建築家と叶えた28坪の平屋

自然の風景に溶け込む深みのあるグリーンと、直線的で無駄のないフォルムが美しく調和。 余計な装飾をなくし、素材そのものの質感でデザインしました。 断熱性・気密性にも優れ、室内の温度差を感じにくい快適な空間を実現しています。 見た目の美しさと住み心地のよさ、そのどちらも妥協しない建築家プランです。

広がりのあるLDKを中心に、キッチンからリビング・和室も見渡せるオープンな設計。 お子様の様子にも目が届きやすく、家族が安心して過ごせる空間です。 床はアカシアの無垢フローリングで表情豊かに、自然素材の心地よさを感じられる空間に。 無駄のないラインとナチュラルな素材感が、毎日の暮らしを美しく彩ります。

28坪というコンパクトな空間の中で、動線と使いやすさを追求した間取り。 生活動線が無理なくつながるルートと考え抜かれた収納計画が、日々の家事を軽やかにします。

リビングから少し離れた場所に設けた、ほどよくこもれる小さなワークスペース。扉を閉めれば仕事に集中できて、開ければ家族の気配も感じられる、ちょうどいい距離感を大切にしました。 造作のカウンターはPC作業はもちろん、趣味の時間にも使いやすいサイズ感。窓の位置や照明の明るさまで計画しているので、長時間いても疲れにくい落ち着いた空間になっています。 オンライン会議や読書、事務作業など、使い方は自由。 平屋の中に“ひとりの時間”を確保できる場所があるだけで、暮らし心地がぐっと変わります。 ゆったりとしたLDKとは対照的に、こぢんまりとした書斎があることで、メリハリのある住まいに。

“洗う・干す・しまう”が一カ所で完結するので、毎日の家事がとにかくスムーズ。乾いた洗濯物をそのまま数歩でクローゼットへ収納できるから、家中を行ったり来たりする必要がありません。 ウォークスルークローゼットは家族全員の衣類をまとめて管理できる広さを確保。季節物やバッグ、布団類までしっかりしまえるので、リビングに物が出っぱなしになりにくく、自然と“片付く家”に。 さらに、ランドリーとクローゼットが一直線につながることで、朝の身支度もラクに。着替えの動線が短いだけで、忙しい時間帯のストレスがぐっと減ります。

キッチン横に配置した“大容量パントリー”が、暮らしの快適さをぐっと底上げしてくれます。 冷蔵庫やキッチン背面収納だけでは足りない、調味料・乾物・お菓子のストック、さらに日用品までしっかり収まる余裕のある広さ。扉を開ければ一目でどこに何があるか分かるから、料理中のストレスがなく、買い物のムダも減ります。 可動棚を採用しているので、家族のライフスタイルに合わせて高さ調整も自在。背の高いキッチン家電やまとめ買いした水、非常食まできれいに整理でき、キッチンまわりの“見える場所”に物を置かないスッキリ空間が保てます。 キッチン横という動線の良さのおかげで、料理中に必要なものをすぐ取れるのも嬉しいポイント。片付け・配膳・調理がスムーズに流れる、家事ラクなリズムが自然と生まれます。

建築家とつくる家は、暮らし方や土地の特徴を丁寧に読み取りながら、ちょうどいい間取りや心地よい居場所を一緒につくっていくスタイル。デザインだけでなく、光の入り方や風の通り道、毎日の動線までしっかり計画されるので、住んでからの快適さが違います。 「背伸びしすぎず、自分たちに合った住まいを形にしたい」 そんな思いに寄り添いながら完成した、無理のない、やさしい建築家住宅です。