鷺ノ宮駅は、中野区にある西武新宿線の駅です。西武新宿線のみですが、始発の西武新宿駅から急行で2駅目の停車駅という利便性の高さが魅力的。西武新宿線のターミナル駅である高田馬場駅には急行で1駅、約9分という近さです。
私は生活エリアが西武新宿線沿いなので、鷺ノ宮駅は急行の乗り換えでよく利用しています。団地や昔ながらのレトロなお店が多い鷺ノ宮駅ののんびりとした雰囲気が好きで、よく鷺ノ宮駅で途中下車しては、駅周りを散策しています。
鷺ノ宮駅周辺の散策でおすすめなのは、カメラ片手に川や線路沿いをのんびりと歩くコースです。途中のカフェで一休みしつつ、川や線路に沿って移り変わる景色の中をいつもよりゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。鷺ノ宮駅の物件を探す
鷺ノ宮駅の散歩におすすめの散歩スポット
鷺ノ宮駅は北口と南口で雰囲気が違うところが特色です。南口側には駅前を横切るように、線路沿いに妙正寺川が流れ、川のほとりには昔ながらの小さな商店が軒を連ねます。広大な団地や公園が広がり、ゆったりと歩けるどこかノスタルジックな雰囲気です。踏切や橋が多く、川や線路によって分断されながらつながる道や商店街が独特な景観を作っています。
北口側には商店街が広がり、チェーンの飲食店やスーパーがそろっていて便利です。比較的新しいお店やおしゃれなカフェ、喫茶店などが多いのもこのエリアで、行き交う人も多く活気があります。
静かで自然の豊かな南口と、商店街が広がるにぎやかな北口の両方のエリアを満喫できる、散歩スポットを紹介します。まずは南口側のスポットを巡り、妙正寺川沿いを駅に戻り、北口から商店街沿いに散策するコースです。
鷺ノ宮駅の散歩スポット(1)鷺宮八幡神社

鷺ノ宮駅の南口から宮満寿人道橋を渡り直進して約2分、住宅街の中に位置するのが鷺宮八幡神社です。「鷺ノ宮」の地名はこの神社に由来しています。源頼義が東国を平定した際に、神社境内に鷺が多く棲んでいたために、「鷺宮」と称したそうです。
まずは鷺ノ宮散歩なら外せない鷺宮八幡神社からスタートしましょう。足を踏み入れると水が流れ出す、ハイテクな手水舎も見どころです。
鷺宮八幡神社では、季節によって絵柄の変わる御朱印が人気です。参拝の記念に頼んでみてはいかがでしょうか。
秋には「さぎのみやハロウィン参り」が行われ、境内はカボチャで飾り付けられてハロウィン仕様になります。もちろん、御朱印もハロウィンバージョンになるので、季節ごとに通って集めたくなってしまいます。
施設名:鷺宮八幡神社
所在地:東京都中野区白鷺1-31-10
鷺ノ宮駅の散歩スポット(2)中杉通りのシャッターアート


鷺ノ宮駅南口を出て妙正寺川を渡り、細い道を徒歩5分ほど右手へ進んでいきましょう。中杉通りには南口側のメインストリートである白鷺商栄会商店街があります。鷺宮八幡神社からは、鳥居を出て右手に進んでいくとすぐそこです。
白鷺商栄会商店街には「酒のブラザー」やつけ麺屋さん「栄華」のシャッターなど、カラフルで個性豊かなシャッターアートが並びます。タッチにお店それぞれの個性が表れていて可愛いです。
鷺ノ宮駅の散歩スポット(3)しらさぎカフェ

「しらさぎカフェ」は、しらさぎ動物病院の建物内にある小さな猫カフェです。鷺ノ宮駅南口からは約7 分の位置にあります。中杉通りを南に進み、案内の看板が見えたら右手に曲がりましょう。
動物病院が手がけているこの猫カフェでは、茨城県で保護された猫たちの里親を探す活動をしています。ここではお茶やコーヒーを飲みながら、里親を待つ保護猫たちやカフェに常駐する看板猫たちとのんびり触れ合えます。
営業時間は変更する場合があるので、事前に公式サイトで確認しましょう。猫たちとの触れ合いを通じてほっと一息つけますよ。
施設名:しらさぎカフェ
所在地:東京都中野区白鷺2丁目33-8
【外部リンク】しらさぎカフェ HP
鷺ノ宮駅の散歩スポット(4)妙正寺川沿い

南口方面には東西に流れる妙正寺川沿いに、公社鷺宮西住宅などの大規模な団地が広がっています。南口から妙正寺川の遊歩道を 5分ほど歩いていくと、小さな土筆橋に到着。広大な団地 は橋でつながり、橋からは遠くまで続く団地を望めます。

妙正寺川は江戸時代から生活や農耕用水として利用され、住民に親しまれてきた川です。昭和初期まではフナや鯉が泳ぐ姿も見られる澄んだ川だったのだそう 。
市街地化の影響で水害の危険性が増し、2005(平成17)年の豪雨では鷺ノ宮駅周辺も浸水被害を受けたため、護岸工事がなされました。北口の八幡橋付近、みずほ銀行鷺宮支店の横には改修記念碑が建ち、地元住民に親しまれてきた歴史が刻まれています。今でも雨の日は水かさが増しますが、静かな流れが団地の中を蛇行するさまには暴れ川の面影はありません。
また、妙正寺川では染物の生産も盛んで、昭和初期まで染色工場が川のほとりに多く立ち並んでいました。古くから地域の人々の暮らしを支えた、産業にかかせない河川でもあります。

土筆橋付近はそろの木公園や中央児童公園、白鷺広場などの緑地や公園が広がるエリアです。子どもたちの遊ぶ声が響くにぎやかな公園と団地を眺めていると、どこか懐かしさを覚えます。そろの木公園には小さなベンチがあり、腰かけて一休みすると木陰が涼しく心地よかったです。
施設名:そろの木公園
所在地:東京都中野区白鷺2丁目38番

妙正寺川沿いには小さな個人商店やスーパーが軒を連ねています。古くから続くお店はどこかノスタルジックで個性的な雰囲気を醸しています。
スーパーからの帰り道、遊歩道の向こうに見つけた「うつぎ書房」は、川沿いの小さな古本屋さんです。鷺ノ宮駅南口から妙正寺川に沿って歩いていくと約3分で到着します。「風は頁をめくるが 読むことはできない」という看板が掲げられています。店先に吊るされた風鈴が涼やかです。
散歩の途中で寄り道して、古本との出会いを探すのもおすすめです。
施設名:うつぎ書房
所在地:東京都中野区白鷺2-49-27
鷺ノ宮駅の散歩スポット(5)ハート型に見える踏切の警報灯

鷺ノ宮には、「開かずの踏切」と呼ばれる、ちょっと厄介な存在があります。一般的に「開かずの踏切」は1時間に40分以上遮断する踏切のことを指します。鷺ノ宮駅を含め、西武新宿線は「開かずの踏切」が多いエリアです。
普段なら行く手をふさぐ厄介者の踏切も、散歩中は早足になりがちな足を止め、いつもと少し違った景色を見せてくれる存在です。この踏切は鷺ノ宮駅から約8分、オーケー鷺宮店の近くにあります。
一見普通の丸い警報灯 なのですが、円がくの字に折れた形なので、下から見上げるとハート型に見えます。日中は周りが明るいので写真に写りにくいですが、周囲が薄暗くなってくる時間帯に撮影すると、ハート型の警報灯を撮影できました。
通過する電車も一緒にフレームに収めると、スマートフォンでも躍動感のある写真を撮ることができます。このように、日常の風景の中で小さな発見があると、散歩がさらに楽しみになりますね。
鷺ノ宮駅の散歩スポット(6)鷺宮商明会商店街

今度は鷺ノ宮駅の北口へ向かいましょう。駅前から大通りにかけての一帯が鷺ノ宮商明会商店街です。
北口改札を出てすぐ右隣には、青いレトロなロゴが可愛らしい「西武 鷺ノ宮名店コーナー」があり、できたてのたい焼きやメンチカツなどを購入できます。テイクアウトして散歩のおともにも、会社帰りなどにさっと立ち寄って小腹を満たすときにも、重宝しています。

改札の目の前には「中央フラワー 鷺ノ宮店」があります。季節の花々が商店街に彩りを添え、駅を行き交う人々の目を喜ばせます。散歩中に私がつい立ち寄ってしまうお店です。
施設名:中央フラワー鷺ノ宮店
所在地:東京都中野区鷺宮3-15-4

北口から商店街を進んでいき、一本右手の通りへ入るとレトロな看板がかかった喫茶店があります。鷺ノ宮駅からは徒歩約2分という近さの「珈琲亭 郷」は、ホットサンドやあんみつなどをいただける、昔ながらの喫茶店です。散歩の途中にレトロな喫茶店で、水分補給も兼ねて、空調の効いた店内で一休みすると、散歩の疲れが和らぎます。
施設名:珈琲亭 郷
所在地:東京都中野区鷺宮4-3-16
鷺ノ宮駅の散歩スポット(7)平和湯

鷺ノ宮散歩の最後に訪れたいのは、昔懐かしい銭湯の「平和湯」です。北口から商店街をまっすぐ進んで5分の場所にあります。歩いて汗をかいたら、ここでさっと流してしまいましょう。
北海道二股温泉の湯の花を使用した人工カルシウム温泉で温まり、お風呂上がりには冷たいコーヒー牛乳でクールダウンをするのが、私の定番です。営業時間は15時30分から0時までと、仕事帰りや夕方からのお散歩にもぴったりなスポットです。
施設名:平和湯
所在地:東京都練馬区中村南3-11-2
川が横切る団地の街、鷺ノ宮駅周辺を散歩してみよう!
橋を渡ったり踏切を渡ったりと雰囲気が切り替わるポイントが多い鷺ノ宮駅周辺は、何もかも忘れてただ歩くことに専念できる、散歩にぴったりな街です。どこかエモーショナルな雰囲気がただよう鷺ノ宮駅で、ぜひカメラ片手に心揺さぶる風景を探してみてはいかがでしょうか。
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