現代町家 ～風景をつくるように家をつくる～

木組みの天井が美しい板の間

板の間には梁を矢車型に配置した木組みの天井が使われています。構造材は高知(土佐)産の杉とヒノキ材。乾燥に特殊な技術が用いられているため、木肌が自然のままの風合いを保っています。

シンプルな間取り

田の字型プランの板の間を土間が取り囲むシンプルな間取り。板の間の一画には和室があり、お茶の間や客間として使えます。

無垢材の床としっくいの壁

厚みのある杉の無垢材(兵庫県産)を使用した床はやさしい足触り。壁には調湿効果のあるしっくいを使用しています。

＜内と外をつなぐ土間＞ 書斎にも家事室にもなる内土間は、そのまま外土間へとつながっています。内土間には温水式床下暖房を備え、寒い冬でも快適な空間となります。

＜広いウッドデッキ＞ 外部屋として使える広いウッドデッキ。板の間の大きな窓を開けると、室内と一体で使えます。

＜屋根に包まれた吊りデッキ＞ 二階のデッキは大きな屋根から吊り下げられた屋根付きデッキ。雨の日も濡れずに使えて、窓も開けておけます。構造的に自立し外壁に負担をかけないため、漏水の心配もありません。