STEP 1希望条件を整理しよう
希望条件整理のポイント
希望条件の整理は次の流れで進めていきます。
- 理想の住まいをイメージする
- 優先順位を決める
理想の住まいをイメージしよう
まずは自分がどんな家に住みたいのか、理想の住まいを具体的に書き出して整理していきましょう。下記の3つのポイントを考えながら、書き出してみるのがおすすめです。家族で雑誌などを見ながら、雑談形式で希望を出し合ってみましょう。
- 今の暮らしで不満に思っていること
- 新居でかなえたい暮らしのイメージ
- 10年後、20年後、30年後にはどんな暮らしをしていたいか
| 立地 | 駅から近い(15分以内) |
| 通勤・通学は1時間以内 | |
| 性能 | 地震に強い |
| 夏は涼しくて、冬は暖かい | |
| 家のメンテナンスが楽 | |
| 間取り | リビングとキッチンが広い |
| リビング・ダイニング・キッチンがつながる | |
| 家事がしやすい間取り | |
| 在宅ワークがしやすい | |
| 老後も住みやすい | |
| 屋上がある | |
| 収納が多い | |
| 敷地 | ガーデニングができる広い庭 |
| デザイン駐車場は2台 | |
| デザイン | シンプルモダン |
| 将来 | 将来は土地を子どもに譲りたい |
優先順位を決めよう
理想の住まいについて具体的にイメージできたら、どうしても譲れないものから優先順位をつけてみましょう。特に優先順位が高いものを上位5点まで絞ります。
| 1位 | 地震に強い |
| 2位 | 夏は涼しくて、冬は暖かい |
| 3位 | 通勤・通学は1時間以内 |
| 4位 | シンプルモダンなデザイン |
| 5位 | 家事がしやすい間取り |
条件をまとめよう
最初に書き出した理想の住まいのイメージを基に、必要な部屋や設備を考えていきましょう。比較検討する際には、優先順位の上位から検討するとスムーズです。また、予算感に合わせて条件をセレクトしていくため、この段階から建築会社に入ってもらうと、実際にできること・できないことの整理がしやすくなります。そのため、優先順位の高い条件に合う建築会社から問い合わせや見学をしてみるのもおすすめです。
まだ具体的なイメージがない場合は、カタログが参考になります。写真付きで特徴も分かる、住宅カタログを見てみましょう。
もし、希望条件を整理するのが難しいと感じたら、「住まいの窓口」を活用してみましょう。中立の立場であるハウジングアドバイザーがお手伝いします。
資金計画を立てよう
希望条件が整理できたら、今の自分の年収で、いくらくらいの家を建てることができるのか、建物・土地の予算の考え方を理解して資金計画を立てるようにしましょう。
更新日: / 公開日:2023.01.11
