションを楽しんでみたり、自分好みの味を探してみたりするのもおすすめです。
豚キムチ丼
午後にアポイントメントがある場合、豚キムチ丼は臭いの面から避けたいメニューといえるでしょう。しかし、対面で会うことのないテレワークなら、遠慮なく豚キムチ丼を食べることができます。テレワークならではの、ちょっぴり罪悪感のあるスタミナレシピです。
健康面も大切ですが、たまにはがっつり濃い味のものが食べたい気持ちにもなります。そのようなときにおすすめしたいのが、豚肉です。
豚肉には糖質をエネルギーに変えてくれる、ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復などの効果が高いとされています。疲れが溜まってきた週の後半用のパワーランチとして作っています。
材料
●ごはん(どんぶり1杯)
●豚バラ肉 (150g)
●キムチ(50g)
●刻みネギ(適量)
●ごま油(適量)
●焼肉のたれ(適量)
作り方
1. 豚肉を少し大きめの1口サイズに切っておく
2. フライパンにごま油を引き、豚肉を入れる
3. 豚肉が焼けてきたら、キムチ・焼肉のたれを入れる
4. さっと炒めたら、どんぶりに盛ったごはんの上にのせて、ネギを散らしたら完成
テレワークランチを楽しめる住まい
テレワークが当たり前になってきた今、住まいに求められる条件も変わってきています。新しい働き方に合わせて住まいもアップグレードしていきたいですね。
インターネット使用料無料の物件
テレワークにはインターネット環境が必須です。インターネット環境を整えることが、仕事の効率化にもつながります。
スマトーフォンのテザリングなど、従量課金制の契約でインターネットをしている場合は要注意です。うっかり速度制限に引っかかってしまうと仕事にならなくなってしまいます。そこでおすすめしたいのがインターネット使用料無料の物件です。速度制限を気にすることなくインターネットを利用できます。
ただし、大容量のデータを扱う場合は注意が必要です。インターネットは使い放題でも回線の速度まではわかりません。仕事でギガ単位のデータを取り扱う場合は、事前に回線の速度を確認しておくと安心です。
後片付けのしやすさもテレワークランチのポイント
テレワーク中のランチは、後片付けの時短も考えたいものです。後片付けの時短につながる設備といえば、以下の2つ。どちらも一度使うと手放せなくなってしまう手軽さがあります。
食器洗い乾燥機
食器洗い乾燥機があると、キッチンに立つ時間を随分節約できます。卓上型の後付けできるタイプもありますが、スペースの都合から備え付けの食器洗い乾燥機あればベストです。
ディスポーザー
簡単な料理でも出てしまうのが生ごみです。夏場はとくに臭い対策も必要になってきます。そんな生ごみ対策としておすすめしたいのがディスポーザーです。ディスポーザーとは、主に排水溝に設置されたミキサーのようなものです。規定の生ごみであればディスポーザーが細かく粉砕してくれるので、水と一緒に生ごみを流すことができます。
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まとめ
ここ1年で、私たちの生活スタイルは大きく変化しました。新しい日常を送る中で、自分なりの楽しみ方を見つけていくことは大切です。
一人でとることが多くなりがちなテレワーク中のランチですが、心身ともにリフレッシュして午後も取り組めるよう、ぜひ色々なレシピに挑戦して毎日の変化を楽しんでみてくださいね。