【間接照明で明るく】軒天が目を惹く平屋のお家（鹿沼市）

軒天にあしらった木目が美しく映える、自然の温もりに包まれたシンプルな平屋の住まいです。 外壁には清潔感のある白の横張りサイディングを採用し、そこに木材の温かみをプラス。モダンでありながらも、落ち着きと居心地の良さを兼ね備えたデザインに仕上げました。 正面には採光に優れた窓を設け、室内には明るい光がたっぷりと差し込みます。 ゆとりある駐車スペースを備え、機能性にもこだわった22.5坪の住まいです。

澄み渡る青空の下、外壁の白に映える無垢材、レッドウッドの軒天が住まい全体に印象的なアクセントを添えます。 天然木ならではの豊かな木目が際立ち、自然のぬくもりと洗練されたモダンな佇まいが美しく調和。 光の当たり方や時間帯によって表情を変える木の質感は、年月を経るごとに深みを増し、住むほどに味わいを感じさせます。 素材選びから細部の仕上げに至るまで、上質さを追求したこだわりのデザインです。

落ち着いた色合いの木製玄関ドアと、リビングへとつながる採光窓付きのドアが、空間に温もりと明るさをもたらす玄関ホールです。 床にはナチュラルな木目を採用し、壁は白で統一。清潔感と上品さを感じさせるモダンな空間に仕上げました。 中央には、家族全員の靴などをすっきり整頓できる、大容量のフロートタイプ収納を設置。 玄関ドアには縦長のガラスを組み込み、自然光をたっぷりと取り込むことで、訪れる人を明るく迎え入れます。

リビングに入ると、床からキッチン、建具までをオーク色で統一した、温かみのある寛ぎの空間が広がります。 天井に設けた間接照明がアクセントとなり、全体に奥行きと落ち着いた雰囲気をもたらします。 中央にはペニンシュラ型のキッチンを配置し、料理をしながら家族との会話を楽しめる設計に。キッチンやドアの取っ手にはブラックを採用し、オークの優しい色味を程よく引き締めています。 家族が自然に集まり、ゆったりとした時間を過ごせる心地よい空間に仕上がりました。

リビングの開放感をそのままに、家族との会話を楽しみながら作業できるペニンシュラ型キッチン。 明るい木目と白いワークトップが空間にやわらかな印象を添えます。 下台のみの食器棚で視界を遮らず、広々とした印象に。 シンク前の壁付けカウンターには飾り棚や家電スペースを確保し、使い勝手も抜群です。 IH前の透明オイルガードで油跳ねを防ぎ、お手入れも簡単。 家族の様子を見守りながら作業できる、デザインと機能を両立した快適なキッチン空間です。

収納は必要な分だけをすっきりとまとめ、見た目も使いやすさも大切にしました。 天板の上には写真や絵画、季節の花を飾って、ギャラリースペースとしても楽しめます。 キッチンカウンターや建具との色合いもそろえ、空間全体に統一感をプラス。 限られたスペースでも、素材や色、照明の工夫で豊かな表情を生み出しています。 毎日の暮らしにそっと寄り添う、暮らしになじむ空間に仕上がりました。

キッチンの奥に配置された、家事動線に優れた水回りスペースです。 温かみのある木材と白いカウンターで仕上げた造作洗面台は、大きな洗面ボウルで使い勝手が抜群。下部には収納棚も備え、タオルや洗剤などをすっきり整理できます。 天井には室内干しにも便利なアイアンバーを設置し、大きな窓から差し込む光が明るく清潔感あふれる空間を演出。日々の洗濯や身支度もスムーズに行え、実用性とデザイン性を兼ね備えた設計です。

清潔感あふれるシンプルな内装に、トイレ奥の壁へ木目調のアクセントクロスを施し、落ち着きと温もりをプラスしました。ホワイトを基調とした壁紙との組み合わせが、衛生的で爽やかな印象を際立たせます。 タンクレストイレを採用することで、空間を広く見せながら圧迫感を軽減。 ドアの外側には、機能性とデザイン性を兼ね備えた独立手洗いスペースを設け、トイレ空間の広さを確保しつつ、利用後もスムーズに手が洗える快適な動線を実現しました。

洗面室を出た通路の壁には、インターホンや給湯器、照明などの操作パネルをまとめて設置できる「リモコンニッチ」を設けました。 壁の厚みを活かして操作パネルを奥に収めることで、壁面はフラットに見え、生活感を抑えた美しい空間を実現しています。 ニッチのまわりの余白は、空間のアクセントとして機能。リモコンが目立ちすぎず、通路全体の統一感を保つ、細部までこだわった設計です。