STEP 7着工から完了検査・引き渡しまで

土地の売買契約後は、いよいよ着工

土地の売買契約が終了し、代金を支払ったらすぐに所有権移転登記を行います。一般的には司法書士に依頼をして、土地の名義を自分に書き換えます。この後は、いよいよ着工です。

着工から引き渡しの間に施主が行うこと

建築の途中工程を見学する

建築途中の見学をする際は、建築施工に詳しいホームインスペクター(住宅診断士)などに同行してもらうことで、住宅の不具合等のトラブルを未然に防ぎやすくなります。

地鎮祭、上棟式

地鎮祭は建築前に敷地をお祓いし、工事の安全を願うものです。上棟式は工事が進んでから行うもので、関係者をねぎらい、工事の完成を祈願します。地鎮祭と上棟式については、地域によって内容が異なるので、建築会社にアドバイスをもらいながら進めていきましょう。


また、工事開始前と住宅完成時には、近隣への挨拶も行います。

自己資金の用意や引越しの手配

建物の施工費用は、契約から物件の引き渡しまでの間に、数回に分けて支払うのが一般的です。建築会社によっては支払いのタイミングを調整してくれるケースもありますが、自己資金の用意は計画的に行うことが重要です。また、引越しの手配は繁忙期だとなかなか予約ができないこともあるため、早めに済ませておくようにしましょう。


こちらから、全国100社以上に一括で引越しの見積もり依頼ができます。

竣工検査

建物の工事が終了した後は、建築会社の営業担当者・施工担当者、施主による「竣工検査」が行われます。この検査では、仕様書や設計図面通りに仕上がっているかの確認を行います。不具合があれば再度工事を行いますが、内容に問題がなければ正式に住宅の引き渡しとなります。


竣工検査では、設備の不具合やキズの有無など、細かい部分まで確認を行いますが、チェック項目が多いため、ホームインスペクターなどの専門家に立ち合ってもらうことも可能です。ホームインスペクターはインターネットで探すことができるので、立ち合いを依頼したい場合は検索してみましょう。

アフターメンテナンスについても確認しておこう

住宅の引き渡し後は、家の鍵や保証書などを受取り、マイホームでの暮らしがスタートします。建築を依頼した会社によって、入居後の保証やアフターサービスの内容が異なりますので、不具合が発生したときに備え、定期点検の時期や無料保証期間について事前に確認しておくようにしましょう。


確認しておくべき内容の例
  • 設備機器の点検・取り替え 時期
  • 内装のメンテナンス(クロスの貼り替えなど)の保証期間
  • 長期保証制度の有無(建物の補修工事に備えて) など

更新日: / 公開日:2023.01.11

LIFULL HOME'S編集部

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