流山市の大きな公園8選。家族で出かけやすい、暮らしやすい流山市ライフ

私が流山市で暮らし始めて7年。結婚と同時にマンションを購入し、愛犬とともに千葉県流山市に移り住みました。

4年前には長男が生まれ、仕事・家事・育児に追われながら、充実した毎日を送っています。
都心から電車で約20分の距離にある流山市は、豊かな自然を感じられる住環境が整っています。300以上もの公園と散策ができる森があり、子ども連れで楽しめる広い公園がたくさん。
公園は愛犬の散歩でも利用していましたが、長男が生まれてからはさらに利用する頻度が増えました。子どもは外で遊ぶのが大好きで、何かと公園へ行きたがります。そんなときも自宅から通える距離に広い公園があるととても便利です。

この記事では実際にわが家が利用している流山市の大きな公園をご紹介します。お子さまとのお出かけや、自然を感じたいときなどぜひ参考にしてみてくださいね。

流山市で暮らすわが家の公園事情

わが家が流山市に移り住んだのは、まだ夫と2人暮らしに犬一匹の頃。近所には新しく広い公園がいくつか整備され、朝夕の定番の散歩コースとなりました。
公園での犬同士の交流をきっかけに、近隣住民と顔見知りに。共働きで近所とのつながりのなかったわが家にとって、公園はちょっとしたコミュニケーションの場になりました。

少し遠くまで足をのばして、約24ヘクタールの手つかずの広大な雑木林が残る市野谷の森を散策したり、春には江戸川の堤防に咲く菜の花を見に行ったり。菜の花で川沿いの一帯が黄色に染まる景色は圧巻です。

家族でのんびり過ごせる、流山市の大きな公園

「都心から一番近い森のまち」というキャッチフレーズを市が掲げるとおり、流山市はたくさんの自然であふれています。日本全国から人が集まるような公園はありませんが、緑豊かな環境で遊具で遊べたり、野鳥や虫を探しながら散策できたり。四季を感じながらゆったり過ごせる公園が多いです。

今回は、流山市に300以上ある公園の中から、"子どもも大人ものんびりと楽しめる広い公園"を8つピックアップしてご紹介します。

流山市の大きい公園(1) アスレチックがある【流山市総合運動公園】

電車や車でのアクセスがよく、親子でたっぷり遊べる広い公園が、流山市総合運動公園。ピクニック広場やSL展示、幼児から楽しめる大型遊具やアスレチックがあり、週末は親子連れでにぎわっています。アスレチックコースは木々に囲まれていて、木陰から子どもたちを見守れるのもうれしいポイント。
流山市総合運動公園には、流山市の公園で唯一のバーベキュー場があります。今は試行運営中ですが、機材レンタルや食材付きのコースも利用できるので、準備も不要で便利です。敷地内には、体育館・野球場・テニスコートなどのスポーツ施設もあります。

公園名：流山市総合運動公園
所在地：千葉県流山市野々下1-40-1
アクセス：つくばエクスプレス線 流山セントラルパーク駅から徒歩約5分
面積： 約17.9ha
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園（2）【 東部近隣公園（やまびこ公園）】

やまびこ公園という呼び名で親しまれている東部近隣公園は、思いっきり走り回れる芝生広場とアスレチックがあり、小学生でも満足できる公園です。背の高い木々に囲まれていて、虫を捕まえたり森林浴をしたりと自然を満喫できます。

公園名：東部近隣公園
所在地：千葉県流山市名都借240
アクセス：JR常磐線「南柏駅」から徒歩約15分
面積：約1.8ha
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園（3） 水遊びができる【野々下水辺公園】

暑い日に思いっきり水遊びをできるのが、野々下水辺公園。浅い小川とじゃぶじゃぶ池があり、小さな子どもも水遊びを楽しめます。ザリガニや虫を捕まえたり、緑が豊かな公園を散策したり、自然とも触れ合える公園です。

公園名：野々下水辺公園
所在地：千葉県流山市野々下2-1-2
アクセス：東武アーバンパークライン「豊四季駅」から徒歩20分
面積：約1.1ha
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園(4) 歴史を感じる公園【東深井地区公園（古墳公園）】

東深井地区公園は、古墳公園という呼び名のとおり、公園内に古墳群があります。6～7世紀頃に造られたもので、草木に覆われていてわかりにくくはありますが、散策しながら一つひとつを見て回ることもできます。
敷地内には小さな子ども向けの遊具、バスケットゴールや大人向けの健康遊具のほか、図書館やプールもあり、市民が集う憩いの場となっています。

公園名：東深井地区公園
所在地：千葉県流山市東深井815
アクセス：東武アーバンパークライン「運河駅」から徒歩約14分
面積：約6.7ha
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園（5） 桜を楽しめる【運河水辺公園】

流山市で満開に咲く桜と菜の花を楽しむなら、運河水辺公園がおすすめ。利根運河の堤防にあるその美しい景色は、「ちば眺望100景」「美しい日本の歴史的風土準100選」に選定されています。駐車場はありませんが電車でアクセスしやすく、満開の時期になると花見客でにぎわいます。

公園名：運河水辺公園
所在地：千葉県流山市東深井368-1
アクセス：東武アーバンパークライン「運河駅」から徒歩約4分
面積：約2.4ha
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園(6) 【大堀川水辺公園】

流山おおたかの森駅東口から「桜のプロムナード」と呼ばれる桜並木を15分ほど歩いた先にあるのが、大堀川水辺公園。周辺には高い建物がないため空が広く、とても開放感のある公園です。
水辺に広がる公園には、幼児でも遊べる遊具や砂場、広々とした芝生があり、晴れた日はたくさんの親子でにぎわっています。遊歩道や観察デッキもあり、鯉やカメ、野鳥の観察もできます。

公園名：大堀川水辺公園
所在地：千葉県流山市おおたかの森東三丁目9番
アクセス：つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」から徒歩約16分
面積：記載なし
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園(7) 【十太夫近隣公園】

おおたかの森の北側の住宅街にあるのが、十太夫近隣公園です。公園に整備される前からある雑木林が残っていて、遊んでいると虫や鳥の鳴き声が聞こえてきます。
遊具や砂場、芝生広場があり、平日は近くの保育園・幼稚園の子どもたちも遊びに来ています。公園を一周できる遊歩道は、近隣住民のランニングやウォーキングコースとしても人気です。

公園名：十太夫近隣公園
所在地：千葉県流山市おおたかの森北三丁目7番1
アクセス：つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」から徒歩約11分
開園時間：24時間
休園日：なし

流山市の大きい公園(8)【西初石近隣公園】

流山おおたかの森駅から南口都市広場を抜けた先に広がるのが、西初石近隣公園です。すぐ横には大型商業施設があり、人通りが多くにぎやかな雰囲気です。
遊具はありませんが、大きな芝生広場にはボールで遊ぶ子どもやピクニックをする親子、スポーツをする高齢者など、世代を問わずたくさんの人に利用されています。緑が多く、春には桜が咲いてお花見も楽しめます。

公園名：西初石近隣公園
所在地：千葉県流山市おおたかの森南一丁目25番3
アクセス：つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」から徒歩8分
開園時間：24時間
休園日：なし

大きな公園でのびのび遊べる流山ライフ

流山市ってどんなところ？

流山市が位置するのは千葉県の北西部、埼玉との県境です。幕末期には新選組が本陣を置き、明治期には県庁があった歴史のある街でもあります。つくばエクスプレス・JR武蔵野線・流鉄流山線・東武アーバンパークラインの3つの主要路線と、高速道路の出入口もあり、県外へのアクセスがとても便利です。
もともとは自然に囲まれた閑静な住宅街だった流山市。隣の松戸市で育った私にとって、静かな田舎街という印象だった流山市は、2005年のつくばエクスプレス開通とともに様変わりしました。
沿線では開発がすすみ、東武アーバンパークラインと交わる流山おおたかの森駅前には、大型商業施設「流山おおたかの森S・C」が開業。市外からもたくさんの人が集まる街へと生まれ変わったのです。
流山市に移り住む人も増え、人口増加数・人口増加率ともに千葉県内で6年連続の1位（2024年現在）。35～39歳が最も増えていて、出生率は千葉県で1位となっていることから、結婚や出産を機に移り住む人が多いことがわかります。

※流山市ホームページ
（https://www.city.nagareyama.chiba.jp/appeal/1003878/1003882.html）
（https://www.city.nagareyama.chiba.jp/information/1008422/1008423/1008457.html）

流山おおたかの森の住み心地

私がおおたかの森に移り住みはじめた頃は、空き地や工事だらけで不便に感じていました。ところが、数年であっという間に開発され、今では周囲に広がるきれいな街並みと生活の利便性を気に入っています。

流山おおたかの森駅の口コミ

「子育て政策に力を入れており、同じ年代の子どもがたくさんいて子育てしやすい街だと思う。治安がよく、街並みもきれい。（20代 女性 流山市市野谷）」

「歩行道路が広い。子どもが多い。買い物する場が多い。電車がきれい、かつ、あまり遅延や運転見合わせがない。（40代 女性 流山市十太夫）」

「街がどんどん発展していてり以前と比べ交通の便がかなり良くなっており、その一方で自然がまだかなり残っているのでとてもいい住環境である（50代 男性 流山市東初石）」

おおたかの森でゆったり暮らそう

都心から近く、快適な暮らしができる住環境でありながら自然と触れ合える公園が生活圏にたくさんある流山市。人口の急増に行政が追いついていない、という不満を耳にすることもあります。しかし、流山で得られる暮らしやすさや心のゆとりには不満を上回るほどのメリットがあります。
おおたかの森にある市野谷の森は、県立市野谷の森公園として整備が進められ、流山市を代表する公園になっていきそうです。緑あふれる住環境が、今もなお発展し続けている流山市は、自然を感じながら快適でゆとりある暮らしを求めている人におすすめです。