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福岡市の住みやすさはどう?20年以上住んで分かった魅力とエリアごとの特徴
福岡市の住みやすさはどう?20年以上住んで分かった魅力とエリアごとの特徴

福岡市の住みやすさはどう?20年以上住んで分かった魅力とエリアごとの特徴

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観光地として知られる福岡市。
いざ生活するとなると、住みやすさに疑問を抱く人が多いかもしれません。

私は生まれてから高校卒業までを福岡市で過ごしました。大学入学を機に県外に出てから、就職後も県外で暮らしていましたが、結婚後にまた福岡市へ戻ることになり、トータルでは20年以上、福岡市民として暮らしています。

今回は、他県での生活も経験した私が、離れて実感した福岡市の魅力や住みやすさの理由についてお伝えます。

福岡市は子どもから大人まで誰でも楽しめる街

福岡市 日本、福岡県福岡市
福岡市 〒 日本、福岡県福岡市
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福岡市は九州地方で最大の都市

福岡市の市域面積は約341km2、人口は令和3年9月1日現在で約162万人。移住者も多く、人口は年々増加しています。

明治時代に黒田藩から福岡県へと名称が変わりました。福岡市ができた後も福岡派と博多派で市名の変更を巡って争い、1票差で福岡市に決まったそうです。

現在、福岡市は九州地方最大の都市で、大都市とされる政令指定都市の1つでもあります。福岡市が政令指定都市になったのは、約半世紀も前のことです。

福岡といえば「博多」を連想する人は多いのではないでしょうか。主要な駅も博多駅と名前がついているので、博多市があると勘違いされることがあります。博多市は存在しないのでご注意を!

福岡市は美味しいものや楽しいイベントが盛りだくさん!

福岡市の名産品といえば、もつ鍋や水炊き、博多ラーメン、うどん、めんたいこ、博多餃子、焼き鳥(鳥皮)、その他たくさんあります。

店舗で食べるのも美味しいのですが、屋台で食べるのもおすすめです。おもに中洲川端(通称:中洲)や天神駅周辺では夜になると屋台が営業を始め、近くを歩くと美味しそうな料理のにおいが漂ってきます。つい入ってしまいそうになるほど魅惑的なにおいなので、気をつけてくださいね。

歓楽街として有名な中洲

福岡の歓楽街といえば中洲。天神と博多の間にあり、時間は少しかかりますが、天神と博多から歩いて行ける場所にあります。屋台だけでなく、お酒を飲む店がたくさんあり、夜になると非常に栄える街です。

福岡市のお菓子は全国でも有名な名菓が多く、子どもから大人まで魅了するものだらけ。お土産として渡しても喜ばれるものが多く、どれもとても美味しいです。

伝統工芸品としては博多人形や博多織、博多絞りなど職人が一つひとつていねいに作り上げる名品がたくさんあります。

福岡の有名なイベント

博多どんたく港まつりや博多祇園山笠、放生会(ほうじょうや)、十日恵比寿、玉せせりが有名です。

博多どんたく港まつりは毎年5月3日~4日の2日間にわたり、市民総参加のお祭りとしてにぎわいます。明治通り約1.2kmのパレードが華やかに行われ、福岡市内の約30ヶ所には舞台が設置されてイベントが開催されます。

博多祇園山笠は毎年7月1日~15日に開催される催しです。10mを超す巨大な飾り山笠(装飾が施されている神輿のようなもの)が市内14ヶ所で展示され、博多の街が活気づきます。参加者が舁き山(かきやま:人が乗っている神輿のようなもの)を担いで博多の街を全力疾走する姿を観るのが夏の風物詩です。生で観ると迫力があり、早朝の時間帯ですが、眠気も吹っ飛んでしまうこと間違いありません。

放生会は、毎年9月12~18日に東区にある筥崎宮で行われるお祭りです。すべての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝するお祭りです。九州一の秋祭りで、期間中は参道に数百軒の露店が並びます。

十日恵比寿は毎年1月8日~11日に開かれるお祭りです。商売繁盛を願う参拝者が多いのが特徴で、4日間は参拝者が毎夜遅くまで絶えません。

玉せせりは1月3日に東区の日本三大八幡宮の一つである筑前一ノ宮の筥崎宮で行われる正月行事です。氏子(氏神が守ってくれる地域の住人)たちが集団で玉を競って1年間の豊作や大漁を占うというもの。真冬にふんどし姿で玉を奪い合う様子は勇ましいので、見ている側は寒さを忘れてしまうでしょう。

美味しいものをたくさん食べられ、お祭りやイベントのたくさんある福岡市にいたら、いつまでも楽しく過ごせますよ!

福岡市が住みやすいと実感する3つの大きな理由

私が他県と比較して、福岡市が暮らしやすいと実感する理由を3つお伝えします。

福岡市の住みやすさ1:中心地から空港まで近い

福岡市は都市部では珍しく、中心地から空港までの距離がとても近いです。福岡空港は地下鉄福岡空港駅に直結しており、雨に濡れることなく移動できて便利です。

空港が近いので、出張や旅行、帰省の際に助かります。空港が遠く、移動で疲れ果ててしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。

また、ほとんどの区で飛行機が上空に飛んでいる姿を見られます。住む場所によっては家から電車、新幹線、飛行機、バスなどの乗り物をたくさん見られるので、子どもが大喜びします。

福岡市の住みやすさ2:各区に乳幼児用の遊び場がある

子育てについて、福岡市内の各区には「子どもプラザ」という乳幼児の親子がいつでも利用可能な常設の遊び場があります。遊ぶだけでなく、子育てに関する相談も可能です。料金は無料で、初回登録するだけで利用できます。

私は初めての育児に悩んだ際、気分転換のために子どもを連れてよく通いました。子どもと遊んだり、ママ友と話したり、子どもプラザの職員の方に相談したりすることで、心の負担が軽くなったのを覚えています。

福岡市の住みやすさ3:全国でも珍しい夜間のゴミ収集

福岡市では、全国でも珍しい夜間のゴミ収集がある街です。ゴミ出し時間は、「日没から夜12時まで」と決まっています。

夜間のゴミ出しのメリットとしては、慌ただしい朝とは違ってゆっくりとゴミをまとめることができること。また、カラスにゴミを荒らされる心配がないので、安心してゴミを捨てられることです。私は県外で生活するまで夜間のゴミ出しは全国共通だと思っていました。ふたたび福岡市に住むようになって、夜間にゴミ捨てをできるのはとてもありがたいと感じています。

福岡市は私にとって、生活のしやすさという観点から最強の街です。

福岡市にはどんな街がある? 特に住みやすい5つのエリアの特徴と魅力

福岡市には博多区・中央区・東区・西区・早良区・南区・城南区の7つの行政区があります。その中でも、特に住みやすい5つの区について特徴や魅力をまとめていますので、見ていきましょう。

(1) 福岡市東区:行政区の中で最大のベッドタウン

東区は福岡市の行政区の中で一番人口が多い区です。開発整備中の人工島である福岡アイランドシティや再開発中のJR千早駅周辺は、街全体が新しく、非常にきれいな街並みが特徴。高層マンションや住宅が次々に建設されており、ファミリー層が増えています。

西鉄電車やJR、バスなどの公共交通機関が多いので、単身者にとっても暮らしやすい区です。また、東区には大学がたくさんあるため学生も多く暮らしており、活気あふれています。

東区にはたくさんの商業施設があるので、買い物する場所もたくさん。緑も豊かで、海の中道海浜公園やアイランドシティ中央公園、貝塚交通公園など、広くて散歩に向いた場所が充実しています。海の中道海浜公園にはカップルも子連れファミリーも楽しめる水族館マリンワールド海の中道があり、昼だけでなく夜の水族館も楽しめるなど、期間限定のイベントもあるので要チェックです。

家賃相場は1R4.20万円と、城南区に次いで2番目に安い東区。大学生も多いため、中心部と比較すると家賃はかなりお手頃です。

特に香椎駅付近は、交通の便がかなり良く、お店も充実しているため、車を使う必要もありません。ファミリー向け2LDKの家賃相場は7.64万円。東区が福岡市の中で最もお手頃なので、家計に優しい街という印象があります。

※参考:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S家賃相場(https://www.homes.co.jp/chintai/fukuoka/fukuoka_higashi-city/price/) 2021年10月5日時点

(2) 福岡市博多区:駅・港・空港など主要な交通機関が集結している県政の中心地

博多区には福岡県庁が置かれています。博多駅・博多港・福岡空港のある、県政と交通にとって中心的な場所です。

博多駅は、新幹線やJR、地下鉄、バスなどの交通機関を利用できる大変便利な場所。博多駅から福岡空港までの距離は、地下鉄を使うと最短5分という近さです。主要駅から空港が近いというのは、旅行や出張時の疲れが少なく、大変ありがたいですね。

博多周辺は倉庫や流通の拠点となる場所で、ビルやホテルが連なっているビジネス街としての印象があります。最近では、博多駅周辺に大型ショッピングモールができ、飲食店がさらに充実してきました。買い物にも便利で、観光客や若い人でにぎわってきています。

福岡の歓楽街である中洲は、じつは博多区にあります。近くに大きな複合商業施設もあり、昼も夜も大変にぎわう街です。

とてもにぎやかな印象のある博多区ですが、意外にお寺が多く、静かな地域もあります。「便利なところに住みたいけれど騒がしい場所は苦手」という方でも住みやすい場所なので、要チェックです。

1Rの家賃相場は5.09万円と、中央区に次いで2番目に高い博多区。2LDKの家賃相場は10.54万円で中央区、早良区に次いで3番目に高いです。家賃相場が高いとはいっても、首都圏の家賃と比較するとかなりお手頃な価格だと感じます。

※参考:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S家賃相場(https://www.homes.co.jp/chintai/fukuoka/fukuoka_hakata-city/price/)2021年10月5日時点

(3) 福岡市中央区:天神は九州地方最大の繁華街

中央区は福岡市の中で中央部より東側にありますが、福岡市民の中では中央部という感覚の区です。同区には福岡市役所や九州地方最大の繁華街もあり、福岡市の中心地となっています。

天神には地下鉄やバス、西鉄電車の駅があります。市内を100円で移動できるバスもあり、大変交通の便が良い街です。デパートや商業施設が立ち並び、イベントも多いため、天神は買い物や遊ぶ場所に困らない街です。

商業施設や飲食店が多く、とてもにぎわいのある中央区ですが、大きな池と橋が特徴的な大濠公園や福岡市美術館など、憩いの場もあります。大濠公園では散歩やジョギングをしたり、サイクリングなど、自然を満喫しながら運動できる環境なので、息抜きで訪れるのに最適です。

福岡のプロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地である「福岡PayPayドーム」も中央区にあります。野球観戦が好きな人は、すぐに観に行けるうれしい環境です。

家賃相場は1R5.45万円、2LDK12.72万円。福岡市の行政区の中で一番家賃相場が高いです。博多区と同じくらい利便性のよい街なので、家賃相場が高いことにも納得です。

※参考:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S家賃相場(https://www.homes.co.jp/chintai/fukuoka/fukuoka_chuo-city/price/)2021年10月5日時点

(4) 福岡市西区:都心部と郊外を満喫できる住みやすい街

西区の中心市街地は姪浜という区の北東部にある地区です。姪浜駅はJR九州の駅と地下鉄の駅があり、交通の便がよく、駅前にはバスターミナルもあります。

同区には九州最大級のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」があります。施設内には高さ60mの観覧車があり、夜にはライトアップされ、とてもきれいです。結婚式場やヨットハーバーなどのリゾート施設が隣接しており、リゾート気分を感じられるでしょう。

九州大学が西区と糸島市に移転してから、JR九大学研都市駅やJR今宿駅を中心に市街化が進み、同区の人口が急激に増加しています。海も山も近くて自然豊かでありつつ、生活用品を買うお店もそろっています。単身者だけでなく、子育て世代にとっても魅力的な西区。まだまだ人口は増えそうです。

地下鉄七隈線の最終駅である橋本駅には車両基地、駅前はショッピングモールがあります。同区は栄えてきていますが、周辺地域はまだ発展の余地がある場所です。

1Rの家賃相場は4.63万円と、福岡市の中で4番目とちょうど真ん中くらいの西区。2LDKで8.44万円の家賃相場は、東区に次いで2番目の安さです。西区は中心地と郊外どちらもお店が充実していて生活しやすい環境なので、住みやすいこと間違いありません。自然もほどよくあるので、子育てものびのびとできる環境です。

※参考:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S家賃相場(https://www.homes.co.jp/chintai/fukuoka/fukuoka_nishi-city/price/)2021年10月5日時点

(5) 福岡市早良区:買い物環境も豊かな自然もある魅力的な街

早良区は、福岡市の行政区の中で最も広い面積の区です。北部と南部で市街地と郊外の差が激しいのが特徴です。

北部は西新・藤崎・シーサイドももちなどの市街地があり、商業施設やオフィスビル、高層マンションなどが並んでいます。ほかにもテレビ局や福岡タワー、福岡市総合図書館や福岡市博物館などもあります。海も近くにあるので、にぎやかな街の中で自然を楽しめるでしょう。北部の市街地であれば交通の便がよく、商業施設もあるため、とても住みやすい環境です。

一方、南部は宅地化されてきているものの、農村の雰囲気が残っており、ホタルが見られるような自然豊かな地域です。南部は、主要道路まで行くとお店や交通の便が充実しているので、車があれば快適に過ごせること間違いなし。

家賃相場は、1R4.97万円、2LDK10.82万円。中央区と博多区に次いで3番目に高いです。市街地の便利さも自然の豊かなところもあり、早良区は田舎すぎず街すぎず、どっちも堪能したいという方におすすめの街です。

※参考:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME'S家賃相場(https://www.homes.co.jp/chintai/fukuoka/fukuoka_sawara-city/price/)2021年10月5日時点

福岡市にはどんな住まいがある?

福岡市にはどんな住まいがあるのか見ていきましょう。

福岡市の気になる家賃相場

福岡市の一人暮らし向け1R~1LDKの家賃相場についてまとめました。

福岡市の二人暮らし、または家族向けである2DK~3LDKの家賃相場についてもご紹介します。

移住するならインターネット環境も大事

福岡市は活気あふれる住みやすい街

福岡市は繁華街も自然もギュッと詰まっている街です。今はコロナ禍で開催できませんが、例年、活気あふれるお祭りやイベントが盛りだくさん。交通の便も充実し、美味しい食べ物にも恵まれて、住んでいるだけで心も身体も元気になれるのが福岡市のよいところです。

東京都に比べるとはるかに家賃相場や物価は安いので、お財布にも優しい福岡市。プライベートを充実させたい方、子どもの笑顔を増やしたい方は、福岡市の住みやすさを味わってみてはいかがでしょうか。

とらどら

福岡市出身。育児・家事・仕事・趣味を両立中の2児の転勤族アラサーママ。趣味の卓球が大好きで20年以上継続中。 忙しい日々でも卓球する時間や子供と過ごす時間を増やしたいので時短ができる家電を駆使してます。 育児・卓球・生活を楽しむための雑記ブログ「ひらこうブログ」を運用中。

※掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

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