STEP 5建築会社とプランを検討しよう

プランの詳細を詰めよう

実際に建築を依頼する建築会社が決定したら、建築会社の担当者とプラン内容について詰めていきます。打ち合わせで決まったことは、ずれが発生しないよう、きちんと書面に残しておきましょう。


プランが固まったら、建築会社より「基本設計書」が提出されます(※)。
※「基本設計書」は請負契約時に提出されるケースもあります。

基本設計書に含まれるものの例
  • 仕様書、工事概要書、仕上げ表(施工方法や構造、材料などの情報をまとめたもの)
  • 配置図、平面図(建物の位置を示した図面)
  • 立面図(建物の外観)
  • 断面図(建物を断面して内部を表したもの)

今後の具体的なスケジュールや費用の支払いタイミングなどは、この段階で確認しておきましょう。

プランの最終確認をしよう

設計がある程度決まってから大きな変更をすると、設計費用がかかったり、見積額が変わったりしてしまいます。そのため、納得いくまで担当者と話し合うことが大切です。


基本設計が完了すると、建築会社より「実施設計書」(基本設計をもとにした詳細な設計図など)が提出されます。

実施設計書に含まれるものの例
  • 平面詳細図(詳細な開口部、壁、階段、寸法まで記された図面)
  • 家具詳細図(家に合わせてつくられる家具の図面)
  • 設備図(電気や給排水の図面)
  • 設備器具表(利用する設備・商品名)

「実施設計書」をもとに、建築プラン内容の最終確認をします。なお、実施設計は 請負契約後に行われることがほとんどです。契約については次のステップ「土地を購入し、建築会社と契約を結ぼう」で紹介します。

詳細見積をもらおう

詳細見積とは、住宅の具体的なプランが決まった後で作成される見積もりのことです。実際の工事でいくらかかるのか、使用する建材の単価や品番、施工内容ごとの費用など、項目ごとに費用を確認することができます。


詳細見積は概算見積よりも高くなるケースが多いため、もし予想よりも費用が高かったときは、設備機器の種類やグレード等を変更し、予算内に収まるように調整しましょう。予算調整の際は、あらかじめ決めていた優先順位を基に判断するのがおすすめです。

予算調整の考え方

もし予算がオーバーしてしまったら、あらかじめ「STEP1 希望条件を整理しよう」で決めておいた優先順位を基に、費用を節約できる部分をコストカットしていきましょう。


予算調整の考え方については、こちらの記事も参考にしてください。
注文住宅の予算オーバー対処法とは? 家を建てるときに知っておきたいコストダウンのコツ

更新日: / 公開日:2023.01.11

LIFULL HOME'S編集部

LIFULL HOME'S編集部

住まいのお役立ち情報記事監修

プロフィール
日本最大級の不動産・住宅情報サイト 「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」では、賃貸物件(マンション・アパート・一戸建て)、売買物件(新築マンション・中古マンション・新築一戸建て・中古一戸建て・土地・注文住宅・売却)に関する疑問や悩みに答える「住まいのお役立ち情報」をお届けしています。記事は宅地建物取引士、マンション管理士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ専門家による監修や校閲チェックを行う体制を構築しています。

この記事をシェアしませんか?

住みたい街ランキング

ランキングページ
首都圏、近畿圏、中部圏、九州圏の住みたい街探しにお役立てください。

不動産サービス&関連ツール

不動産用語集
不動産に関する用語をわかりやすく解説しています。

LIFULL HOME'S
公式アカウント

ホームズくん
  • twitter@HOMES_kun

    Twitterでお部屋探し!ホームズくんに希望条件をつぶやくと手動で検索して返事をするよ!

  • facebookLIFULL HOME'Sページ

    LIFULL HOME'Sからのお知らせやキャンペーン情報などをお届けします。

記事広告を掲載しませんか?

タイアップ記事広告
商品やサービスについて編集スタッフが記事を作成し、PRします。

注文住宅の建築を依頼する会社が決まったら、プランの検討を進めます。建築会社と打合せを重ね、予算と希望条件とのバランスを見ながら進めましょう。 | 住まいのお役立ち情報【LIFULL HOME'S】

  • 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格
    株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。