「そろそろ家を建てたいけれど、毎日忙しくて調べる暇がない…」「家づくりって大変なイメージ…日々の生活に追われて考えるのを後回しにしてしまう」
ご夫婦ともにフルタイムで働いていると、こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「共働き夫婦の家づくりと進め方」をテーマに、住まいの窓口のハウジングアドバイザーに話を聞きました。

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忙しいなかでも、どんな小さなことからでもいいのでまず動いてみることですね
特に家づくりを土地探しから始める場合は、土地がなかなか見つからず、時間がかかることも多いので、早めの動き出しがおすすめです。

 

お子さんがいるご家庭では、動き出さずにいて進学のタイミングになってしまい、学区内で探さなければならずに選択肢が限られてしまう、転校が必要になってしまうなどの問題も出てきかねません。
動くのをあまり先延ばしにしないようにしましょう。

 

あとは、できるだけご夫婦2人で動くことです
家づくりには、お互いが意志疎通を図って希望条件をすり合わせることが欠かせません。どちらか一方に任せきりになってしまうと、喧嘩や意見の食い違いのもとにもなり、家づくりが難航します。

 

家づくりが進むと建築会社などでの打ち合わせもありますが、同じ話を聞いても、ご夫婦で感じ方が違う場合もあります。特に打ち合わせの場には一緒に行き、その都度お互いの認識をあわせておくのがポイントです

 

共働きだとなかなかお休みの日が合わず一緒に動きづらい人、お子さんが生まれたばかりでそろっての外出が難しい人もいると思います。

行けるときは一緒に行き、一人で行く場合は交代で行って内容を共有するのも良いですし、一方が外出できなくても、オンライン会議ツールで打ち合わせや内見の場をつなぐなどもできます。ご夫婦間で認識のズレが出ない工夫を考えてみてください

 

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共働きのどのご夫婦にも共通しておすすめできるのは、家事動線、生活動線のよい家です。いかに効率よく家の中を移動できるか、家事ができるかを追求することで時短につなげられるからです。

 

家にいない時間が長いと思いますので、宅配ボックスをつける、窓や玄関など防犯面を強化することもポイントになります

そのほか立地に関しては、生活の利便性だけでなく、通勤の便やご実家との距離なども考慮しておくと安心です

 

住まいの窓口を利用される共働きのご夫婦ですと、お互いの勤務先の中間のエリアやリモートワークでない方の勤務先に近いエリアで家づくりを希望する方が多い印象です。どちらかのご実家に近いエリアを選ばれる方もいますね。

家事動線をよくするためには、水回りを1ヶ所にまとめることが重要です。キッチンのそばに洗面所や脱衣所、浴室を配置すると家事がしやすくなります。
共働きだと日中に洗濯物を干すことが難しいと思うので、浴室乾燥やランドリースペースなど、家の中に干せる場所を設けるとよいでしょう

 

また、「ファミリークローク」と呼ばれる、家族の収納を1ヶ所にまとめる形のクローゼットを取り入れるのも、洗濯物を各家族の部屋に運ぶ手間などが減るのでおすすめです。

 

生活動線をよくする工夫としては、

・廊下を少なくする

移動距離を少なくでき、スペースもフル活用できる

 

・駐車スペースを敷地内に設けて玄関までの距離を近くする

車で買い物に行ったときに荷物を運ぶ負担が減り、お子さんを伴っての移動もしやすい

 

・リビング階段を取り入れる

リビング起点で移動でき、忙しい中でもコミュニケーションがとりやすい

などが挙げられます。

 

また、ご夫婦で勤務日や時間帯が異なる場合(例えばシフト勤務や夜勤のあるお仕事に就いているなど)、リビングと寝室は離れた場所に設置することもポイント。これは効率よく動くという視点からはやや外れるのですが、休む空間を分けることで、生活しやすくなります。

 

ご夫婦それぞれの生活スタイルを加味しつつ、取り入れるものを考えてみるとよいでしょう。動線や家事のしやすさを意識した間取りについては、下記の記事も参考にしてみてください。

 

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冒頭の話と重複してしまいますが、建てたい思いがあるなら時間をつくってみる。家づくりはこれに尽きると思います。
土地や物件の情報をまずはインターネット上でチェックしてみるのもよいですし、建築会社に直接足を運べば、インターネット上にない情報もキャッチアップすることができます。

 

実際、動き出してみたらいい会社や土地が見つかってトントン拍子に話が進むこともあるんです。不動産は出会いなので、動いてみないと始まらないですね。

 

どういうふうに動いたらいいのか分からない、何から始めていいのか分からないという方は、少しでも効率よく動くために、私たち住まいの窓口を利用いただくのもおすすめです。

各建築会社によって価格帯や得意分野は違いますので、みなさんの予算やご希望をお伺いして、それに合った会社をご紹介します。

 

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ぜひ気軽に利用してみてください。

 

※本記事は2022年6月に住まいの窓口noteに掲載された内容です。

 

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