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〈首都圏版〉2023年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング

LIFULL HOME'Sに2022年に掲載された物件のうち、実際の検索・問合せ数から算出した "実際に探されている街・駅"のランキング結果です。
買って住みたい街は購⼊物件の順位、借りて住みたい街は賃貸物件の順位です。

首都圏(東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県)の
ランキング結果を発表します

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「買って住みたい街」ランキング 総評

1位は4年連続の「勝どき」! 神奈川県「横浜」「平塚」「茅ケ崎」がそろって上位に躍進

首都圏「買って住みたい街」ランキングは、「勝どき」が4年連続の1位に輝きました。2019年の16位から2020年に一気に1位となり、以降も圧倒的な注目を集め続けています。東京五輪の終了後も、そのレガシーを含めて、販売される物件のグレードや価格、広さ、販売動向などがユーザーにとって高い関心事となっています。都心にありながら住戸の広いことも評価され、DINKSだけでなくファミリー層からも支持を受けていることが不動の1位を確保している要因です。

同じく前回61位から5位に急浮上した「田町」、前回240位から11位に大躍進した「半蔵門」、前回188位から同率25位へと急上昇した「浜松町」、前回338位から28位へ急上昇した「麻布十番」などは、いずれも大規模な物件開発に関連する上位進出であり、エリアというよりは物件に対する注目度の高さを反映した結果です。対照的に前回2位の「白金高輪」は、物件開発の終了によって12位に後退しています。

また、今回は2位が「横浜」、3位が「平塚」、4位にも「茅ケ崎」と神奈川県の人気エリアがそろって上位に登場しました。「横浜」は人気が高く上位の常連ですが、今回は「平塚」「茅ケ崎」の湘南エリアが上位進出しました。これも新たな物件開発に関連して注目度が高まった結果ですが、都心の新築タワーマンションが1億円を上回る価格帯で販売されているのに対して、湘南エリアでは一般的な給与所得者でも十分手が届く価格帯で分譲されていることから、その価格訴求力が大きいことも上位進出の大きな原動力です。テレワークの定着によって通勤や通学の移動に関する負担が軽減されたことは、居住するエリアの条件を大きく変え、交通利便性よりも生活利便性や周辺環境、居住性をより重視する傾向が強まりましたが、その象徴が「平塚」「茅ケ崎」と見ることができます。

さらには、「借りて住みたい街」で1位を獲得した「本厚木」(前回5位)も6位と健闘、同じく2位の「大宮」(同19位)も8位へと順位を上げていますが、生活利便性や交通利便性などがともに良好であることは賃貸ユーザーにも購入ユーザーにも歓迎すべき条件ですから、賃貸と購入の“相乗効果”が発揮されたものといえるでしょう。

ランキング上位の顔ぶれは上記を除いて大きくは変わっておらず、全般的にコロナ禍での居住エリアの“拡散傾向”が強く表れていますが、対照的な動きとして注目されるのは一気に順位を上げている駅があることです。コロナ禍が長期化する中で郊外化傾向が一段落し、都心の人気エリアが復権している状況がうかがわれます。コロナ収束にはまだ時間を要するものと考えられますが、Withコロナが常態化したことで都心・近郊の人気住宅地が再び注目されています。

ただし、こういった都心駅は数が少なく、ベスト30のうち都心・近郊の街はわずか8駅で、前回の10駅からさらに減少しています。2023年も首都圏においては準近郊・郊外で住宅購入を検討するユーザーが数多くなることが想定されます。ウッドショックやアイアンショックに代表される資材やエネルギー価格の上昇は、連動して新築住宅価格を引き上げており、実際に予算内で購入可能な住宅を前提とするならば、準近郊・郊外での選択となるケースが今後も増えることが予想されます。

首都圏の「買って住みたい街」ランキングは、住宅価格の高騰とテレワークの継続という異なる要因で、2022年と同じ“意向の郊外化”が継続しています。また、利便性や資産性に勝るスペックの高い都心・近郊の駅が再開発によって急激に順位を上げ、都心と郊外のベッドタウンが人気とニーズを分けあって、“二極化”の傾向がより鮮明になる構図となっています。

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「借りて住みたい街」ランキング 総評

コロナ禍3年間は「本厚木」が1位独占! コロナ長期化による住宅事情の変化が一層鮮明に

首都圏「借りて住みたい街」ランキングは、2021年以降続いている郊外化傾向が今回も継続し、さらに深まる結果となりました。

コロナ禍で2年連続1位を獲得した神奈川県「本厚木」が今回も1位を維持し、3年連続でトップに輝きました。これはWithコロナでの生活が長期化することによって、利便性とコストのバランスが取れた郊外エリアの人気がすでに確立しているものと見ることができます。「本厚木」は2022年9月に公表した中間結果では僅差で「大宮」にトップを明け渡しましたが、再逆転しての3年連続1位に輝いており、実際の問合せ数から算出される「本厚木」の人気は本物といえるでしょう。対照的に都心周辺では6位の「葛西」、12位の「池袋」、15位の「荻窪」、16位の「三軒茶屋」が上位にランクインするにとどまっています。コロナ禍での生活が長期化し、テレワークがすっかり定着したことによって、首都圏賃貸ニーズのトレンドは、交通利便性も賃料も高い都心周辺から、交通利便性が相応に良好で賃料水準が比較的安価な郊外に移っていると見ることができます。

以下、2位「大宮」(前回2位)、3位「八王子」(同4位)、4位「柏」(同3位)、5位「三鷹」(同7位)など、ベスト10は準近郊・郊外の駅で多くが占められており、2022年よりもさらに賃貸ニーズが郊外化していることが明らかです。上位にランクインされている準近郊・郊外の街は、いずれも都心方面に鉄道の乗り換えなしでアクセス可能なところが多く、毎月数回でも通勤・通学の便を考慮した現実的な選択がなされていると見ることができます。また、落ち着いた居住環境や、駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が比較的広くて都心・近郊の街と大きく変わらない生活利便性、そして郊外ならではの手頃な家賃相場も上位にランクインしている駅の共通した条件です。一方で、都心・近郊の駅も、順位は前回とほぼ同じレベルで変わりがなく、都心人気の低下もコロナ禍の長期化とともにある程度落ち着きを取り戻しつつあると考えられます。コロナ禍における首都圏の賃貸ニーズは準近郊・郊外が主役であることに変わりはありませんが、都心・近郊の駅も徐々に“復活”してきていると見ることもできます。

ベスト30には、20位の「北千住」(前回15位)、21位の「高円寺」(同18位)、24位の「新小岩」(同19位)、また26位にはLIFULL HOME'S「住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」で1位を獲得した「亀有」(同29位)もランクインしており、都心・近郊が前回の7駅から8駅に増加したことも2023年に表れた新たな兆しです。つまり、賃料相場の安価な郊外方面に転居することは相対的に交通利便性が劣ることになりますが、その点近郊エリアであれば大きな違いがない(しかも相対的に賃料が安価なエリアでもある)ことに着目しているものと考えられます。

賃貸需要は、どこに移動するにも便利であること(交通利便性)、さまざまな店舗がそろっていて買い物や飲食などに困らないこと(生活利便性)、賃料に見合った快適な空間であること(居住快適性)などが優先順位の高い条件として挙げられます。ただ、コロナ禍も第8波と繰り返していることで賃貸住宅に対する居住ニーズの変化がさらに鮮明になり、首都圏においてはテレワークが定着し、また消費者物価も上昇していることから、賃料相場が安価で部屋も広く、オンとオフの切り替えも比較的容易な郊外エリアでの生活を検討するユーザーは着実に増加しています。東京都の移動人口は2021年に引き続き2022年も“転出超過”の月が多く、周辺3県は対照的に“転入超過”ですから、都心から郊外へという人流の動きは当面続くものと考えられます。

調査概要

買って住みたい・借りて住みたい街ランキング

対象期間
2022年1月1日 ~ 2022年12月31日
対象者
LIFULL HOME’S ユーザー

首都圏は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象とした

集計方法
LIFULL HOME’S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計
分析
LIFULL HOME’S 総研

過去の住みたい街ランキング

過去に実施した住みたい街ランキングはこちらからご覧いただけます。一部調査手法が異なります。

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もっと詳しく知りたいという方に、気になるあの街の価格相場・家賃相場や住み心地など、住む街選びに役に立つ情報が盛りだくさんです。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社LIFULL(ライフル)
メール:sumai-homes@lifull.com

更新日: / 公開日:2023.02.10

LIFULL HOME'S総研

LIFULL HOME'S総研

株式会社LIFULL

プロフィール
LIFULL HOME'S 総研は、日本の住まいの未来を考える小さな研究所です。日本の「住むこと」がより豊かでもっと自由なものになるよう、住まいの提供に関わる産業に対して、中長期視点・生活者発想での情報発信をしていきたいと考えています。

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