STEP 5建築会社とプランを検討しよう
プランの詳細を詰めよう
実際に建築を依頼する建築会社が決定したら、建築会社の担当者とプラン内容について詰めていきます。打ち合わせで決まったことは、ずれが発生しないよう、きちんと書面に残しておきましょう。
プランが固まったら、建築会社より「基本設計書」が提出されます(※)。
※「基本設計書」は請負契約時に提出されるケースもあります。
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今後の具体的なスケジュールや費用の支払いタイミングなどは、この段階で確認しておきましょう。
プランの最終確認をしよう
設計がある程度決まってから大きな変更をすると、設計費用がかかったり、見積額が変わったりしてしまいます。そのため、納得いくまで担当者と話し合うことが大切です。
基本設計が完了すると、建築会社より「実施設計書」(基本設計をもとにした詳細な設計図など)が提出されます。
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「実施設計書」をもとに、建築プラン内容の最終確認をします。なお、実施設計は 請負契約後に行われることがほとんどです。契約については次のステップ「土地を購入し、建築会社と契約を結ぼう」で紹介します。
詳細見積をもらおう
詳細見積とは、住宅の具体的なプランが決まった後で作成される見積もりのことです。実際の工事でいくらかかるのか、使用する建材の単価や品番、施工内容ごとの費用など、項目ごとに費用を確認することができます。
詳細見積は概算見積よりも高くなるケースが多いため、もし予想よりも費用が高かったときは、設備機器の種類やグレード等を変更し、予算内に収まるように調整しましょう。予算調整の際は、あらかじめ決めていた優先順位を基に判断するのがおすすめです。
予算調整の考え方
もし予算がオーバーしてしまったら、あらかじめ「STEP1 希望条件を整理しよう」で決めておいた優先順位を基に、費用を節約できる部分をコストカットしていきましょう。
予算調整の考え方については、こちらの記事も参考にしてください。
「注文住宅の予算オーバー対処法とは? 家を建てるときに知っておきたいコストダウンのコツ」
更新日: / 公開日:2023.01.11
