家探しのトリセツ注文住宅編
家を建てるまでの基本的なステップは7つあります。特に大切なのは最初の2つのステップです。まずはこの2つを進めたら、カタログや事例を見たり、気になる会社に問合せたりして情報収集していきましょう。
注文住宅を建てるまでの流れ
カタログや事例を見てみよう
まだ具体的なイメージがない場合は、カタログや施工事例が参考になります。写真付きで特徴も分かる、住宅カタログ・施工事例のランキングを見てみましょう。
気になる会社があるか見てみよう
住宅メーカー・工務店ランキングでは、人気の建築会社が分かります。工法や本体参考価格、得意分野を知って、気になる会社があるか探してみましょう。
会社選びに悩んでしまったら?
「希望条件の整理や予算を決めるのが難しい」「会社が絞り込めない」「どのエリアで家を建てるか決まっていない」。そんなときに活用したいのが「住まいの窓口」です。中立の立場であるハウジングアドバイザーが支援します。
よくあるQ&A
注文住宅を建てるまでにどのくらいかかる?
注文住宅を建てることを決めてから、引き渡しまで、約1年かかります。契約に至るまでに4ヶ月、着工までに2ヶ月、引き渡しまでに6ヶ月が目安です。
ただし、LIFULL HOME'Sの調査によると、契約までにかかった期間でもっとも多かったのは「半年~1年未満」でした。注文住宅が完成して住むまでには1年以上かかった人が多いことになります。事前に希望条件の整理や建築会社の情報収集などの準備を進めておく方が安心です。
今すぐマイホームを建てる予定はないけど、相談できる?
今すぐ建てる予定はなくても、建築会社に相談することは可能です。予算的に注文住宅にするのか、他の方がいいのかが分からない場合は資金計画を立ててもらうことができますし、住み替えだができるだけ仮住まいはしたくない、といった要望も伝えれば、反映した計画を立ててくれます。
もし、マイホームのイメージが固まっていない場合は、「住まいの窓口」に相談してみましょう。希望条件の整理と資金計画からサポートします。
どのように情報収集したらいい?
検討を始めたばかりであれば、不動産情報ポータルサイトからカタログや事例集を取り寄せて比較検討してみましょう。ポータルサイトは複数社から一度に情報収集ができるので便利です。気になる建築会社が定まったら、ハウスメーカーや工務店のホームページを見たり、住宅展示場やモデルハウスの見学に行ったりするといいでしょう。
しつこく営業されるのが心配な人は、はじめから「まだ具体的には考えていない」など、営業は不要である旨を伝えておきましょう。
建築会社に問合せをする前にやることは?
注文住宅を建てた人によれば、「希望条件の整理をする」(46.7%)がもっとも多い回答でした。いきなり住宅展示場に行く前に、簡単でもいいので希望条件の整理から始めましょう。希望条件を整理しておくと建築会社と具体的な話をしやすく、よりイメージが固まります。詳しくは「STEP1 希望条件を整理しよう」をご覧ください。
希望条件の整理ってどうやるの?
理想の住まいをイメージ→優先順位をつける→資金計画を立てるという3つの手順で進めます。完全に決めてから相談する必要はありません。「STEP1 希望条件を整理しよう」を参考に考えてみてください。自分たちで考えるのが難しいときは「住まいの窓口」に相談してみましょう。
今の年収でいくらの住宅ローンが組める?
悩んだら、住宅ローンシミュレーションを使うのが、楽です。無理のない購入可能額を調べ、いくらの住宅ローンを組めるか調べてみましょう。 費用の考え方は、「注文住宅、いくらでどんな家が建つ?実現可能プランを予算別に比較してみた」の記事も参考にしましょう。
何軒くらい見学したらいい?
モデルハウスの見学数でもっとも多いのは「4~5軒」(32.2%)でした(LIFULL HOME'S調べ)。ただし、たくさん見すぎても情報が多くてかえって混乱してしまうこともあります。情報収集は幅広く行い、絞り込んでから見学すると判断しやすいでしょう。
何社くらいから見積もりをもらったらいい?
見積もりの依頼数でもっとも多いのは「2~3社」(45.2%)でした(LIFULL HOME'S調べ)。「住まいの窓口」では4社以上をおすすめしています。比較のためにも複数社がおすすめです。
人気の建築会社を教えて
月ごとのアクセス数、お問合せ数等を基にした、ハウスメーカー・工務店の人気ランキングを参考にしましょう。
土地選びと会社選び、どちらを先にすべき?
できれば会社選びを先にすることをおすすめします。予算オーバーになってしまったり、その土地では希望どおりの家が建てられなかったりするためです。詳しくは、「STEP2 土地と建物の予算を決めよう」をご覧ください。
地元の工務店と大手のハウスメーカーのどちらに問合せをしたらいい?
両方に問合せをしてみましょう。それぞれのメリット、デメリットがありますので、それをしっかり確認しましょう。
更新日: / 公開日:2023.01.11
