2025年にLIFULL HOME'Sに掲載された物件の問合せ数から算出した"実際に探されている”街・駅のランキングです。「借りて住みたい街」は賃貸物件の順位、「買って住みたい街」は購入物件の順位です。
首都圏版
ランキングのポイント
<借りて住みたい街>
- 交通&生活の利便性と賃料水準のどちらをより重視するかで、ユーザーの意向は二極分化
- 2年連続で「葛西」が1位を獲得、「都心アクセス×賃料コスパ×賃貸物件の豊富さ」の三拍子が支持
- 交通利便性と駅勢圏の広さから、「八王子」「大宮」「本厚木」はTOP10常連の「郊外御三家」
<買って住みたい街>
- 神奈川県の温泉地「湯河原」が初の1位、物件価格の急騰で「心地よく暮らせる郊外」に熱い視線
- TOP3が全て郊外の駅となったのは、住みたい街ランキングの発表を開始してから初のこと
- タワーマンションを含む大規模な再開発プロジェクトで「大崎」の順位が急上昇(679位→37位)
借りて住みたい街ランキング
「葛西」が2年連続の1位を獲得! 「八王子」「大宮」「本厚木」は上位常連の“郊外御三家”に
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング(首都圏版)」は、東京メトロ東西線の「葛西」が2年連続で1位になりました。オフィス街の「大手町」へ約20分でアクセス可能ですが、快速が停車しないため、都心方面の駅と比較して賃料相場がやや安価となっており、コストパフォーマンスに優れていることが支持される大きな要因です。また、駅の南側エリアは以前から数多くのアパートや賃貸マンションが建設されており、都心近くのベッドタウンとして賃貸物件が豊富にストックされていることから、賃貸エリアとして人気もニーズも確立しています。進学や就職など、初めて都内に居住する“エントリーユーザー”が多数居住するエリアであり、外国籍の住民が数多く生活していることでも知られています。
2位には「八王子」、3位に「大宮」、4位にはコロナ禍で4年連続1位を獲得した「本厚木」が例年通り上位をキープしました。この3駅は2019年のランキング以降、その交通利便性の高さと駅勢圏(駅周辺の繁華性の高いエリア)の広さからTOP10に入り続けており、首都圏の“郊外御三家”を形成する根強い人気を維持しています。また、5位の「三鷹」、6位の「川崎」も2020年のランキングからTOP10の常連駅であり、上位には賃料の高騰を反映して、賃料が都心周辺より安価で交通&生活利便性が高い郊外の人気駅が並ぶ傾向が年々強くなってきています。
7位は「高円寺」、8位「荻窪」、9位「北千住」、10位「三軒茶屋」と、いずれも学生ほか若年単身者層から人気の高い駅がランクインしており、またTOP10のうち7駅(TOP100のうち68駅)が都内の駅であることからも、コロナ後は徐々に“都心回帰”が進んできていることが明らかです。
ただし、3位「大宮」や4位「本厚木」を筆頭に、12位「柏」、13位「浦安」、17位「千葉」、18位「蕨」、24位「西川口」、25位「武蔵小杉」など、周辺3県で交通利便性が良好かつ都心方面にダイレクトアクセス可能な駅が上位にランクインしており、交通&生活の利便性と賃料水準のどちらをより重視するかで、ユーザーの意向は二極分化しており、その最適解が1位の「葛西」であったことがわかります。
借りて住みたい街“急上昇”ランキング
「方南町」が66ランクアップ! ターミナルからの「ずらし駅」がランキング急上昇
TOP100に入った駅を対象に、前回からのランクアップ数を集計した「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街 急上昇ランキング(首都圏版)」。最もランクを上昇させたのは、66ランクアップ(146位→80位)の東京メトロ丸ノ内線「方南町」でした。例年160位前後で安定推移していましたが、今回は一気にTOP100入りを果たしました。2位は58ランクアップの「不動前」、3位は50ランクアップの「新中野」が続いています。
1位の「方南町」と3位の「新中野」は、いずれも東京メトロ丸ノ内線の通称:荻窪線、方南町線と言われる路線の駅で、「新宿」「霞ヶ関」「東京」「大手町」など日本最大の事業集積地にダイレクトアクセスが可能な割に、賃貸マンションの賃料相場(40平米換算)が14万円前後と、JR山手線内側エリア(同20万円前後)と比較すると相対的に安価で、広域的には「新宿」の「ずらし駅(利便性は大きく落とさずに賃料を下げる賃貸スタイル)」と見ることができます。2位の「不動前」も「目黒」から1駅で徒歩圏でもあり典型的な「ずらし駅」ですが、東京メトロ南北線で都心方面にダイレクトアクセスが可能なことから、賃料は「目黒」と同じ水準を維持しています。
4位は、43ランクアップした西武池袋線のベッドタウン「大泉学園」、5位は41ランクアップした「元住吉」、6位は40ランクアップした「祐天寺」と続きますが、8位以下の「用賀」「新高円寺」「武蔵小山」を含めて、いずれも城南・城西エリアで人気のある住宅地であり、近年の賃料水準の上昇を受けて、利便性の高い都心居住から、賃料を抑制しながら居住快適性を意識したエリアへと住み替える動きを示していると言えます。また、多くは各駅停車の駅であり、周辺の拠点性・ターミナル性の高い駅よりも相対的に賃料相場が安価であることも、今回注目が集まった要因と考えられます。
買って住みたい街ランキング
神奈川県南西部の温泉地「湯河原」が初の1位! 物件価格の急騰で郊外に熱い視線
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街ランキング(首都圏版)」は、前回6位だったJR東海道本線の「湯河原」が初の1位に輝きました。コロナ明けの2023年ランキングでは94位でしたが、2024年に42位と急激に順位を上げ、今回はトップに昇り詰めました。「東京」から100km圏(99.1km)で、所要時間約90分の駅がランキング1位を獲得したことは初のことです。
「湯河原」は万葉集にも詠われるほど歴史ある温泉地でリゾートとしても有名ですが、近年ではマンション分譲もあり、比較的安価に購入可能な中古住宅のストックも豊富なことから、リタイア後の居住ニーズやセカンドハウス需要は以前からありました。今回は近年の首都圏での住宅価格の高騰を受けて、現役世代の実需も含めた問合せが増加していると考えられます。また、都心方面へはJR東海道本線で約90分、新幹線利用で約60分と「東京」「横浜」など事業集積地へのアクセスも良好で、LIFULL HOME’Sが2026年のトレンドとして提唱した「こちくら郊外(心地よい暮らしを得られる郊外)」のイメージにも合致しています。
以下、借りて住みたい街でも2位の「八王子」が2年連続の2位、3位には前回10位のJR総武本線「八街」がランクインしました。「八王子」は「東京」から約50km、「八街」も同じく約65km離れており、TOP3が全て郊外の駅となったのは、住みたい街ランキングの発表を開始してから初のことです。住宅価格の高騰を受けて、住宅購入の実需層の多くが地価も物件価格も高額な都心・近郊エリアでの住宅購入を回避し、予算内で購入可能かつ十分な広さが得られる郊外方面での購入を検討していることを明確に示しています。中古マンション価格相場(60平米換算)は、「八王子」が3,192万円、「八街」が610万円となっており、住宅価格が高騰する市況にあって十分に手が届く価格帯で流通しています。
一方、上位には4位の「不動前」や5位の「田町」、9位「品川」、12位「後楽園」など都心の駅もランクインしており、いずれも中古マンション価格は高額ですが、投資や投機、相続税対策目的での資産の付け替えニーズなど、実需以外の需要が数多く認められる駅です。実需と実需以外のニーズの多寡によって購入希望エリアが大きく異なる状況にあり、それが年々顕著になっていると見ることができます。
買って住みたい街“急上昇”ランキング
「大崎」が642ランクアップ&37位に躍進! 注目物件の有無でランキングが大きく変動
TOP100に入った駅を対象に、前回からのランクアップ数を集計した「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街 急上昇ランキング(首都圏版)」。最もランクを上昇させたのは、前回679位から今回37位に急上昇した「大崎」です。1.6haもの大規模再開発「大崎リバーウォークガーデン」が着工して以降は急激に問合せ数が増加し、一気に642ランクの上昇を記録しました。
2位は「大崎」からりんかい線でわずか3分の「大井町」(474ランクアップ)、3位はJR横須賀線の「東戸塚」(228ランクアップ)でした。「大井町」でも大規模な駅前再開発プロジェクト「OIMACHI TRACKS」が進行中で、オフィス、ホテル、タワーマンションで構成される複合施設が今年3月に完成予定で注目度も極めて高く、前回526位から今回52位に急上昇しました。同じく「東戸塚」でも総戸数482戸の大規模分譲マンションプロジェクトが2027年竣工予定で進んでおり、やはり大規模な再開発プロジェクトの存在にけん引されて、注目度が大きく変化することが分かります。
ほかにTOP10に登場している駅では、4位の「白金高輪」(198ランクアップ)では東京メトロ南北線の「品川」への延伸計画が進行中(2030年開業予定)であるのに加えて、駅周辺でも総戸数991戸・39階建という大規模タワーマンションを含む約1.6haの再開発および45階建の複合施設(オフィス、店舗、マンション)を中心とした約1.3haの再開発の2つのプロジェクトが進行中で、5位の「大塚」(181ランクアップ)でも0.5haながら駅前で東京建物と住友不動産が参画する再開発計画が認可前の段階で控えています。順位が急上昇している駅の共通点は、ほぼ例外なくタワーマンションを含む大規模な再開発プロジェクトがあることと見ることができます。
6位の「桜新町」(160ランクアップ)では大規模再開発はありませんが、駅周辺で複数のマンション開発プロジェクトがあり、またサステナビリティを意識して木造構造部材を使用した駅舎にリニューアル中であることも注目度を高める一因となっています。また、7位「石神井公園」では26階建のタワーマンション、8位「代々木上原」でも高級リノベーションマンションの開発がそれぞれ進行中で、再開発は地域活性化と注目度アップには欠かせない要素と言えます。
近畿圏版
ランキングのポイント
<借りて住みたい街>
- 前回に続いて「江坂」が2年連続で1位、直近5年間で4回目の1位
- 賃料水準が上昇している「京都」のベッドタウンとして、滋賀県「草津」「南草津」の注目度が高まる
- 急上昇1位は71ランクアップして85位に浮上した「奈良」、県中心部の賃料水準としては極めて安価
<買って住みたい街>
- 「谷町六丁目」が初の1位、比較的落ち着いた環境と小規模な分譲マンションプロジェクトで注目される
- 2位の「姫路」は新築・中古を問わず物件価格が手頃で、セミリタイア層やファミリー層に人気が高い
- Osaka Metro谷町線の駅が「買って住みたい街」総合1位と、急上昇1位&3位を占める
借りて住みたい街ランキング
「江坂」が2年連続&5年で4回目の1位、滋賀県の「草津」「南草津」が揃ってTOP10にランクイン
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング(近畿圏版)」は、2年連続で1位が「江坂」、2位が「出町柳」となり、前回5位の「新大阪」が2ランクアップして3位に入りました。
上位、特にTOP10の顔ぶれは2025年のランキングと大きく変化していませんが、琵琶湖にほど近い滋賀県の「草津」が前回20位から大きく順位を上げて7位にランクインしています。隣駅の「南草津」も同じく10位から9位に順位を上げてTOP10をキープしており、賃料水準が上昇している「京都」のベッドタウンとして、20分前後でアクセス可能な「草津」と「南草津」の注目度が高まっていることが明らかです。
2位の「出町柳」の賃貸マンションの賃料相場(40平米換算)は86,287円、20位の「京都」は99,206円なのに対し、「草津」は57,469円、「南草津」も57,600円となっており、3~4万円も安価に暮らすことが可能です。さらに、1位の「江坂」は82,747円、3位の「新大阪」は96,154円、5位の「三ノ宮」も96,712円と、近畿圏中心エリアの賃料相場は10万円弱が目安で、草津エリアの賃料は利便性に対するコスパが極めて良好であると言えます。
借りて住みたい街“急上昇”ランキング
「奈良」が71ランク急上昇の85位!インバウンド需要を契機として住環境の良さが再注目
TOP100に入った駅を対象に、前回からのランクアップ数を集計した「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街 急上昇ランキング(近畿圏版)」。1位は前回の156位から71ランクアップして85位に浮上した「奈良」となりました。
観光資源が豊富でインバウンド需要が高まっている「奈良」は、京都・大阪方面へ通うためのベッドタウンとしてだけでなく、地元の観光産業を支える就業者の居住ニーズも高める結果となり、順位を大きく上げました。賃貸マンションの賃料相場(40平米換算)は45,849円で、県中心部の賃料水準としては極めて安価でもあり、コスパの良さが注目されます。
そこから、2位は「吹田」(65ランクアップ)、3位は「鶴橋」(48ランクアップ)、同率4位は「緑橋」「大和田」(46ランクアップ)と続いています。大阪市内と周辺自治体の交通利便性が良好で、賃料相場が7~8万円前後と比較的安価に設定されていることもあり、注目度が高まるとともにランキングも急上昇しています。
TOP10は、1位の「奈良」、7位の「四条」以外は大阪府の駅が占めており、大阪市中心部の賃料上昇によって賃貸ニーズが大阪市の周辺エリアへと拡散している状況が窺われます。
買って住みたい街ランキング
「谷町六丁目」が初の1位に輝く! 3年連続1位の「姫路」は2位に後退も上位キープ
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街ランキング(近畿圏版)」は、3年連続1位だった「姫路」が2位に後退し、前回4位の「谷町六丁目」が初の1位となりました。「谷町六丁目」は比較的落ち着いた環境が人気の住宅地でもあり、加えて小規模ながら分譲マンションプロジェクトが複数立ち上がったため、注目度が高まりました。
2位の「姫路」は新築・中古を問わず物件価格が手頃なことから、セミリタイア層や子育て世代のファミリー層にもともと人気が高く、住宅価格の高騰も人気に拍車をかける結果となっています。3位はJR大阪環状線の「京橋」で、前回の73位から一気にジャンプアップしたのは、駅の地下化や駅ビル建て替えに伴う再開発によるものです。
また、前回84位の「大阪」、同245位の「あびこ」、同103位の「中崎町」がそれぞれ急上昇してTOP10入りしていますが、「大阪」と「中崎町」はマンション投資・投機需要や駅前タワーマンション開発によるもの、「あびこ」は物件価格の高騰を嫌気した住み替えニーズなどによるものと考えられます。
買って住みたい街“急上昇”ランキング
「太子橋今市」が561ランクアップ&総合49位、「谷町九丁目」も399ランクアップで3位に
TOP100に入った駅を対象に、前回からのランクアップ数を集計した「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街 急上昇ランキング(近畿圏版)」。大阪メトロ谷町線の「太子橋今市」が前回の610位から561ランクアップして49位に浮上し、急上昇1位となりました。
また3位には「谷町九丁目」が入り、Osaka Metro谷町線の駅が「買って住みたい街」総合1位と、急上昇1位&3位を占める結果となりました。谷町線沿線では大規模再開発は見られませんが、もともと丘陵地で大阪市内では地盤が良好とされ(近くには上町断層があることに留意)、早くから住宅地として開発されてきたこともあって人気の高いエリアです。
急上昇2位は前回の587位から51位へと536ランクアップした「西宮」でした。「西宮」では2027年夏頃竣工予定の駅前大規模再開発が進行中で、プロジェクトの中心には総戸数377戸35階建で西宮市最高層のタワーマンションが竣工するため、分譲計画が進捗するに連れて人気も注目度も高まっています。
なお、「買って住みたい街」総合7位の「あびこ」が、急上昇ランキングでも238ランクアップで6位に入っており、御堂筋線沿線の新たな人気駅になる可能性があります。
中部圏版
ランキングのポイント
<借りて住みたい街>
- 「岐阜」8年連続1位で不動の人気、若年層だけでなくファミリー層からの支持が高い
- 「岡崎」3位、「豊橋」5位、名古屋市内から少し離れた、賃料水準が安価な“衛星都市”が人気
<買って住みたい街>
- 「岐阜」が3年連続トップで「借りて住みたい街」との2冠達成、圧倒的な居住ニーズの高さを維持
- 2位以下、TOP10の多くは名古屋市内の駅で、名古屋市内への回帰も見られる
借りて住みたい街ランキング
「岐阜」8年連続1位で不動の人気! 「岡崎」3位、「豊橋」5位で“衛星都市”人気健在
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング(中部圏版)」は、8年連続して「岐阜」が1位となりました。2019年以降1度もトップを譲らず、中部圏では不動の人気を確立しています。
「岐阜」は「名古屋」に名鉄線でもJR線でも最短20分でアクセスができるベッドタウンとして知られており、物価&賃料の高騰に伴って、名古屋市内から転居するケースが増加しています。「岐阜」の賃貸マンションの賃料相場(40平米換算)が46,512円なのに対して「名古屋」は80,838円で、約1.7倍の賃料の差が支持される大きな理由となっています。また、駅周辺には生活利便施設や飲食店などが集積しており、生活環境も整っています。さらに、落ち着いた街並みも残っており、若年層だけでなくファミリー層からの支持が高いことも人気の理由です。
前回2位の「岡崎」が3位、同じく3位の「豊橋」も5位とややランクを下げましたが、「岐阜」と同じく名古屋市内よりも賃料水準が安価なこと、また駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が広くて生活利便施設が整っていることなどが人気の要因です。
買って住みたい街ランキング
「岐阜」が3年連続トップで「借りて住みたい街」との2冠達成! 2位以下は名古屋市内に回帰
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街ランキング(中部圏版)」は、「岐阜」が3年連続の1位となりました。今回も「借りて住みたい街」との2冠で3連覇しており、圧倒的な居住ニーズの高さを維持し続けていることになります。
これは単に物件価格や賃料水準の安さだけではなく、駅を基点とするバス路線の多さや買い物のしやすさ、生活コストが安価であることなど、街全体で暮らしやすさを実感できる要素が数多く揃っていることを意味しており、2位とのポイント差も開いていることから「岐阜」人気は今後も継続すると考えられます。
ただし、2位の「今池」以下、TOP10の多くは名古屋市内の駅であり(「高蔵寺」は春日井市、「豊橋」は豊橋市)、交通&生活利便性や職住近接のバランスなど生活環境全般を総合的に評価すると、名古屋市内の各地下鉄駅などに人気が集約される傾向も表れています。特に「池下」や「星ヶ丘」では数年ぶりにマンション開発が活性化してランクアップしており、今後のエリア市況にも注目です。
九州圏版
ランキングのポイント
<借りて住みたい街>
- 「博多」が9年連続1位を達成、5位「渡辺通」まで前回と順位変動なしで上位固定化進む
- 「博多」は「借りて住みたい街」を超えて、もはや「借りない理由がない街」となっていると言える
<買って住みたい街>
- 地下鉄七隈線「六本松」が初めて1位を獲得、「博多」への延伸効果が遂に顕在化
- 七隈線の駅は、2位「薬院」、8位「博多」などTOP100に全18駅のうち13駅がランクイン
借りて住みたい街ランキング
「博多」が9年連続1位を達成! 5位「渡辺通」まで前回と順位変動なしで上位固定化進む
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!借りて住みたい街ランキング(九州圏版)」は、「博多」が9連覇を達成しました。2位「西鉄平尾」、3位「高宮」の3年連続で同順位を維持していて、TOP3の人気が突出して高い状況が続いています。またTOP10の顔ぶれも前回14位だった「姪浜」が9位に返り咲いたのみで大きな変化はありません。
1位の「博多」は、事業集積性と交通利便性が大阪以西の西日本では突出して高く、また2位の「西鉄平尾」とのポイント差は前回同様2倍弱で変わっておらず、今後も10年、それ以上とトップであり続ける可能性が極めて高いと言えます。さらに、「博多」は鹿児島本線ほかJR各線と山陽新幹線および九州新幹線、福岡市地下鉄空港線&七隈線も乗り入れ、加えて巨大なバスターミナルも駅に併設されていて交通利便性が高いです。
九州に本支社を置く企業の多くは「博多」周辺にオフィスを構えており、福岡県内では「借りて住みたい街」を超えて、もはや「借りない理由がない街」となっていると言えそうです。
買って住みたい街ランキング
地下鉄七隈線「六本松」が初めて1位を獲得! 「博多」への延伸効果が遂に顕在化
「2026年 LIFULL HOME’S みんなが探した!買って住みたい街ランキング(九州圏版)」は、前回18位で「博多」延伸効果が表れていなかった福岡市地下鉄七隈線の「六本松」が1位となりました。2023年3月に「博多」に乗り入れを開始して以来、約2年を経て漸く効果が顕在化したことになります。
「六本松」周辺では2024年以降、旧九州大学跡地の再開発を契機として、「天神」にも「博多」にもダイレクトアクセス可能な新たな住宅地に変化し始めており、今後は地下鉄空港線沿線に並ぶ人気住宅地になることが期待されます。「六本松」以外の七隈線の駅では、2位「薬院」、8位「博多」、12位「薬院大通」のほか、TOP100に全18駅のうち13駅がランクインしており、更なる上位進出が待たれます。
七隈線以外では、「薬院」「高宮」「西鉄平尾」「大橋」「雑餉隈(ざっしょのくま)」など西鉄天神大牟田線の各駅、および「西新」「姪浜」「赤坂」「唐人町」「室見」「大濠公園」など福岡市地下鉄空港線の各駅がそれぞれ上位に数多くランクインしており、福岡市内の駅に人気がほぼ集中していることが明らかです。
調査概要
買って住みたい・借りて住みたい街ランキング
対象期間
2025年1月1日 ~ 2025年12月31日
対象者
LIFULL HOME’S ユーザー
首都圏は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県。近畿圏は大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、 滋賀県、 和歌山県。中部圏は愛知県、三重県、岐阜県。九州圏は福岡県を対象とした。
集計方法
LIFULL HOME’Sに掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計。
分析
LIFULL HOME’S 総研
過去の住みたい街ランキング
公開日:













